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コールドスリープうどん

1/4(木)
天気:ふつう

やっぱりいまだに解せないことがある。

なぜ冷蔵うどんよりも冷凍うどんの方がコシがあって美味しいのか。

スーパーで売られている両者。

値段に大きな差はなく、どちらも節約したい時の優れものだが

圧倒的に、いやホント、圧倒的に!

冷凍うどんの方が美味い!!


いやこれ僕の感覚がズレてるのかもしれないんだけど

なんとなくさ、冷凍よりも冷蔵の方がリアリティーない?

僕の中では

冷凍 ー 冷蔵 ー リアル

のつながりなのよ。

だから僕のイメージからすれば、冷蔵の方がリアリティーあって美味しそうなんだけど

実際は逆で、冷凍の方がリアリティーがあって美味しい。

どうなってんのこれ?!

ほいでインターネットで調べてみたところ

急速冷凍という素晴らしい技術に行き着いた。

どうやら多くの冷凍食品で利用されてるらしいんだけど

食品をものすごい短時間で凍らせるんだそうな。

うどんも、ものの10分でカチンコチン。

こうすることで、食品の細胞・組織を壊さずに、栄養と味、食感を保ったまま冷凍できるんだって。

なるほどなるほど、そりゃ冷凍の方がリアルに近いわ。

納得できた。

そんでこの技術を知ったことで

ああなんか映画とかでちょいちょい見る、コールドスリープって

実は夢のまた夢ってほどではないのかも...!とか思っちゃった。

30歳で凍らせられ、500年後に仮死状態から復活する、まだまだ若々しい530歳の僕、

ちょっとワクワクするよね。

この世のあらゆる技術は、たくさんの科学者たちが日々必死に研究に取り組んでるおかげで

僕らが思ってる以上に進歩してるし、それはきっと今後もそうだろう。

コールドスリープをはじめとした非現実なものだって

今はSF、つまりScience Fictionに分類されるけど

いずれScience Non-Fictionとなる可能性だってある。

そう考えると、未来に対するワクワク感って半端じゃない!


まさか冷凍うどんの美味しさからこんな話にまで飛躍するとは思わなかったが

とにかく人間の飽くなき探究心と技術の進歩には、目を見張るばかりだ。


そんなことを思いながら、嬉々としてうどんを啜るぽてとであった。

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