失敗コレクターになっていませんか?
いつもインスタで前置きを書いています。
これは100点以外を取ることが怖く、失敗コレクターだった私の話です。
自分の失敗を根に持ち、失敗のコレクターとも言えるほどの失敗を人生で収集し、その過去の失敗コレクションを眺めるのが私の日課でした。
見てて引いた人いますか?笑
いや、私もなんですって人いるかな?
失敗コレクション、ぜひ手放していきましょっ。
◇コレクター爆誕!!!!
コレクターの誕生きっかけは小学生の頃です。
幼稚園の頃までは母にキレれるようなこともなく平凡な生活だったのですが、小学生に上がった途端、学校の宿題や課題やプリントなど、様々な提出物をやる中で母がキレれることが増えていました。
ここで敢えて私が“怒る”と書いてないのは、ほんっとうにブチ切れた瞬間を度々見ていたので、臨場感を出すためです。笑
小1相手に1時間以上、ブチ切れ続けることが当たり前になっていた日常がありました。
私は何かを自分が発するとそこにまた怒りを作ってしまうので、逃げ場もなくただ、平謝るするしかありませんでした。
その頃から『ちゃんとやらないとまたママが怒る。ちゃんとできるように頑張ろう』
そう思い始めていました。
宿題や勉強ができなかった数が失敗コレクションに入らないために。
◇祝!反抗期!!宿題も勉強も一切しなかった中学時代
そんな私は中学生に上がった途端、ほんとに途端ですよ?勉強も宿題もいっっっっさいやらなくなりました。
自分でも理由はよくわかっていなかったのですが、反抗期の始まりだったのです。
恐らく、小学生の時に母からもらったであろう“当たり前”を崩壊させたかったのだと思います。
親や友達、先生など、周りの人の意見を一切受け入れずに自己流で生きてたのもこの頃です。
まぁ、年頃らしいっちゃ年頃らしいですけどね。
自分は人から言われなくてもできるんだぞ!!と思いたくて、思ってもらいたくて、認めてほしい気持ちが炸裂していたのだと今では気付きました。
◇結婚式場の仕事と割引き券の話
そんな中学時代も過ぎ、大人になるにつれてたくさんの失敗もしてきました。
私は19の頃から結婚式場のバイトを始め、その後の新卒で入った職場も結婚式場のお仕事をやっていました。
結婚式場の仕事は主にバンケットスタッフをやっていたのですがかなりハードな体育会系で、1つの失敗でもはちゃめちゃに怒られまくっていた日常でした。
たぶん、人生で一番人から怒られていたときです。笑
それもそのはず、結婚式って基本的には人生に1度きりですよね?
その、1つの失敗で1度きりの出来事が悪い印象として終わるかもしれません。
当時、先輩から言われて印象的だったのは
『飲食店なら失敗しても“割引き券渡すのでまた次の機会に”って言えるけど、ウチはそうは行かないの。1度しかないの』
と言われたことでした。
この業界で働くならそれが当たり前なんだ。と思いましたし、そこに到達するには頂が高すぎる。と思い、この仕事を断念しました。
◇失敗コレクションを眺めることで得た自尊心
その後は何もできていなかった自分を卑下しまくり、失敗コレクションに収め、
『自分1人じゃ何もできないんだ。周りの人の意見を聞くようにしなきゃ。』と思い始めたのです。
私は人に迷惑をかけるんだから、人のことを聞いて“迷惑をかけずに、ちゃんとやらないと”みたいな意識を同時に持ち始めました。
転職後も失敗コレクションをひたすらに集め続け、それをいつしか自分の『頑張った証』として眺め続ける日々が続き、そうすることで自尊心を得ていたのです。
もうその頃は周りが眩しくてしょうがなかったです。
みんななんであんなに苦労せずとも上手くやれてるんだろう。と表面的なことばかり気にして。
だけどその周りの人達は80点や30点の日があっても気にしないだけなんですよね。
そんな日もあるし、次どうするか決めよう。シンプルだけど、100点だけが自分の価値じゃないことを無意識に知っている人達なんだと思います。
その横で私は必死になって努力している気でいましたがねwwww
◇婚約破棄をキッカケに失敗コレクターの終息宣言が訪れる
そんな失敗コレクションを眺め続けた日々も終息がやってきました。
彼との婚約破棄を機に、『このままではやばい』と内観を続ける日々に突入したのです。
自分の“今”に一点集中することでやるべきことが見え、ひたすらに鍛錬をし続ける日々でした。
本気で今やるべきことをやると、失敗から学ぶ要素はあっても失敗で落ち込んでる時間はとんと無くなります。
もしも当時の私が落ち込む時間にばかり費やしていたら、彼とこうやってまた一緒にいることはできなかったと思います。
それくらい、失敗コレクションというものは私にとって意味をなさなくなったのです。
もうそんなものを眺めなくても、私はこれからいくらでも変わっていけるし、変わっているし、たくさんやりたいことがある。
そんな風に今は思えています。
私の自尊心を保ち続けてくれた失敗コレクションたちよ、今までありがとう。
これにて、失敗コレクターは終息宣言をしました。
◇認めてもらいたいだけだった私の母への気持ち
失敗を手放たある日、『結局のところ母に認めてほしかったんじゃん♪』ということに気付きました。
結婚式場で仕事を断念し何も得られなかったのも、転職後もうまく行かない日はゾンビのように暮らしていた日も、ただの“認めてもらいたい”という欲が炸裂していただけなのです。
そしてルーツである母に“認めてもらいたい”全てはそこに集約されていました。
最初に書いた“母激怒”のくだりがよっぽど自分への影響がデカかったんでしょうねw
ママが認めてくれたらいいな!ママがいいよって言ってくれたら嬉しいな!よくできたねって言ってもらいたいな!
そんな純粋な気持ちを私は大人になって持ち続けていたことに気付きました。
大人になってからの出来事は単なる“投影”でしかなく、大元は社会の縮図である“家族”に戻ってくるのです。
◇結論、全ては学びであった
私の人生の失敗の数々、そして人生のビッグイベントであった彼との婚約破棄、すべては私を突き動かしてくれた出来事です。
母の激怒も巡り巡って『ママ!大好き!』な私の気持ちに気付くまでの長いプロセスでした。
長過ぎますけどね。笑
さてさて、コーチングでは自分の
“生きる癖”にフォーカスを当てて
なぜいつも同じパターンなのか?
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ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
ではまた明日。
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