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旅とポテトチップスとビールと。『STUDIO POTATOCHIPS』

畑あそびと称して野菜作りを始めて12年。
そんな中で毎年春と秋に欠かさず育てているのが大好きなジャガイモです。

ジャガイモといってもいろんな種類がありますが、僕が今育てているのが「アンデスレッド」「はるか」、時々「インカノメザメ」のメイン3種です。当初はきたあかりやメークイーンといった一般的なジャガイモを育てていましたが、せっかくならスーパーには置いていない品種を育てたいと思い、アンデスレッドを栽培し始めました。

岡山生まれ、北海道育ちのアンデスレッドは赤い薄皮で中は黄色く栗のような甘みのある品種です。熱を加えるとホクホクと美味しいです。煮崩れしやすいのでじゃがバターやコロッケ、ポテトサラダに向いています。

そこからいろんな地域のジャガイモを試しては育てて楽しんでいたんですが、ある日、「はるか」という生食可能な品種と出会ったんです。生食できる品種があること自体を知らなかったので、興味本位で種芋を購入して栽培してみました。

収穫して見ると普通のジャガイモよりも皮の色が薄くて白に近い色味でした。はるかという品種は澱粉質がとっても少ない品種なので少し水に浸せば生食できることがわかりました。そしてにくずれもしにくく揚げてよし、煮てよし、蒸してよしの万能品種。

その中でも僕の大好きなポテトチップスとの相性は最高じゃないかと思っています(個人的に)。

「アンデスレッド」と「はるか」
解説

今年はこの「はるか」をポテトチップスをたくさん作るために通年よりも3倍くらいに量を増やして育ててみました!

6月初旬、大量にとれたはるかでポテトチップ作りに挑戦!
薄くスライスして、水に浸して澱粉を抜いたら、水を拭き取ります。できるだけ水分を抜くとカリッと上がるので、6時間くらい乾燥させる!もしくは時短で電子レンジで温めるなどして水気を抜いてから揚げると、驚くほど中も外もこんがりカリッと揚がります。水分が抜け切らないと、外だけ焦げてしまって中までカリッと揚がらないのです。のり塩味のバウダーをシェイクして完成!手土産にもバッチリ!

水分が抜けきらないチップス
乾燥バッチリのチップス


自家製ポテトで作ったポテトチップスは最高なわけで、ポテトのあそび心のポテンシャルの幅が広がったような気がします。

そして自分のポテト活動を「STUDIO POTATOCHIPS」と名づけて、ポテトチップスでみんなを笑顔にするような楽しいことができないかとアイデアを膨らませています。楽しみだ。

とりあえず、Tシャツとテーマソングは作ろうと思っています!w

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