おかえりなさいのいるところ

二〇一七年七月十六日日曜日

晴れ

ナカムラさんのところへ行く。譲ってもらったというレコードとスピーカーを見せてくださった。かくかくと四角くて、ひとり暮らしのアパートに置いたらそれだけでいっぱいだというおおきさ。達郎さんのレコードを聞く。（達郎さんのうたは、jungle swing、プラスティック・ラブが好き）

あれやこれやとお喋りをしていたら一時間もお邪魔していた。ここは、文房具店なのだけれどbarのようでもある。

話すとじぶんの持ち物がはっきりすることがある。くっきりとみえることがある。帽さんは家に着いてからもしばらくスケッチを眺めながらイメージを膨らませていた。

夜ごはんは、エシャロットのお漬けもの、ザーサイ、餃子（ぶたひき肉、しそ、ミニトマト、茗荷、玉ねぎ）、醤油ラーメン（玉ねぎ、餃子のたねののこり、焼豚）。

無水鍋のなかにいれたまま外に出していたらとうもろこしごはんがくさってしまっていた、夜。朝はおいしかったのにな。この時期は冷蔵庫にいれないとね、と帽さん。いまそれを話してもくさってしまったのよ、とわたし。この失敗を参考にしたらいいね、という帽さんの言葉ですーっとする。失敗しないようにしないように、としていたな。しているな、と。またやったらいい。くりかえすにトライ。