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お付き合い=最長3ヶ月だった私が、大好きな彼と出逢って1年を迎えられた理由


お付き合い=3ヶ月以上続かないが当たり前だった私


"お付き合いの最長記録は3ヶ月"
それ以上はいつも続かない、振られてしまう。

「私、3ヶ月以上続いたことないんです~恋愛苦手なんですよね~!(笑)」
と自虐ネタにして、笑ってもらう。
それが私の当たり前だった。

だけど現在、そんな私には優しくてかっこよくて大好きな彼氏がいて、
なんとお付き合いしてから10ヶ月、
出逢ってからは1年が経った。(有難や有難や。)

しかも無理やりお付き合いを続けさせなきゃ!みたいな頑張ってる感覚も全くなく、ありのままの自分出しまくり。
(いびきもよだれも既に公開済み★)

3ヶ月しかお付き合いできなかった私が、
頑張らずに(寧ろどんどん頑張らなくなっている)10ヶ月もお付き合いが出来て、付き合った当時よりも日々仲良くなっている関係が築けているのは、
もちろん彼の人柄と器の大きさがあってこそだけど、
きっと私の在り方や彼への向き合い方、行動の変化もあったからではないかと思う。

私の何が変わったのか。
彼と出逢う前から彼との出逢い、そして今までを振り返って、
言語化したいと思う。


彼と出逢う少し前


彼と出逢う前、私は別の人とお付き合いをしていて、
約1か月前に私からお別れを告げた。

振られたことしか無かった私が初めて自分から別れを告げたのだ。

優しくて尽くしてくれてマメな人だった。
いわゆる溺愛してくれる人で、結婚もしたいと言ってくれてたくらい、
凄く愛してもらっていたと思う。

尽くすことが当たり前、好きになってもらうために頑張るのが当たり前だった私が初めて頑張らずに好きでいてもらえて尽くしてもらったのがこの元彼だった。

だからこそ、「彼のことが好きではない」と認めるのが凄く嫌だった。
愛してもらっているのに、好きになれない自分が凄く苦しかった。

”愛してもらってるのに好きになれないなんて贅沢過ぎる、なんて性格が悪い女なんだ、調子に乗ってるんじゃない?こんなんじゃ誰にも愛されないし、一生恋愛なんてできないよ???”

もうひとりの私が常に頭の中で自分を責めていた。
だけど、どうしても”心”は彼を好きになれなかった。

だから、諦めた。
ずっと私が欲しかった「頑張らずに彼に溺愛される私」になることを。


「もう一生恋愛できないかもしれない、こんなにも愛してくれる人に一生出逢えないかもしれない、彼を振ったことを一生後悔するかもしれない。」

「それでも、
それでも、私は私が心から好きになった人としかもう一生付き合わない!」

人から愛してもらう私を捨て、自分が愛する人を愛する私になることを決めた瞬間だった。

本当に元彼には申し訳ないことをしてしまったし、傷つけてしまったけれど、元彼のお陰でクレクレの私が愛する側の人に変わるきっかけをくれた。
本当に感謝してもしきれない存在です。

元彼との別れを経て、約1か月後、今の彼と出逢います。

そして彼と出逢う。


元彼と別れて私はマッチングアプリを始めました。

何度かマッチングアプリは経験しており、
今までお付き合いしてきた方とも、多くはマッチングアプリが出逢いのきっかけでした。

・職場やプライベートでは出逢いの可能性が低いこと
(異性の友人が少ない、職場も母校も男性の割合が圧倒的に少ない)

・マッチングアプリで素敵な出逢いがあった話を沢山聞いていたこと
(姉もアプリで出逢った方と結婚しており、その旦那さんが凄く素敵な方)

・文章のやりとりを苦に思わないこと
(小学生の時からブログ、メールをやっていたため)

この3つが揃っていた私は、マッチングアプリが出逢いのツールとして相性が良かったなぁと思います。
(マッチングアプリが当たり前にある時代に生まれて来れて本当に恵まれているなぁと思います…)

今の彼には、私から「いいね」を押し、それに対して彼も「いいね」を返してくれてマッチングが成立。
彼からメッセージをくれたことでやりとりがスタートしました。

正直、彼の写真を見て私は「一目ぼれ」。
もう、この機会を逃すまい!と数回のやり取りの後、自分から「デートしてくれませんか?」とお誘い。
「やり取りから1~2週間しか経ってないのにデートするだなんて早くない?ガツガツしてて怖い…」と引かれてしまう恐怖も感じながら誘ったことを覚えています。

良い女、モテる女はきっと男性から誘ってもらえるし、アプローチもしてもらえるだろうけど、そんなことしてたら他の女の子に取られてしまう!
押せー!!押すんじゃ―――!!!ととにかく自分の尻を叩いていました。
(誰よりも私が私に対してスパルタなんですよね、、、ほんとに嫌。(笑))

有難いことに受け入れてくれた彼。
会いたいのは私。だからこそプランは全て私が考えました。

(お互いの家から距離は1時間くらいあるのか~…私の家の近くってなると遠いから来るの面倒だと思うだろうし、彼の家の近くってなると男性だから気を遣うかもしれないから中間距離がいいかなぁ~。
とりあえず初めましてだから、ランチが良いかな~。初回だからご飯だけにしておいた方が相手も気が楽だよね~。)

など、
とにかく相手がどう思うかを考え、相手にとって最小限の負担になるように、デートプランを考案し提案しました。

「会ってもらうまでの手間をとにかく無くすこと」が私の戦略でした。
(考える手間と来る手間、気を遣う手間を減らすことをとにかく考えていました)

そして、彼との初デート。

はい、好きですーーーー!好みですーーーーーー!!!!!
遥々こちらまでお越しくださりありがとうございますーーーーー!!!

