ファーストステージ 2024/05/23
5/23(木)
天気:良さげ
昨日はライブ!
渋谷無限大ドームで漫才披露して参りました。
うーんとね、まあ結果は振るわず。
てかハッキリとミスった。
もはや噛むとかじゃなくて、ハッキリと言い間違えた。
ボケるところで、現地のセリフをハッキリと復唱したのだ。
意味がわからない。
僕も意味がわからなかったけど、無情にも口の動きは止まらなかった。
お客さんの頭上に「?」が浮かんだのが、今でも鮮明に思い出せる。
ただ、セリフの噛み合わせとしては意味わからないはずなんだけど、なぜかパラパラっと笑ってもらえた。
おそらく雰囲気から、僕が本来言おうとしてたセリフを汲み取って笑ってくれてたんだろう。
なるほど。対面だと特に、お客さんは文脈から結構読み取ってくれるんだな、とわかった。
そんで、ションベン我慢するところと「キャンタマ」って単語を出す部分はことごとくウケなかった。
だいぶポップにしたはずだけどなあ。
僕の動きが良くなかったのか、それともやっぱり下ネタはダメなのか。
僕らをはじめて見る、全く知らない人の感覚に寄り添って笑わせるのはとても難しい。
そんで最も大きな気づきは、てか、改めて実感したのは
僕の声は面白くない!
いやあこれ、これなのよ。
ずーっと、漫才やるたびに思ってたこと。
声がねえ、音域が...お客さんにウケる声じゃないのよ。
舞台に立ってると、意外とお客さんの雰囲気がわかる。
僕らのネタへの期待感とか、そもそも見る気はあるのか、とか。
んで特に漫才をやるたびに思うのは、自分で言うのもなんだけど
登場時の僕への期待、まあまあデカい!
「こいつ面白いこと言ってくれるかも」
ってムードを感じることが多いし、僕が「ぽてとです」って言った瞬間「フフッ」という笑い声が聞こえることも結構ある。
だから、だからこそ!
喋り出してからどんどん期待はずれ感が強くなるのよ!
これはウケるウケないじゃない。
僕のルックスやたたずまいの「面白そうさ」に対して、声や喋りの「面白さ」が劣るのよ!
これがねえ、ホントにもどかしい。
確実にくすぶってる原因の一つではある。
声なのよ、声がつまんないのよ〜。
....じゃあ漫才やめる?
いやいやいや、勘弁してください。
そんなんでやめるかあ!!
ええ、「やめるかあ!!」ですよ、ホント。
声は正直ポテンシャルだから、まあこれはもう向上するとしてもたかがしれてるとして
言い方とか顔芸とか、その辺は技術として磨いていける。
んで幸運にも、これらは僕なかなか素質あるのよ。
驚き、困惑、あとは女性(オネエさん)役。
この辺りはいつもそこそこウケるから。
だからもうこの技術を磨いていくしかないんだよな。
まだまだ時間はかかるけど、地道にやっていきたい。
漫才の上達には時間がかかる、これを日々実感するぽてとであった。
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