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女は30歳ぐらいで友達が減るらしい

こんにちは。バリキャリでもゆるキャリでもない、フルキャリ会社員です。プライベートでは夫1人と子どもが1人います。

女は30歳ぐらいで友達が減ると聞いたことありませんか。 

20代の頃、それは結婚したり子どもを持ったりすることで、家庭に入ってしまう人が増えるために起こるのではないかと想像していました。 

30歳になった今、本当にそうだったかを考えてみたので、お付き合いいただけると幸いです。


時間を割くに値する人しか会わなくなる

30歳にもなると、仕事やら家庭やらで忙しくなる人が多いかと思います。

それにより、人に会う時間を確保するハードルが上がるため、「それでも会いたい人」にしか会わなくなるのです。

では、時間を割くのを躊躇うようになる理由についても考えてみました。

経済状況の違い

私は学卒で働いており、日本人の平均年収以上は収入を得ています。共働きで、ある程度ゆとり持って暮らしています。

金銭感覚に大幅なズレを感じた、もしくは勝手に感じそうだと推測している友人に関しては、距離を置きつつあります。

例として挙げるなら、地元の専業主婦の女友達です。

ルームサービスを運んでくれるようなホテルのプランに誘ったら、彼女らの子どもがいてもゆったりできてどうだろうか?と考えたことがありました。

しかし、夫の収入を頼りにしている状態の専業主婦のお小遣いが分かりません。誘ったことで逆に気を遣わせてしまうのも申し訳なく思い、誘うことをやめました。

一度、シッターさんを手配するよ!気分転換しなよ!と持ちかけたこともありましたが、丁重に断られました。

このように誘う段階で考えることが増えるので、お財布を気にせず誘える、同じような経済状況の友人しか誘わなくなりつつあります。

また、経済状況が違うと話題も異なるので、単純に話が合わなくなってきていると感じているのもあるかもしれません。


マナーが悪い

アラサーの時間は貴重です。遅刻やドタキャンなど、マナーの悪い人とは段々会わなくなりました。

また、他との予定を重視して、「そちらの予定が決まったら連絡するね!」を繰り返す友人も同様です。自分との予定が軽んじられていると感じ、距離を置くようになりました。

余談で、ドタキャンという問題ではありませんが、私の結婚式直前に「お金がないから欠席したい」と言ってきた友人とは、最終的に縁を切りました。

お祝儀とか要らないから来なよ、と言いましたが、結局当日遠方の祖母の体調が悪いとかでドタキャンされました。結婚式に関連して失った友人はその1人だけですね。


遠方に住んでいる

遠方に住んでいる人は、もちろん物理的に距離があるため、会える機会は減ります。

ただし、このケースで疎遠になるのは、「遠方にいることを理由に会わないスタンスの人」だけです。

例えば、国内で遠方に住んでいても、会おうとなったときには新幹線なり飛行機で駆けつけてくれる人とは、今ももちろん交流を続けています。

また、仕事で海外にいる人で、1〜2年に一度でも帰ってくる際には絶対連絡してくれたりする人も、交流が続いています。

「遠方にいるから行けないや」ではなく、遠方にいるからこそ「あなたを大事にしているよ!」というメッセージを感じる人とは、たとえ物理的に距離があっても、友人関係は続けていけると思います。


私自身の対策

私は学卒で就職して、25歳で結婚し、27歳で子どもを産んでいます。都内の学卒の同世代ではライフイベントが早かった方だと思っています。

そのため、家庭の状況が異なること、特に子どもを持つことによって友人を失うことを恐れ、対策してきました。

  • 定期的に会う
    友人関係を保ちたい人には、「半年〜1年に一度は会う」と決めており、大体誕生日に連絡をしてついでに会おうとお誘いしたりしています。

  • 顔が浮かんだら連絡する
    段々気軽な連絡も減るもの。しかし、「あなたも好きそうだから〇〇に一緒に行かない?」「あなたの顔が浮かんで買っちゃった」など、誰かの顔が浮かんだら連絡しています。

  • 「できないこと」を自分で勝手に決めない
    飲みに行く、旅行に行く、という「一般的に子どもがいると難しい」とされることも、気にせず実行しています。

できない理由ではなく、できる理由を考えることが大切です。

夫が子どもの面倒を見ていれば、特に私が単体で出かけられない理由がありません。また、夫が仕事で帰れないなどあれば、シッターさんを呼んだっていいのです。

相手が許せば、夫も子どもも一緒に連れて行ってもいいですし、家に来てもらってもいい。お陰で家族ぐるみで会えるようになったコミュニティは、後々とても楽です。


結論、ライフイベントの有無は交友関係を失う理由にはならない

「家族がいるから」を理由に、誰かに会えなくなることは、ほとんどないと言っていいと思います。

そんなケースがあったら、家庭内に何かしら問題があります。夫の束縛が激しいとか、子育て環境が過酷すぎて改善が必要とか。

そのため、既婚か独身か、子持ちかそうでないか、などのライフイベントの有無によって友人関係が消滅することはありません。

結局はその人に会いたいか、別に会わなくてもいいか。自身が判断して交友関係を狭めて、時間を有効につかえるようにしているために、次第に「友達が減る(減らす)」現象が発生すると考えています。

そのため、「女は30歳ぐらいで友達が減る」というのは、ライフステージの違いによって発生するというよりは、適切に交友関係を改めた結果なのだと思います。

ところで、そういえば男性は特に30歳で〜という話は聞きませんね。定年を迎える頃に全て失っていることに気づく、というのは聞いたことありますが。

友達が多いことが必ずしもいいことではありません。
でも、自分が大切にしたい人とは、関係をメンテナンスして保っていきたいですね。

以上、お付き合いくださりありがとうございました。
ではまた。

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