心の中はお祭り騒ぎでした。

が、
努めて冷静に、チーズナンの素晴しさを布教し、
彼の好きなものや出身やプライベートの話を聞き、ランチデートを楽しみました。(この時点で、だいぶ漏れてる気もするけど)

笑ってはくれるし自分の話もしてくれるけど終始落ち着いている様子の彼。
「あ、これは脈なしかも…」と思いショックを受けながらも、それでもこんな素敵な人とランチデートできて幸せだったなぁ~と
率先してお会計に進み、先に自分の食べた分を払ってしまうという男前行動を発揮しました。

ですが、思いがけず「この後どうする?」とまさかまさかの延長戦を彼から提案してくれてハッピーるんるん有頂天に。
マッチングアプリの1回目のデートではタブーとされがちなカラオケに行きましたが、普通に歌い、夕方に解散するという何とも健全なデートをしました。

連絡先も聞いてくれたものの、次の約束もなく「また機会があれば…」という感じの解散で彼からも連絡はありませんでした。


し!か!し!!!
私は強い女!そして惚れた女!!!
そしたら私がすることは~~~?そう!
\私からデートに誘うこと~~~!!!/

ここから怒涛のデート誘いまくり&とにかく私で予定を埋めてもらう大作戦を決行いたしました。

とにかく”自分から”で行動を続けた日々


彼のお休みは土日休み。
だから毎回、
「来週の土日、また会ってもらえますか?」
「次の週末、またデートしてくれませんか?」
とデート終わり頃又は、デートから帰ってすぐにお礼のラインの中で
必ずお誘いをしていました。

私自身はサービス業の為、平日休みが多く、土日はほとんど仕事。
だけど、仕事終わりの彼をデートに連れ出すよりも、私が仕事終わりに駆け付けた方がいい!と思い、仕事が終わったらそのままデート場所に毎回1時間半ほどかけて駆けつけていました。
(土日は忙しかったから、そんな土日に定時ですぐ帰るのは凄く勇気がいったし、それを続けてたら実際上司に色々言われました。(笑)
それでも、私にとって大切な時間だったから定時で帰っても文句を言われないようにとにかく他部署へのヘルプと定時を逆算しての仕事の段取りとフォローを滅茶苦茶頑張りました。)

仕事後、さらに1時間半はかかるから、
デート時間もお互い休みが被る人たちと違ってどうしても短くて限られてしまうし、
忙しい土日の営業を終えて疲れている中でも、デート後家に着くのは23時とか24時近くで遅くなるから帰ったらバタンキューだし、
運転も得意なわけではない中、慣れない道を走るから凄く怖かった。

デートのプランも、場所も全て私が考えるし、誘うのも全部私。
これだけしても、彼からデートに誘われることは1回も無かったし、異性として好意を持たれている感覚も1ミリも無かった。

今までは、何度か誘ったら相手から誘ってもらえるということがあったり、相手の好意を何となく感じるということもあったけれど、
彼に関しては本当に全くなかった。あっぱれだよもう。

だから、正直心折れるかと思った。(笑)
だけど、どうしても彼が魅力的で、好きだなぁと感じて、会いたくて、
そんな彼に会ってもいいと思ってもらいたくて、そんな裏側を一切見せることなく、誘い続けたし、デートの時には全力で楽しんだし感謝を伝え続けた。

これが全8回続き、もう私から告白してしまえ!!!!と、
告白しかけた時、流石の彼も察し制止が入り、
彼から告白をしてもらえて、お付き合いをすることになりました。

後日談:
付き合った後、こんなにもアプローチしていたことに対してどう思っていたのか彼に聞いたところ、「毎回誘ってくれて有難いな~いい子だな~」としか思っておらず、毎週末デートに誘っていたにもかかわらず全く恋愛としての好意を持たれていると気づいていなかったという。嘘だろおおおおぉおぉぉぉ!!!!

本当に鈍感な人は鈍感だから、もう好きばれしてるだろこれ!?ってくらい女の子はアプローチしていいんだと思ったし、むしろそれくらいしないと何も起こらないと思いました。

与えてもらうんじゃない、私が欲しいものは私が手に入れる


元彼との別れ、そして彼との出逢いを経て私は、
「人から与えてもらう、人がしてくれるのを待つ」という期待を捨て、
「私が与えたいと思う人を見つける、私が与える、私がやる」という
主体性と強さを持ち、見返りを求めずに行動できるようになりました。

損してもいい、損してでもやりたいことに全力投球し、
とにかく怖くても勇気を出し続けた。

だからこそ、彼といられる今の幸せを手にすることが出来たのだと思います。

損を選ぶこと、損をしてでも自分はどうしたいかで行動すること

怖くても恥ずかしくてもみっともなくても自分の気持ちを相手に伝えること

相手からもらえることを求めないこと

自分が欲しいものを自分で求め、自分が手に入れてあげること

”自分の手で自分を幸せにすること”

これを大切に、これからも生きていきます。



ここまで読んでくださりありがとうございました(*^^*)

ぽてまろ









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