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「その一言」が未来のお客様からの信頼感欠乏に繋がる

「人の振り見て我が振り直せ」とはよく言ったものです。

先日、企業のブース型のPRイベントに伺った時のこと、
そこでは大手、ベンチャー問わず様々な企業が出店をしていました。
ユニークで将来有望な技術を持った企業がたくさん出展されていて、その中での出来事です。

ブースを出している企業は広報・営業活動として出展されていらっしゃるかと思いますが、
その中でとある企業のブースに伺った際、お話をお伺いさせて頂いたんですね。
その企業は人工知能の分野で非常に興味深いサービスを展開している企業でした。

最後に名刺交換させて頂き、自己紹介を少しさせて頂いた上でその場を失礼させて頂きました。

よくある流れかなと思います。

そうして彼らのブースから去っていく際の出来事です。
私たちの後姿が、彼らの視界から消えていく前に、社員の方同士でこんな雑談が始まりました。

「何の会社だった?」
「採用コンサルだって。」
「営業かよ。」

という内容です。

ファンだった企業や人からこんな声が聞こえてきたら、皆さんはどう思いますか?
気にしない。って方もいらっしゃるかもしれませんが、結構ショックなものですね。

リリースされているサービスは非常に魅力的で個人的には楽しみなベンチャー企業の
1つでしたので話を興味深く聞いていたわけですが、これが聞こえた時は残念な思いでいっぱいになりました。

確かに、サービスを販売するターゲットでは無かったので、相手はがっかりしたのであろう。
ということは、よくわかるのですが
「例え思っても、聞こえる声で口に出さなくてもいいのに」
と率直に思いました。
少なくとも、その対応が影響してファンになりかけてたのに、むしろマイナスイメージを植えつけられました。

私たちも、様々な方とお会いする中で、意にそぐわないことがあるかとあると思いますが、改めて一期一会や人とお会いする時間を大切にしていかなければな。

と気付かされた時でした。

企業と人の成長に関わらせて頂く仕事だからこそ、身が引き締まる貴重な体験をさせて頂きました。

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