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初めてだけどどこかで見たような街の角打ちで 2023.12.25

朝5時半起床。仕事へ。2023年も今日を入れてあと2日の出勤。しかも大きな仕事は終わっているのであとは残った諸々の処理。午前中は放置していた書類の整理。午後から少し打ち合わせをして、1月からのスケジュールを確認。それが終わるとやることもないので14時半に退勤。同僚の車に乗せてもらって帰る。車の中で飲みにいこうかという話になる。そのまま同僚の実家である大阪の鳳のあたりまで行く。

同僚の実家から歩く。当然だが見たことのない、初めて歩く道だけど、どことなく大阪のどこにでもあるような住宅街の風景が広がっていて、妙に既視感がある。
少し歩くと商店街があって、そこでは季節になるとだんじりが商店街の中を駆け抜けていくらしい。同僚はそれを缶ビール片手に見るのが好きなのだそうだ。
鳳の「木岡酒店」という角打ちに入る。

木岡酒店の外観。飲んだ帰りの写真。
見てわかる通り、良い角打ちだ。

少し緊張したが、女将さんと常連の方々が温かく迎え入れてくれたので一気にほぐれる。瓶ビールを分けて飲みながらメニューを見て、まずはきずしとロールキャベツ。「ロールキャベツは汁も美味しいから飲んでな」と女将さん。

ああ美味い。トマトがじんわりと口の中に広がっていく。スープも身体が温まって良い。入店したときから確信していたが、このロールキャベツを食べて間違いのない角打ちだと思った。
女将さんが「これ食べる?」と出してくださった白菜の浅漬けがまた美味い。塩加減が最高なのだが、これに常連さんに倣って醤油をちょっと垂らすともう最高のアテなのだ。
常連さんたちも良い距離感で話しかけてくださって、鳳のあたりの有名人の話や、僕たちの仕事に興味を持ってくださったりと話が弾む。そして「にごり酒」を一杯ずつご馳走してくださった。常温のにごり酒がまた美味いのだ。

嬉しいことにタカラ焼酎ハイボールのドライも扱ってくれている。それを飲みながらたこ焼きをつまむ。たこ焼きは自家製で、大皿に山盛りになったものを取り分けてくださる。これもまた出汁が効いてて美味いのだ。ついついおかわりをしてしまう。
最高の角打ちだなあと口から漏らしながらしこたま飲む。ここは電車賃を払ってでもまた通いたくなる場所だ。2023年の暮れにまたこうして良い酒場と出会うことができて良かった。

同僚ともう一軒、大衆酒場の「太幸」に入ったが結構酔っていて何を食べたのか覚えていないが落ち着いた良い店だったと記憶している。

同僚はまだ飲みたそうではあったが、僕はもう眠くなって電車に乗って天王寺まで帰る。電車の中で寝てしまいいつの間にか天王寺に着いていて、運良く目覚めたがそのまま寝ていたら関西空港行きになっていたので危なかった。
天王寺に着いてもまだ19時過ぎ。少し酔いも覚めたが、大人しく帰る。本屋で漫画を少しだけ買ってから帰る。
家に帰って早い時間に寝てしまって目覚めたら2時。そこからは眠れず4時半までゲームをする。

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