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ハロプロnote

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ハロプロ関係の考察やライブの感想だったりを書いてます。
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2021年11月の記事一覧

横浜アリーナの中心で「ここだよ朋子!」と叫ぶ

金澤朋子は、思えば数奇な運命の人だった。本人も卒業の挨拶の中で「公務員を目指して勉強していた高校生が、℃-uteのサイン入りポスター目当てにアップフロント主催のカラオケコンテストに出てみたら、いつの間にかハロプロからデビューしてた」と回顧していたが、本当にそのまま長ったらしいタイトルのラノベにでもなりそう(略して“こうして”とか言われそう)な人生を歩んできた。 そして運命に翻弄されるまま、病気を理由に卒業を選択しなければいけなくなった。だが、まだここがゴールではない。 本

【アンジュルム笠原桃奈卒業コンサート】桃奈のBIG LOVEで『地球は今日も愛を育む』

人は理想郷を追い求める。ユートピアを夢想する。だけど、そんな夢のような話はありえない。しかし桃源郷は存在した。九段下に桃源郷はあったのだ。 桃色に輝く桃源郷。笠原桃奈の卒業コンサートは鬱屈とした現状をほんの一瞬、忘れさせてくれる仙境のような空間だった。 んじゃないだろうか。 というのも、超絶糞席ながらチケットもFC枠で取れていたのに、前日から熱があるとかじゃないが体調が悪く、無理して行って何かあったらイヤだなと自宅からテレビ越しに観ていたので、現場の空気は全然わからない

【アンジュルム 上國料萌衣&笠原桃奈バースデーイベント2021】練馬で僕は『夢』を見た

自分が最後に行ったハロプロのライブ、イベントは何時になるんだろうとnoteを遡ったら2020年1月2日の正月ハロコンが最後だった。ほぼほぼ2年近く現場から離れていたことになる。 遠い昔のようだ。まだ、こぶしも解散してない。 この間も色々なことが起きた。この2年間、ハロプロは激動の中にあった。僕はそれをネット越しにしか見ることができず、それはもう、文字通り蚊帳の外のような状態だった。 しかし、アンジュルムから笠原桃奈が卒業というニュースは、そんな僕を現場へと舞い戻らせた。