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マンガ好きがKindle Unlimitedを試してみた(黎明編)

普段、DTM、音楽関係の記事を不定期(気まぐれ)にアップしていますが、今回はマンガについてです。

いつの間にかお試し期間が過ぎてました

よくある話ですが。
「無料お試し一ヶ月か。ポチってみるか」からの解約忘れで、現在課金一月目です。
そう、一ヶ月980円で本、マンガ、雑誌等が読み放題の、Kindle Unlimitedの話です。

自分には関係ないと思っていたけれど

実際にKindle Unlimitedを使ってみる前の印象は、「一ヶ月に読める本の量なんてたかが知れてるし、最新のベストセラーはまず読めないだろうしなあ。マンガは更に(略)」というものでした。自分がKindle Unlimitedにお金を払うことはないだろう、そう思ってました。

が、「大奥」や「その着せ替え人形は恋をする」が読める(2022年3月現在)と知り、無料お試しに加入することにしました。

ある意味出費がUnlimited

「大奥」も「その着せ替え人形〜」もどちらも面白い。
第1巻を読んだらすぐに次が読みたくなる。
このまま最新刊(最終巻)まで一気に突き進もうとしたらば。

「大奥」は第4巻で、「その着せ替え人形〜」は第2巻で、「この先は有料版を買いましょう」の壁が立ちはだかりました。
(作品にお金を払うのは当然のことなので、壁と呼ぶのは失礼ではありますが)

でもですね。
ここで心が少しモヤります。

→サブスクに約千円払い
→名作の最初の数巻で需要をずるんずるんと煽られ
→結局、サブスク代とは別に単行本を有料で購入してしまう

これはなかなかの蟻地獄ではないでしょうか。
いや、面白いからいいんですけどね。

それでも意義はあると思う

そんなKindle Unlimited

マンガに関して言えば、「出会いの場」としての機能はあると思います。

「大奥」は名作、傑作と聞きながらも手を出しそびれ今に至りました。
「その着せ替え人形〜」はアニメでその存在を知りましたが、自分からマンガ単行本を買ったかというと、それは怪しい。

ですが。

「大奥」は想像以上に話がぶっ飛び、かつ骨太でしたし。
「その着せ替え人形〜」はマンガ表現の醍醐味が詰まった名作です。

その他にも、Kindle Unlimitedにて色々読みました。

タイトルは聞いたことあったけど、というものや、そもそも作品自体知らなかったというものまで、色んな作品に出会えます。

まだまだ発展途上

Kindle Unlimitedのマンガ部門に関して言うと、まだまだ発展途上です。

・「読み放題」作品のほとんどが「○巻からは有料」システム

・参加出版社や作品数が少ない

…という理由から、たぶん次はサブスクを更新しないと思います。

でも、この先は分からない

思い出してみてください。

SONYはかつて、Music Unlimitedというサブスク音楽配信サービスを行っていました。
HPによると、サービス開始が2012年、終了が2015年。

配信曲が限られていたり(特にJ-POPは壊滅的だったような)、アプリの動きが重かったりなど、決して使い勝手が良かった印象はありません。
なので、利用も伸びなかったのでしょう。

しかし、サブスク音楽配信に手をつけること自体、先見の明があったことはその後の歴史が証明してくれています。

電子書籍も日本での普及には懐疑的な声が多かったように思いますが、

マンガが牽引して、立派に成長しています。

そのマンガも、電子書籍黎明期はラインナップが貧弱でした。
でもいまや、電子書籍でリリースされていない作品はあるの?、というくらいに充実しています。

なので、Kindle Unlimitedも一ヶ月試した程度で、「これはダメ」と結論づけられないだろうな、とは思います。

これからどんどん参加出版社や作品数が増えることを期待しつつ、本稿を締めたいと思います。

お読みいただきありがとうございました。

追:ガチおすすめ

既刊13巻(2022/8/9時点)。
僕は全巻有料で購入しましたが、Kindle Unlimitedなら全部無料で読めます。
この作品が「知る人ぞ知る」のポジションにとどまってるのは巨大な陰謀による策略だと(以下略)

Kindle Unlimitedご加入で未読の方は、ぜひポチってみてください。
これを読むために無料お試ししても、損はないと思います。
ぜひ!

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