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DTM専用端末をテレショップで売る妄想(前編)

副題:DTMer 100万人化計画

前口上

今回のお題は、いかにDTMerを増やすか、という話ですが、自分は音楽業界の人間でもなんでもありませんし、飽きっぽい奴なので、頭の中の小人が「やーめた」といつ言い出すのか、ハラハラしながら日々DAWをポチポチやってます。

だからこそ。
職場の同僚とか身近な友人でDTMをやってる人がいれば楽しいだろうし、モチベーション維持にもつながると思うんですが、残念ながら現状、周りにDTMerはいません。
そして、そもそも「えーと、DTMというのはですね」から話を始めなきゃいけない状況です。

そこで、どうやったらDTMerを増やせるのか、という妄想を書き綴っていきたいと思います。

DTM人口と他の趣味

話の前提として、DTMをやる人はどれくらいいるのか確認したいわけですが、ネットでチャチャッとググった範囲では、以下のような数字が出てきました。

 10万人 YAMAHA調べ
 15万人 サウンド&レコーディング・マガジン

ただし、上記の数字がいつごろ調べられたものかは、はっきり分かりませんでした(いずれも少し前のようです)。

じゃあ、この数が多いのか少ないのか、他と比べてみないとわからないので、とりえずレジャー白書を見てみたらば。

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こんな感じ。
なんかぼんやりした項目が多いですし、参加人口の定義は「1年間に一回以上参加(体験した)人」というかなり甘い基準です。
映画館に一回でも行けば、「余暇時間を映画で楽しんでる人」になるという仕組みです。

正直、これでは参考になりません。

そこで、いくつかのホビー(趣味)をピックアップして比べてみることにします(それぞれの数字の算出方法が違うので、あくまで参考にしてください)。

ジョギング 964万人(年1回以上する人:笹川スポーツ財団調べ 2018年)
      550万人(週1回以上だとこのくらい)
将棋    700万人(年1回以上する人:レジャー白書 2018年)
イラスト  pixivの会員数=4,000万人(2019年)

…とまあこんな感じ。

イラストについては、さすがにpixivの会員数だけで語るのは無理があると思いますが、(会員数4,000万人という数字から想像すると)数ヶ月に一回程度でもイラストを仕上げてネット等にアップしている人は、2,000万人を超える気がします(もっと?)。 

楽器演奏と比べてみる

では、DTMの双子の兄弟とも言える楽器演奏についてはどうでしょう。
ググってみたらば、早速素晴らしい記事に巡り会えました。

マツナミヒロキさんによる上記の記事を参照にすると、2016年で1,240万人(社会生活基本調査)だそうです。
調査を行った総務省の定義では「1年に1回以上」なので、レジャー白書同様、甘めの数字ではあるものの。

DTMの惨敗です。
我々はこの事実をありのままに受け止め(略)

まあ、ここ数年で、スマホやタブレットで楽しむモバイルDTMが急速に普及した感はあるので、先に挙げた10万人や15万人よりもDTM人口は多いかもしれませんが、それでも楽器演奏に比べたらマイナーなことは認めざるを得ません(DTMerの中には楽器をやってる人も多いと思うので、「勝ち負け」の話じゃないんでしょうが)。

いかに同好の士を増やすか

さあ、いよいよ本題です。
いかにして、同好の士、DTMerを増やすか、という話ですが。

疲れました。
後編に続きます。

予告編的にキーワードを書くならば。

 ・団塊の世代
 ・DTM特化型端末
 ・あえてのアナログスイッチやツマミ

そしてテレビショッピング、だと思うのです。

読んで頂いて本当にありがとうございました。
後編でお会いしましょう、さいならさいなら。


10/18 追:後編できました。読んでもらえると嬉しいです


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