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ターミナルで2回泣いた日

昨日はスピルバーグの「ジョーズ」を見たけど、
今日はスピルバーグの「ターミナル」を見たよ!

こういう話だよ

ニューヨークに行きたくて、JFK国際空港まで来た主人公。ニューヨークはもうすぐそこだ。
しかし母国クラコウジアでクーデター(革命)が起こり、パスポートを没収されてしまう。
母国にも帰れずアメリカにも行けない彼は、国が再建しパスポートが復活するまで空港に閉じ込められ、7番ターミナルで暮らすことになった。

良かったところ

主人公ビクターが少し不器用だけど、真面目でピュアな良い奴。友達になりたい。ロシア語しかわからないからニューヨークの旅行ガイドのEn, Ruを読み比べて少しずつ英語を勉強して、空港の中でお金を稼ぐ方法を探したりする。

空港の局長がアメリカに出してくれると思いきや、責任を負いたくないからと言って自身の管轄外に追い出しそうしているだけだった。嫌なやつ。
逆に空港から出ようとしないビクターの反抗に心が熱くなった。
「母国が怖いと言え。そうすればアメリカに行くビザを出してやる」
「母国が怖い?そんなわけがない。僕の故郷だ。」
そう言って、空港暮らしを続けることを選んだ。
ビクターはお金や私欲のためじゃなく、人のために動く男だと思った。

空港暮らしにも慣れてきた頃、ビクターと同じロシア人が騒ぎを起こしていた。機内に錠剤を持ち込みたいと言っているが、そのための許可証を持っていないのだ。錠剤を取り上げられると激昂してナイフを突きつけ、警備員たちを威嚇した。
彼もまたロシア語しか分からないので、警備員の英語が分からず混乱しているのだ。

そこにビクターが通訳として入り、誤解を解いて彼を救った。
このことを清掃員のおじぃが空港じゅうの従業員に触れ回り、
ビクターは一躍有名人となった。
翌朝、ビクターが空港のラウンジを歩くと、通り過ぎるみんながビクターに羨望の眼差しを向ける。一夜でスーパーヒーローになったのだ。
ここで泣いた。大泣きした。
「よかったね〜(泣)」と言ってしまった。

終盤、空港で出会った女性からニューヨークへの一日ビザを手に入れた
ビクターだが、局長に空港内の友達を人質に取られ、母国に帰れと言われてしまう。しかし清掃員のおじぃが突如滑走路へ乱入!!
母国クラコウジア行きの飛行機を遅延させ、
「ワシも母国へ帰るよ!気にせず行って来い!」と叫んだ。

背中を押されたビクターは、ニューヨークに行くことを決意。
このことが空港じゅうに伝わり、入国ゲートへ降りるエスカレーターが
大混雑。ビクターを尊敬する者たちが、次々にプレゼントを渡す。
ここで泣きました。
黙って、笑顔で泣いていました。

結局警備員たちもグルになって、一日だけビクターを不法入国させた。
ビクターは父との約束だったジャズミュージシャンにサインを貰い、
「家へ帰るんだ」と言った。

クソデカ感想

いや〜〜〜〜良かったね〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!
LOVE&PEACE!
人間、つらい時は助け合うことできるッスよ。信じる心があれば。
ウッドストックの時みたいにね!(食べ物をいっぱい渡すところとか)
皆友達になりましょう。

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