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東大卒が語るドラゴン桜を観て思うこと3〜第5話感想

ネタバレ注意です


第5話は健太回でしたね。また藤井vs東大専科のテスト対決となりましたが、藤井の性格の悪さが酷くなっている気がします。最後には小杉家の闇が垣間見えました。今回についても、私自身の経験も交えて以下3点について感想を書いていきます。

①語彙力の重要性

②発達障害

③受験はチームで戦う


それでは書いていきます。


①語彙力の重要性

マジカルバナナ🍌という懐かしいゲームで語彙力を鍛えるシーンがありました。東大の国語では漢字の書き取りがあり、そこで落とした点が合否に影響することもあります。

英単語は殆どの受験生が単語帳等で対策していると思いますが、日本語の語彙力は疎かにしているケースが多いと思います。上記に書いた2次試験に出るからというだけでなく、社会に出てから正しい日本語を使えるように、語彙力は高めていくべきです。

私自身もビジネス文書を作成する時や会議の議事録を取る際に自分の語彙力の弱さを痛感します。学生のうちに「忖度」の意味ぐらい説明できるようになっておいた方が良いでしょう。


②発達障害

健太は耳から得た情報を理解することが苦手な発達障害であることが明らかになりました。東大には程度の差はあれ、発達障害を抱えた人が一定数います。私も少しADHDの傾向があります。

ただ、発達障害の人は興味を持つ分野に関する記憶力はズバ抜けていたり、集中力が凄まじかったりするので、東大受験という点では有利なことも多いのです。

ちなみに、作中で桜木が言っていた授業の書き起こしについては、法学部ではボイレコを使って行われています。他の授業でもシケプリと呼ばれる試験対策のプリントが学生の手によって作成されることが多いので、聴覚のハンデがあったり、単純に授業をサボっている人でも試験前に対策すれば単位は取れるような仕組みになっています。ただのこの仕組みは発達障害の人のためというよりは後者が楽して単位を取るための仕組みであるのでドラマでの説明は正しくないです。


③受験はチームで戦う

東大専科は集団で戦うと言っていましたが、これはまさにその通りだと思います。私も地方ではありますが何人かは毎年東大を受験する高校だったので、身近に東大を受験する友人がいました。そのため、いい意味で競争心が煽られました。

今はSNSで同志と繋がることもできると思いますし、やはり一緒に戦う仲間がいると心強いはずです。

今は東大専科と藤井の仲は最悪ですが、最後には和解して龍海学園一丸となって東大合格を目指すことになるのではないでしょうか。

来週が楽しみです!

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