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ハロプロ「冬に聞きたい曲」勝手にベスト3

predia沢口けいこさんが【沢口けいこのキニナルもういっちょ】で的確かつディープで共感性の高いランキングを発表していたので対抗したくなった。

しかし沢口さんの古参ヲタならではの深い知識量と熱量、現役アイドルとしての観察力と洞察力は随一だと思う。是非、アイドル三十六房ハロプロSPとか出て欲しい。ハロショトークイベントやるなら絶対に行くわ。

それくらい沢口さんのチョイスは素晴らしく、またハロプロ愛に溢れていた。という事で、僕も個人的に冬になったら聴きたくなるハロプロ楽曲を選んでみた。

1位 寒いね / スマイレージ

まだあやちょの声が幼い6スマ時代の名曲。明言されている訳じゃないけど、歌詞を読むとゴリゴリ不倫の事を歌っているようだが、なぜかスマイレージの面子が歌っていると全然そんな感じには思えない不思議。

歯を食いしばって行くしかない
こんなとこじゃ戻れない

ってどんな心理状態なんだろうか。

時が経ちアンジュルムとなって、大人になったメンバーが艶っぽく歌いこなすようになり、ここ最近は一層好きになった。個人的には2018年の電光石火ツアーで披露された時のものが絶品だと思う。

2位 白いTOKYO / ZYX

沢口けいこさんも選曲してたハロプロ屈指の名曲。この曲が披露された2003年から2004年にかけては、ハロヲタ界隈にも大きな転換期だったと思う。

それまではヲタ芸(所謂マワリスト)が主流だった所にオドリスト一派が勢いを持ち始めた。現場のラジカセから流れる曲に合わせて踊る輪がどんどん広がり、2chのコンサスレ住人たちも回る事から踊る事にシフトしていった。

特にハロプロキッズの楽しみ方は「振りを完コピする事によるメンバーとのシンクロ」をいかに完遂するかが目的になっていった。

まだYouTubeもない時代だったが、オドリスト住人の有志たちにより(テレビで放送された)MVで映っていないダンス部分の解析がされ、まだダンスバージョンMVとかも無く歌番組のテレビサイズだと省略されてしまう部分をライブに入った連中が覚え、終わった後に集まって振りの確認をしていた。良い大人が何をしていたんだろうと思うが、まるでハロメンになったかのようにシンクロして踊る楽しさは忘れられない思い出だ。

その切っ掛けの曲がZYXの「行くZYX! FLY HIGH」と「白いTOKYO」だったんじゃないだろうか。本当にみんな踊っていた。たぶん、今でも踊れる。

ちなみにハロプロのオドリストはシンクロが目的だから必然的に振りもミラー(鏡に映るように同じ方向に手を振ったりステップする)ではなくシンメトリー(同じ腕を振るからステージと見た目は逆の動き)だ。これはハロプロ独自の文化だと思う。

3位 低温火傷 / つばきファクトリー

作詞家・児玉雨子のワードセンスの素晴らしさ、パワーワードの代表作として何度も僕が出しているのが「低温火傷」のラストに来る

恋に低温火傷してる胸中
逸してる熱視線 何ジュール?

このくだりだ。

本当に天才的なリリックとライムとパンチラインである。もはや上質なHIPHOPの歌詞のように心地よい韻の踏み方。たまらない。

そしてここに大橋莉子による少し懐かしいメロディが合わさり最高の冬曲となっている。近年のハロプロ楽曲でもかなり大好きランキング上位の曲だ。

以上がベスト3かな。

次点 辛夷の花 / こぶしファクトリー

惜しくも圏外になっちゃったけど、こぶしの「辛夷の花」も冬の時期になると聴きたくなる。この曲も発表当時の衝撃は強かった。まあアップフロント得意のフォーク路線ではあるのだが、まんまと良い曲だと唸ってしまった。

こぶしメンの歌唱力あっての曲。

次点 王子様と雪の夜 / タンポポ

ただただ可愛い。

この曲の矢口はビジュアルも歌唱力も完璧だと思うのだ。この頃ちょっと矢口好きだった。

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