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不景気になると自殺者が増える

不景気になると自殺者が増えるっていうので調べてみました。どうやら経済・生活問題での自殺者数は1991年(バブル崩壊)から毎年増え続け、ピークの2003年には1990年の1,000人程度から約8倍の8,897人まで増えたようです。

家庭問題、勤務問題、男女問題、学校問題による自殺者数は調査を始めた1978年から景気に関係なくほとんど横ばい。しかし健康問題による自殺者数は1998年に急増します。同じ1998年に経済・生活問題による自殺者数も同じく比例して急増します。どうやら経済・生活問題による自殺と健康問題による自殺は多少ながらリンクするようです。経済問題からうつ病を発症して…ってことでしょうか?

またピークの2003年は自己破産件数も最多で242,357件。自己破産件数と経済・生活による自殺者数もリンクしてるようです。

自殺者数ピークの2003年全体の自殺者数が34,427人。うち経済・生活問題による自殺者数が8,897人。そして健康問題による自殺者数15,416人のうちの何割かが経済・生活問題由来だと考えると、不景気によって多いと年間10,000人以上が死亡する可能性があるといえます。

しかしどうやら当時とは金融の法律が違うようなのでそこまで自殺者が増えることはないとも思えますが、それだけ苦しくなるのは確かかも知れません。まあ素人見立てですが、あくまで可能性として。

都市封鎖なんて言葉まで出てきましたが、もう完全終息はほぼ無理である以上、このコロナ禍、どう収束させていくんでしょうかね?



ボク個人的にはこのコロナ禍は相当長引くと思うので、お店の経営としては今の状況が普通と考えて相応の仕組みを作ることが大事だと思いました。

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