マガジンのカバー画像

詩のようなもの

40
小説の合間に。
運営しているクリエイター

2023年1月の記事一覧

詩『縁』

感謝される謂れはない。 恐ろしい話だった。 赤子の頬に止まった蚊が血を吸っている。それは…

詩『店員』

「いらっしゃいませ」 声帯が震える。 ほんの少し前に何かが起きた。 それはこれから起きるこ…