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メニエール悪化とDTM(副題:体調変化が創作に及ぼすもの)

約5年前からDTM(パソコンを使った作曲)にハマった筆者が、メニエール病を発症してからの激闘の日々(?)をつづる不定期シリーズ。

病状経過をざっくり

第一期:軽度のメニエールが発症

以前、こういう記事を上げました

超要約すると、「メニエール病になりました。大変だが、まだやれるぜ」といったもの。
上記記事のラストはこんな感じで締めました↓


↑スクショをコピペ

第二期:症状悪化


その後ですが。
何のことはない、メニエールが悪化して天井グールグルのげーろげろ。
車も運転できなくなり、仕事をひと月休みました。
それが約10か月まえのこと。

メニエール病は、発症にしろ悪化にしろ、原因がはっきりとしません。
特別大きなストレスや環境の変化があったわけでもなく、普通に過ごしていたある日にやってきました。

悪化後は聴力低下もすさまじく、耳鳴りもぶわんぶわんのキーンキーン。
DTMどころか音楽聴くのもつらかったです。

結局、DTMは4か月ほど休みました。

DTM復帰

その後、めまい症状は少しずつ治まり、「そろそろいいかな」とうずうずし始めました。

そこで、まずは心のふるさと「深夜の2時間DTM」(以下、2HDTM)にて投稿を再開しました。

DTMとの付き合い方の変化

メニエールが悪化して以降、DTMとの付き合い方にも変化がありました。
自分で決めたこと、自然と変化したこと、織り交ぜて書きます。

1.2HDTMの投稿は基本週末

ドはまりしてた頃は、全開催日に参加していました。
翌日仕事でもお構いなしです。

一方、メニエール悪化後は、土日のみ参加することに決めました。
また、リアルタイム参加はどうしても寝るのが遅くなってしまうので、お題が出た次の日以降に取り掛かることにしました。
(追:…と書きながら、最近はぼちぼちリアタイ参加もしていますが)

2.2HTDMの投稿曲に変化が

以前はボカロやAIシンガーを使った歌モノを多く投稿していました。

DTMをやっている方なら分かると思いますが、歌モノを(ショートバージョンにせよ)2時間で作るというのはかなりの集中力とカロリーを使います。

2時間をオーバーして「ごめんなさい」とつぶやきつつ投稿することも度々でしたし、トラックもボーカル以外はループ音源ということもありました(これ自体、悪いこととは思っていませんが、曲作りの楽しみ方という意味では少し幅が狭くなってしまうかもしれません)

一方、メニエール悪化してからの復帰後ですが、明らかにインストが増えました。
ボーカルを入れることもありますが、それはワンフレーズ、ちょっとしたスパイスです。

理由は明確で、それは心身の負担が減るから。

インストでも2時間で一曲作るのは簡単ではありません。
でも、歌モノを作るのに比べたら、時間と心の余裕が違います。

加えて、歌モノ中心に作っていた頃にはlogicのDrummer任せだったリズムを自分で打ち込むようになったり、2時間内でシンセの音作りをしたり、など以前では考えられなかったような幅が出てきました。

作ったからには褒められたい、というのは今も以前も同じですが、より曲作りを楽しめるようになったように思います。

3.2HDTMは投稿専科に

2HDTMは他の方の曲を聴いて回る、いわゆる巡回込みで楽しむ企画と思います。
また、自分に「いいね」をつけてくれた方の曲を聴くのもマナーだと思います。

ただし、イラストを見るのと違って曲を聴くのにはかなりの時間がかかりますし、「巡回せねば」というのが半ば義務感になって重荷になっていた時期もあります。

なので、申し訳ないと思いつつ、復帰後は現在「投稿専科」で行かせてもらっています。

4.意外にも聴いてもらえる機会が増えた

ここが一番不思議なところなんですが、入れ込んでいた時期よりも、いいね数、再生回数ともに増えました。

2HDTMの人気者の方々に比べればまだまだですが、以前の自分と比べたら、驚くくらい反応がいいです。

単純に2HDTMの参加者が増えたことが要因とも言えますし、「いいね」が全ての基準ではないけど、これは素直に嬉しい。

まとめ

自分は音楽でご飯を食べているわけではないので、DTMできなくなったから路頭に迷うわけではありません。
でも、趣味と片付けてしまうにはもったいないほど、時間、情熱、労力、お金を注ぎ込んできました。

だから。
せっかくなので、もう少し続けたいDTM。

ゆるく、かつ熱く、これからも付き合っていきたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。









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