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独断と偏見で選ぶ「2021年のハロプロ注目メンバー解析」

あけましておめでとうございます。と言えるのかどうか、まだまだ先行き不安定な世の中ですが、ハロプロは変わらず続いています。

最近、こちらの記事がnote公式の「#音楽 記事まとめ 」にピックアップされて話題にしてもらいました。

佳林ちゃん卒業後の新エースは誰だろう?という記事だったのだけど、去年の4月から各グループが様々アップデートされた状況で、もう少しライトに2021年の注目株なハロプロメンバーをピックアップしてみる。

これから新規でハロプロを追う人や宮本佳林ちゃん、船木結ちゃん卒業後のヲタ進路に迷う人への手助けにもなればと思うのでガイドブック的にご覧下さい。

■上國料萌衣(アンジュルム)

昨年に引き続き、かみこが事務所からも推されています。そして、いよいよ世間に見つかりだしてきた。

テレ朝『あざとくて何が悪いの?』にVTRでカラオケ歌う「あざと女子」として登場し、大反響。すぐに二度目の出演を果たし、年が明けても1月9日の新年1回目の放送に再登場が決まっている。

こういう外部仕事で結果を出せる人材が近年なかなか居なかったけど、かみこがハロプロに新風を吹かせそう。モデル仕事も順調で、2021年もアンジュルムのエースに大注目だ。

■伊勢鈴蘭(アンジュルム)

今年のダークホースは彼女かもしれない。2020年のハロプロ楽曲大賞で新設されたYouTube部門において、名だたる動画を押しのけて圧倒的な得票数によって1位を獲得したのが、伊勢鈴蘭のナイトルーティン動画だった。

見事である。

前述したようにアンジュルムには対外的に知名度がアップしてきた上國料萌衣がいる。だが、ハロプロ内で今年、下克上を起こすのは「#れらぴ系女子」伊勢鈴蘭に思えてきている。

これは楽曲大賞での評価だけではない。最近の彼女はパフォーマンス面でも船木結が卒業したポジションを完全に埋めにかかってきているのだ。ライブ中でも目立つパートを任され、時にセンターに収まることが多くなってきた。目に見えて貢献度がグングン上がってきている。

ボーカルレコーディングでも、完全に臆することがなくなった。2021年のアンジュルムは、かみこれいらの2TOP体制へと移行するかもしれない。

■牧野真莉愛(モーニング娘。'21)

真莉愛といえばグラビアだ。

抜群のプロポーションと美しい顔を武器に単騎グラビア業界に挑んでいる彼女は、昨年も多数の媒体で表紙を飾った。そして同時にファッションモデルとしても起用され、男性だけじゃなく女性からも徐々に支持を得るようになってきた。

が、彼女はそれだけじゃない。

イカレたレベルで野球が好きという一面も持ち合わせている。それも国内だけじゃなくメジャーリーグにも精通しており、野球番組に呼ばれるたび、その知識量に驚かれている。

ハロプロの子で、こういう完全アウェイの場所で結果が出せる子は最近なかなかいないのだが、彼女は年々その筋でも知名度が広がっている。多角的に、またオジサン世代への波及効果が抜群なコンテンツキャラとして、モーニング娘。を更なる高みへ導く存在だと思うのだ。

なにより真莉愛がセンターに立つと説得力が違うしね。

■北川莉央(モーニング娘。'21)

15期メンバーとしてオーディションから合格してきた彼女は、最初ダンスが全く出来なかった。曰く「その場ジャンプすら出来ない」とダンスを教える石田亜佑美が頭を抱えたほどの人物だった。

それがどうでしょう。

いつの間にかライブでもパフォーマンスで魅せるアイドルへと進化を遂げていた。昨年のコロナ禍で開催された「ソロフェス」「カバーハロコン」においてもMVP級のパフォーマンスで全ハロヲタを唸らせ、最新曲のMVではソロパートがそれほどあるわけでもないのに、要所要所で目を惹く存在になった。

僕も思わずnoteで記事を書いてしまうくらいだった。彼女はまだ加入して1年が経ったくらいの新人だ。しかし、加入してからの年数なんて関係ないのがハロプロである。

パフォーマンスで目立ったもん勝ち。納得させたもん勝ちなのだ。

2021年の北川莉央は、おそらく飛躍の年になるだろう。そしてそれを大人しく指をくわえて見ているだけのメンバーなど一人もいないのがモーニング娘。だ。

久しぶりに下からの突き上げに戦々恐々とし、バチバチになるモーニング娘。が見れると思うとワクワクが止まらない。

■井上玲音(Juice=Juice)

