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『行かなくちゃ』アンジュルム竹内朱莉卒業に寄せて

横浜アリーナに向かっています。

今日はアンジュルム二代目リーダー竹内朱莉さんの卒業の日。全然まだ実感がない。たぶん、はじまる1秒前まで実感なくて、はじまった瞬間に泣いてるんだと思う。

僕が竹内朱莉さん単推しになったのは前リーダー和田彩花さん卒業後だが、和田彩花さん在籍中から竹内朱莉さんのことも推していた。なんならまだ6スマの頃に最初に気になりだしたのは竹内朱莉さんだった。

有名なひなフェスでのスマイレージ初武道館サプライズ発表の時、いまの竹内朱莉さんの代名詞にもなってる“高校球児のような号泣”をはじめて観て、普段ケラケラ笑ってる何にも動じない小坊主のようだった竹内朱莉さんが、直後の『プリーズ ミニスカ ポストウーマン』で号泣して歌えないという姿を観て、ああ、この不器用で真っ直ぐな子を応援したいと思えた。

歌えない竹内朱莉さんに、まろ(福田花音)が「たけちゃん頑張れ!」と言いながらたけパートを歌う姿。当時のたけパートだった「物語は続く」を泣きながらもしっかり歌いきった竹内朱莉さんの愛らしさ。全てが素敵で、ものすごくキラキラした想い出になっていて、僕がスマイレージヲタになった瞬間もこの時だった。

いまアンジュルムで『PMPW』を歌うとき「物語は続く」は松本わかなちゃんに受け継がれている。あの時、最年少だった竹内朱莉さんから現体制最年少の松本わかなちゃんに受け継がれている意味を考えると、聴きながらどうしようもなく泣けてくる。スマイレージとアンジュルムにはそんな瞬間がたくさんある。

アンジュルムBIG LOVEツアーのセトリは竹内朱莉さんが今のメンバーたちに6スマ時代を受け継いでほしくて当時の曲を多く入れてもらったと聞いた。本人は事あるごとに「ドン底だった」と言う6スマ時代なのに、一番大切にしているし一番楽しかったとも言っている。辛かった時代も笑って懐かしめるほど、竹内朱莉さんの今が充実した人生になっていることが本当に素敵で、本当に感謝しかなくて、本当に本当に続けてくれてありがとうという気持ちでいっぱいになる。

和田彩花さんが卒業してからの1年で一気にメンバーが卒業していった時も(メンバー含めて誰もが思っていることだけど)竹内朱莉さんがリーダーじゃなかったら耐えられなかったでしょう。裏ではギリギリだったと先日カミングアウトしていたけど、そんな素振りは一切見せずに先頭に立って巫山戯て騒いで「アンジュルムって楽しい!」とメンバーにも僕らにも見せてくれていたから、僕らも「たけがリーダーだから大丈夫でしょ」と根拠のない自信を持って難局を乗り越えることができた。

今のアンジュルムの「当たり前」を作ってくれたのは竹内朱莉さんの存在に他ならない。竹内朱莉さんが笑っているからアンジュルムは笑っていられるし、竹内朱莉さんが「大丈夫!」って言ってくれるから僕らヲタクも安心して見守れた。

本当に感謝しかない。

そして、そんな竹内朱莉さんを横浜アリーナという最高の舞台で、超満員の大声援をもって送り出せることができる。こんな完璧なラストを迎えられて、竹内朱莉さんのアイドル人生が最高だったと誰もが胸を張って言えることが本当に嬉しい。

ありがとう竹内朱莉さん。今日はありったけの感謝をこめて最高で最強のアンジュルムを横浜アリーナで目に焼き付けます。竹内朱莉さんが創り上げた最高傑作を100%楽しみます。

ちょうど新横浜に着きました。改札を出たらたくさんのアンジュルムヲタが目に入ってきました。みんながそれぞれの想いを胸に横浜アリーナに向かっています。

僕も、行かなくちゃ。



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