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読書記録 - ROLAND 「俺か、俺以外か。 ローランドという生き方」

そっちもあるんかい。

成功者の哲学本

僕はあんまりタレント本ってやつはほとんど読まないんですが、Kindle Unlimitedに入ってたので試してみました。

一言で言うと、「ここまでやるからこそ成功者になれるんだ」みたいな考え方や哲学が詰まった本。

内容はストレートで、悪く言えばありきたりかな。
ローランドファンでなければ、心にガツンと響くような文章は期待しない方がいいかも。

僕はむしろこの本を「ローランド名言集」として楽しみました。結構数が多いので、いくつかピックアップしてお送りしましょう。

「俺はローランドだからね。コンビニには手を染めないよ」

コンビニは生活感の象徴だ。夢を魅せる仕事にそんなものはいらない。
No.1ホストとしてのプロ意識が垣間見える名言。

「この部屋が汚いの? それとも俺が綺麗すぎるから汚く見えるだけ?」

とにかく几帳面で綺麗好きなローランド。坂上忍みたい。
タレントってこういう人、結構多いですよね。

「俺以上にお前のこと幸せにできる男いる? 彼氏なんて作らなくていいから」

これは店のお客さんや彼女にではなく、彼氏ができたという妹に向かって発した言葉。
その後の妹の返しがこれ。

「お兄ちゃん、いっこ言っていい? そーゆーの、フツーにウザいんですけど」
心が砕ける音がした。

さすがのローランドも、妹には弱かった。

「これ全員、俺が雇ったエキストラ。 君と長く一緒にいたいからさ!」

デートからの帰り道。渋滞にはまったローランドが発した名言。
ただのユーモアではなく、「男たるもの、常に心に余裕を持て。イライラしてたら嫌われるぞ」という教えにつながるところがローランド。

「寝てません。まぶたの裏見てただけです」

ローランドも寝るときは寝る。たとえそれが大事な企画会議の場でも。
絶体絶命の危機を救ったユーモアは、ローランドならでは。

「貴方はそんな親からもらった大事な髪の毛、ほとんどなくしてるじゃありませんか?」

トレードマークの金髪をけなしてきた、髪の薄い親戚に送った一言。
喧嘩するよりユーモアだ。周りにウケれば相手も黙る。

ローランドって、こんな人

  • ストイックなまでの努力家で、

  • 綺麗好きで几帳面で、

  • 妹には弱くて、

  • 女の子といるときは常に上機嫌で、

  • ピンチになったら咄嗟のユーモアで切り抜けて、

  • つまらないことで喧嘩なんてしない

成功者って、こういう人なんだろうなと思える一冊でした。



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