こぶしファクトリー解散後、Juice=Juiceへと電撃移籍をした彼女は、宮本佳林卒業前から事務所に猛プッシュされて様々な動画をアップしてきた。

特にこの「井上玲音がJuice=Juiceの歌を・・・」シリーズは、彼女が既存のメンバーとJuiceの曲をデュエットしていくという企画で、彼女の歌の面でのパフォーマンスを本格加入前から見せつけて「宮本佳林卒業後のエースは井上玲音である」と事務所が太鼓判を押しているようにすら感じた。

そして、実際に彼女は圧巻の存在感を宮本佳林卒業コンサートでも見せた。

この高木紗友希との『CHOICE&CHANCE』でも披露している間奏のボイスパーカッションを武道館でもブチかまし、Juiceファミリーだけじゃなく見守っていた全ハロヲタにとんでもない数の鳥肌を立たせ、一説によると何人かは鳥になって北の空へと飛び立ったという噂すらある。

すごかった。

だが、彼女の前には段原瑠々が立ちはだかる。段原瑠々も黙ってエースの座を明け渡すとは思えない。Juice=Juiceもまた、し烈なエース争いが始まったのだ。

■山﨑夢羽(BEYOOOOONDS)

BEYOOOOONDSのエースが今年、映画デビューをする。

しかも劒樹人さんのコミックエッセイ『あの頃。』の松浦亜弥役である。研修生時代から「あややの再来」と言われ、実際に顔立ちも似ていることで有名だったが、まさか映画で松浦亜弥を演じることになるとは夢にも思わなかった。

まだ、そのビジュアルは公開されていないし、おそらくは映画を観てのお楽しみな気もしている。しかし、それくらい勿体ぶって良いと思う。試写で観た人たちも軒並み大絶賛している山﨑夢羽の松浦亜弥を拝むのが楽しみで仕方ない。はやく観たい。そして泣きたい。

山﨑夢羽が翼を広げて大きな夢へと羽ばたいていく未来が見える。

■小林萌花(BEYOOOOONDS)

他のメンバーとは少しベクトルの違う立ち位置でグイグイと頭角を現しているのが“ほのぴ”こと小林萌花だ。

現役音大生という特殊な肩書を持つアイドルとして、彼女もまた様々な媒体に引っ張りだこである。しかも、とても教養の必要な「クラシック音楽」の分野で理論と実技の両面からプロとも対等に渡り合える存在というのは稀有である。

どちらかと言えば体育会系のノリが多いハロプロにあって文系メンバーは、それだけで目立つし草食系ハロヲタ男子にも受けが良い。小学生の頃、クラスの合唱コンクールでピアノを弾く女子に恋してしまう感覚を大人になって疑似体験している人間は僕だけじゃないはずだ。

2021年も“ほのピアノ”はハロプロの様々な場面で見られるだろう。ヲタクはクラシックの知識も身につけなきゃいけないから忙しい話だ。

■米村姫良々(ハロプロ研修生)

米村姫良々のデビューを待ち望んでいるハロヲタは沢山いる。いや、もしかしたら事務所だって、こんなコロナが蔓延しなきゃ現在活動している「ハロプロ研修生ユニット」をそのままデビューさせる算段だったのかもしれない。

誰もが彼女のデビューを待ち望んでいる。宮本佳林、浜浦彩乃、加賀楓、段原瑠々、一岡伶奈など長く下積み時代を過ごしてきたメンバーは多くいる。その系譜に乗ってしまい苦労している米村姫良々だが、そのポテンシャルとアイドル性は誰もが太鼓判を押すことだろう。

今年こそ、みんなに祝福されながらデビューする姿が見たいと願う。そして、彼女がデビューした瞬間にハロプロの歴史がまた1ページ追加されることになるだろう。

■川名凜(アンジュルム)

最後にダークホースを紹介したい。

アンジュルム新メンバーの川名凜である。

アンジュルム新メンバーオーディションで加入してきた彼女だが、本格的に活動をはじめた頃からTwitter上でもアンジュルムヲタがジワジワとザワザワ騒ぎだしてきた。

なんというか「変な子」である。

竹内朱莉リーダーも「久しぶりに強めのパンチある子がきた」と言うほど、変な子だ。まずブログがおかしい。

とにかく毎回、独特の世界観を醸し出している。これにはアンジュルム3期メンバー相川茉穂を思い出すヲタクも多数だ。ぽわぽわしていて、捉えどころがなく、そして天然。そう、ヲタクの大好物である。

まだまだまだまだ、パフォーマンス的にはこれからの子だけど、すでにキャラクターだけなら他に引けを取らないくらいアンジュルム界隈では川名凜にハマる人々が続出している。

2021年、上國料萌衣と伊勢鈴蘭が覇権争いをしている脇からヒョイと川名凜が顔を出す瞬間が訪れるかもしれない。そして、そんな瞬間をヲタクは今か今かと待ち望んで見守っている。

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