2回目の出産の記録
明日、次男が1歳になる。今日は0歳最後の日。
去年の今頃(7月29日23時)、私は分娩台の上にいた。
長男出産のことも書いたので、次男のことも書いておこうと思う。私のために。
長男出産時の話↓
今回も産後すぐに書いたメモをもとに書いています。
7/28(水)10時頃 おしるしかも?(少量)
予定日の翌日。
この日の朝、友人の永田さん(同じく妊婦。9月出産予定)から、
「明日生まれる気がする」と突然のLINEが届く。
永田さんといえば、前回出産前も夕方にオロナミンCの写真を送ってくれて、その翌朝に長男出産をできた…というエピソードの持ち主。
え、まさかね…?
7/29(木)
10時過ぎ
産院でNST、内診ぐりぐり
13時半ごろ〜
不定期な痛みが始まる(腰、下腹部の重めの痛み)
14時半頃〜
陣痛30分おき。休み休み、普通に子どもの世話。
(里帰り中なので、家事はほぼ母任せでした)
17時頃〜
少しずつ間隔狭まってきてるぞ、と思いつつ、普通にお風呂、食事。
21時過ぎ
なんとか息子の寝かしつけを終える。
いつでも出ておいで!という気持ちに。
寝かしつけ後、だらだらテレビを見るも、痛みでうずくまることが増える。
母から「え、もう病院行ったら?」と言われるも「いや、まだこんなもんじゃないはず…」と断る。
前回のnoteに書いたように、1人目の時は早く入院しすぎてオオカミ少年みたいな気持ちになった。なので、今回は「入院してサクッと産む」をイメージしていたのです。
ギリギリまで耐えたかった。
22時頃
でもやっぱり痛い。これ以上痛くなったら、車に揺られるのもしんどい。陣痛も15分おきになっていたので、病院に電話。来てください、ということに。
父に息子の見守りをお願いし、母の運転する車で病院へ。
22時半頃
病院着。陣痛3〜5分間隔。子宮口3センチ。
入院決定。送ってくれた母には帰ってもらう。
オットに、朝の飛行機で長崎に来るよう依頼。
助産師さんに「経産婦だし、今日中もあるかもよ!」と言われ、永田さんの顔が頭を過ぎる。
助産師さんに「もっと早く電話してくれてよかったのよ!けっこう我慢したでしょ」と言われる。
陣痛の見極め、難しいな…
23時頃
子宮口4センチ。
オットにその旨報告したLINEを最後に、スマホを見る余裕がなくなる。
この時点で陣痛の合間に考えていたこと。
遅くてもあと2-3時間で生まれるかなぁ。
だとしたら、出産してゆっくり寝て、朝ドラをリアタイできるな…
アホみたいですけど、この日の私にとってはめっちゃ重要事項でした。
この日は7月29日(木)。
朝ドラは「おかえりモネ」で、この日のラスト、モネと菅波先生がコインランドリーでついに顔を合わせ「納得いかないなぁ…」って終わった日なんです。
金曜の回をめちゃくちゃ楽しみにしていたのです。
よし、あと3時間で産む…!待ってろ菅波先生…!
…が、そんなに都合よく進まず…
ここからお産は一進一退を繰り返すのです…
なんやかんやで7月30日(金)朝5時半
陣痛はほぼ休みなくきていましたが、私はまだ時計を気にしていた。
おかえりモネを諦めてなかった。
…というより、もうしんどすぎるので、分かりやすいモチベーションが欲しかったのです。
もう無理、なんで私は2回目も普通分娩にしてしまったんだ…医療は進んでて無痛分娩とか探せばできるとこあったんちゃうか…?
…と、22時くらいから繰り返し考えていることが、まだ頭の中でぐるぐるしていました。
早く出ておいで〜…と弱々しく声をかけたりして。
そうやって頑張った5時45分
やっとやっと、次男誕生しました!
頭が出たよ〜!と言われたあと、
「知ってるよ、ここから実はまだ痛いんだよね〜」って思ったけど、今回はつるんって感じで全然痛くなかった。
生まれてオギャーと泣いたあと、助産師さんたちが「あ!ウンチ出ちゃった!」と言ったので私かと思ったら赤ちゃんのほうだった…。
「ああ、体重測る前に出ちゃったよ、軽くなっちゃうねぇ」と残念そうに言われたけど、測ってみれば3434グラム。
数日前の健診では3000グラム前後と言われていたので、思っていたより大きめの次男。
で、会陰切開を縫うのがまた痛くて時間かかるんだよね〜と思っていたら、すぐ終わった。
時間がかかったぶん、ゆっくり広がったおかげでほぼ切らずにいけたのよ、と助産師さんが教えてくれた。
のんびりの次男に感謝…!
で、おかえりモネですが、3時間寝て朝ごはんを食べて、10時頃にNHK+で見ました(ほんとは産後、あんまり目をつかっちゃダメなのよ…真似しないで…)
永田さんの予言も、(まあ入院してから時間かかったことを差し引けば)ほぼ当たったってことでいいのではないでしょうか。
予定日すぎてジリジリした時は、永田さんに連絡してみてください。
2回めの出産。
陣痛は前回と変わらず痛かったです。
出産前、前回を思い出して「怖いよ〜」って言いまくっていたら「怖い怖いと思ってたら余計に痛くなるよ!」と、複数の人に言われた。
でも実際は「陣痛、前回と同じくらい痛かった」「出産直後のアレコレは、痛いイメージがあったおかげでなんてことなかった」
「怖い怖いと自分で呪いをかけたらもっと痛くなるよ」という新たな呪いをかけてくる人たちに言いたいのは、怖いと思っている人には思わせてあげたらいいじゃない、ってことです。
別にそれで実際の痛さが左右されるわけじゃないです。
怖いものは怖いし、出産はどうしたって痛い。
あ、書いていたら7月30日0時になりました。
次男は約10キロになりました。
棚があったら中身を全部出しちゃうし、ソファに登れるようになり、日に日にやんちゃになるけど、甘えん坊で私の癒しです。
おめでとう、次男。
おめでとう、わたし。
この記事は、次男の成長を感じるたびに読み返したいなぁと思います。
ここまで読んでくれた方、ありがとうございました。
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