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ムダを愛そう。

4/20(土)
天気:晴れ

昨日SNSを眺めてたら、あるネットニュースで

食事はムダで効率が悪いから完全食(なんか粉。プロテインみたいに飲んでた)だけを摂って生活してる人が取り上げられていた。

その人曰く、食事はもはや「うんこを買ってるよう」なもんだとか。


こりゃすげえすげえ。

たしかに前日のnoteでも書いたけど、パスタのように簡単で便利に料理できるのは素晴らしいし、理想的だ。

そういう意味では、僕もなるべく効率よく食事しようと思ってるフシはある。

でも「ムダ」ってのは、なかなか極論だよなあ。

まあ食事なんて人それぞれの自由だから、完全食のみでの生活についてどうこう言うつもりはないけど

なんでもかんでも物事を「ムダ」かどうか、効率が良いか悪いかでジャッジしてしまうのは

すごく残念なことだと思うんだよなぁ。


実はデカ坊主ながら恋バナが大好きな僕。

いろんな人の恋バナをやたら聞いてきた僕の持論にはなるんだけど

恋愛には “ムダなこと” が付きもの。

例えば

「あーこの返信は余計かなー」

とか

「もうちょっとテンション抑えないと引かれちゃうかなー」

とか。

恋愛においては、一つひとつ挙げたらキリがないぐらい

好きな相手に対して変に気を回したり、考え事をしちゃったりする。


でもそれって、別に恋愛を否定する要素にはなり得ないんじゃないかな。

だってそういう部分を含めて楽しいし、特に学生時代なんて、それが恋愛の醍醐味みたいなとこあるでしょ。

(いやもちろん、中にはそれが面倒くさくて恋愛を嫌ってる人もいるけどね。)


だから “ムダなこと” を否定して最初から無視してしまうと

楽しいことを見逃してしまったり、人として大事な部分を見落としてしまったりするかもしれない。


もちろん仕事においては効率的なことは大事だし

ムダを省くことを求められる場面もある。


ただ、それ以外の私生活においては、ムダを愛でる気持ちの余裕も大切なんじゃないかな、と。


特に僕は芸人を志してるから、その思考が強い。

だって言ってしまえば、芸人なんて社会的に重要なポストではないし

別にいなくても社会は成り立つけど、でもたくさんの人に必要とされている生き物だ。

つまり、ムダなものにも価値はあるのだ。

何にでも価値を見いだすこと、すぐにムダだと切り捨てないこと

人としての豊かさを保つために、僕はその感覚を忘れないでいたい。


芸人サイコー!

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