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人と暮らすこと

 人と暮らすことは、嬉しいことも大変なことも、それぞれいくつかある。
 今回は、人と暮らすことで個人的に「大変だな」と感じたことを3つ紹介する。


①休日を自由に過ごすとができない

 このことは人と暮らしているすべての人が一度は思ったことがあるのではないだろうか。詳しく書くまでもない。ただし、これは人と暮らすことで「嬉しいこと」と競合する面なので、一概に大変なだけではないのかもしれない。


②勝手に物を捨てることができない

 人と暮らすと、自分のもの以外の物が家に存在することになる。このことによって、家にある一部の物について自分が勝手に要不要を判断して捨てることができなくなる。
 私は定期的に物の仕分けをし、不要物の処分を行なっているが、中には不要物をいつまでも家に置いておく性質の人もいる。このことで、不要物にも関わらず勝手に捨てることのできない物が家のスペースを占拠することとなる。税金を徴収しておきたいものだ。


③好きなように献立を考えることができない

 食事に対する価値観は人それぞれである。
私が思う食事で大事にすべきことは「安さ」「手軽さ」の二つだ。さらに、私は毎日同じ物を食べていても全く気にならない。
 例えば、週末に大量に米を炊いて冷凍おにぎりを作り、朝おにぎり+プロテイン、昼おにぎり、夜おにぎり+納豆+具沢山味噌汁を毎日繰り返すという献立は理想的だ。具沢山味噌汁は若干手間がかかりそうだが、スーパーで見つけた「メガ盛り国産野菜ミックス」を冷凍しておき、味噌と顆粒だしと共にホットクックに入れてしまえば問題ない。これを飲むことによる日々の幸福度の上がり幅を考えればそこまで大きな手間ではないと考えられる。
 しかし、中には毎日同じ食事は耐えられない人もいるのだ。昨日作ったカレーの余りがあれば、カレーのまま食べるのが一番楽なのにも関わらず、人と暮らすとカレーうどんを作ることになる。



【まとめ】

 今回は人と暮らすことの大変さを大きく3つに分けて紹介した。
 しかし、人と暮らすことには「嬉しいこと」も存在する。大好きな人と暮らせば、毎日大好きな人と一緒にいられるのだ。わざわざ予定を合わせて会おうとしなくても、家に帰れば大好きな人がいる。これ以上にコスパの良い幸福があるだろうか。
 休日は家に引きこもりたい、不要物は定期的に処分したい、脳死で毎日同じ食事を摂りたい、でも一人でいるのは寂しい。そんな我儘な人間と暮らすことが一番大変だろうと思うので、私と共に暮らす家族にただただ感謝するばかりである。

 nutsより。

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