育休中の転職① なぜ転職?
私は第一子の育休中に転職しました。
転職活動に至った経緯や経過を言語化して記録しておこうと思います。
なぜ転職しようと思ったのか?
第一子(2019年生まれ)の育休中、私は新卒の大手日系企業に在籍していました。
ホワイト企業で有名で、ありとあらゆる福利厚生が存在する、一般的に見て非常に働きやすい会社だったと思います。
産育休に入るときは、仕事を直近で辞める予定はありませんでした。
子どもを産んでこそ、当時の会社で働くメリットは大きいと考えていました。
同期の転職
しかしある日、仲の良い会社の同期が家に遊びに来てくれる機会がありました。
彼は外資系の企業へ転職が決まったとのことで、いくつもオファーを貰ったと転職活動について話してくれたのですが、私は給料の額に驚いたのです。
当時の私の年収の倍以上…
会社と勤続年数は同じ。
私も今転職したら、ひょっとしたら給料上がるのかな。なんて考え始めました。
転職について考え始めると、楽しくなってきました。
次第に、当時の会社に復帰したくないなと思い始めたのです。
なぜ復帰したくなかったのか?
終身雇用の日系企業の典型的なパターンかもしれませんが、私は入社時に希望していた職種とは別の職種として配属されていました。そこにずっとモヤモヤしていました。
こんな仕事、なくても変わらない。価値がない。
世の中的にはそんなことなかったのかもしれませんが、私の自分の仕事への評価はこれでした。
一応お伝えしておくと、私の仕事ぶりは、周囲から評価されていました。(給料も歳の割に多めだったはず)
しかし、当時は気づいていませんでしたが、いくら評価されていても、自分自身が仕事を肯定できていない日々の積み重ねが、仕事だけでなく、私自身の自己肯定感まで低める結果となっていたのです。
自分の仕事を紹介するときは
「大した仕事じゃないよ」
「つまんない仕事だけど」
が口癖で、そんな自分も嫌でした。
社内で仕事を変えるための努力はしており、駄々捏ねて異動はしたものの、大枠での職種は変わらず、会社でのキャリアは見えていました。
そこに、初めての子育て。
育休中の毎日は楽しく充実していました。
私の仕事に、子どもを預けてまで時間を費やす価値があるだろうか。そうとは思えない。
でも仕事を辞めて専業主婦になるという選択肢は私にはありませんでした。
なら、子どもを預けてでも価値を感じるような仕事をしたい。子どもに誇れる仕事をしたい。
仕事を変えよう。
そう思い立ちました。
きっかけは同期の転職(と給料)。
そこでホワイト企業によってカバーされていた、自分の中のモヤモヤを思い返し、子どもの存在が最後のブレーキを外す形で、転職活動を開始したのでした。
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