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雑記という名のnote

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#いま私にできること

散歩もの

最近、暑くなってきているのだけど、そんな気温に反して昼間とか夕方に散歩するようになった。理由は家にいて落ち着かなくなってしまうから、よくない感情が抑え込めないから、ということなんだけど、とにかくそういう時は無理やり着替えて外に出る。 『孤独のグルメ』の久住昌之・谷口ジローコンビの『散歩もの』というマンガがある。近頃の僕の散歩のバイブルだ。仕事帰りに見知らぬ土地をぶらぶら散歩して道に迷ったりすることを楽しんでいる主人公の話である。 僕は最初、散歩コースが決まっていた。ほぼ一

はたして「不自由を常と思えば不足なし」と達観できるだろうか。

緊急事態宣言が解除された。だが、僕的には何も状況は変わらない。会社は、どうなるのかまだ分からない。このまま在宅勤務をしたいと要望は出している(主治医の診断書を添えて)が、はたしてどういう判断になるか。 世間やネット、テレビのニュースでも僕らみたいな基礎疾患を持って生活している人間の存在を忘れているんじゃないかと軽い被害妄想すらある。全然、話題に上がらないんだよなぁ。僕ら、どう生活していったら良いんだろね。 もちろん「自粛明けたから出歩くぞー!」なんて手放しで喜べない。どう

「夜歩くプラネタリウム人間」な日々。

毎日、散歩に行く時かゴミを出す時しか外出をしていない。買い物はお願いしている(感謝)ので、店にも入らない。ネット通販も使っているので、基本的には不自由はない。本屋に行って新刊を眺められないのが寂しいくらい。 ただ、昼間の散歩も最近は精神衛生に良くない感じ。 なんでこの期に及んで家族で歩いているんだろう。なんで連れ立ってスーパーに行くんだろう。とうとう東京都はスーパーの入店規制を検討しだした。そらそうだ。ぞろぞろと複数人で入っていくのが絶えないんだから。 そんなことを歩き

ドラマ『ふたりモノローグ』でソーシャル・ディスタンシングを学ぶ。

コロナ禍において、啓蒙的な映画として『コンテイジョン』が話題になった。9年前の映画だが、未知のウィルスによる世界的なパンデミックによるパニックを描いており、その内容が現実の状況と酷似しているという。 確かに「ソーシャル・ディスタンス」とか今や毎日のように聞く単語も沢山出てくるし、感染経路のリアルさやギリギリな対応策の取り方も現実と同じだ。だが、もはや以前よりも「そらそうだ。そんな対応じゃダメだわ」という冷めた気持ちにしかならなかった。 数あるゾンビ映画や『ウォーキング・デ

「ありがとう」を届けたい。

昨日、散歩に出かけたとき不思議な光景に出くわした。 とある路地に差し掛かると数人の人だかり。みなマスクをしてマンションの入り口を見ている。気になって見てみるとひとりの警官が防護服を着た人と話していた。 職質というより一緒に準備をしている雰囲気。そしてマンションからは人が不安そうに出入りしていた。すぐそばに病院があるマンション。 平時だったら野次馬根性で覗きにいくのだが、この状況で立ち止まっているのも怖いから、ものすごく気になったけど足早に立ち去った。 その後、病院の名