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【ファンタジー創作漫画はじめ】 ①キャラデザ編 前編

創作漫画『淪落のシン』をつくるにあたって、どこからどう作っていったかを綴っていきたいと思います。いくつかわけて投稿する予定で、今回はキャラデザ編・前編です。

まず作品の紹介からです。こんなファンタジー漫画を描いています。同人誌として紙の本にしたので、その表紙絵と一話のリンクを貼っときます。

COMITIA137で発行。第1~5話まで収録

【はじめに】
2020年10月、ぼんやりと世間の社会に対する不満をみながら考えていました
・どうせコロナの収束は数年かかるから長めに気を狂わせておきたいな
・二次創作では漫画を数本描いてみたけど、未だ苦手意識あるしどうにかこうにかモノにしたいな(基本的に一枚絵が好き)
・身近に仕事の傍ら過去商業連載してる人がいて(衝撃!)、その生き方面白いな(安易)

そうしてうまれたのがこの一次創作です。『じゃあ一次創作で長めのものをつくればいいのでは?否が応でもうまくなるだろうし、逐次アップする形ですすめていけばやる気も継続して、いつの間にかコロナ禍抜けてるでしょ!(浦島太郎現象)』という感じで続けて2021年12月、今に至ります。キャラはつくっても漫画として描くのははじめましてで、こんなひどい動機で1年続いてるだけで自分をほめたい。

そうはいっても続けてみて、毎度一話ずつ仕上げてると満身創痍になるせいもあってかキャラに愛着がちゃんとわくので、やって良かったなと今は思います。キャラを生かすのなら、あとはもうとにかく続けていくのが目先のやることです。

【キャラ作成】
■題材
昔からRPGが好き(幻想水滸伝シリーズのファン)で、描くならファンタジーがいいなとずっと思っていて、まずその主要キャラづくりからはじめました。ファンタジー漫画は難しいとか売れないとか、勿論色々言われているのは百も承知です。でも動機が動機なので自分が楽しいと思うのが一番と思ってファンタジーです。いいんです。

■見た目
思いたったが吉日だったので、性格よりも先に見た目からはいりました。基本的にはノリ軽めの明るいこが好きなので、主人公のシン(真ん中)はそういうタイプ、相棒となるレイ(右)はこの対称となるような見た目にしています(もう一人いたんですが、それは追々…)。テン(左)はバストアップだけはじめになんとなく決めて、全身は初登場前につくりました。テンは最初はもっとお転婆予定でした。

初めのラフ案 バストアップ
全身当初。漫画はじめる時に白黒でみせるならと描きながら少し変えています

金属とか羽とかの装飾は魔除けのような役割があるので、基本的にはみんな何かしら装飾品をつけてます。結構さぼってる(忘れる)んですが、シンも右肩にくるっと羽の装飾品をまいてます。

衣装もファンタジー系を描くにあたって参考にしようと買ってみてます。いまいち活かせてないので、それは今後の課題…

各話登場が多いキャラもさっと全身つくってます。第一話分の三人

主人公祖父・ワン・リン

今見るとじーちゃんの名前が違う(しかも二つある?)。一話に登場するワンとリンははじめはそんなに出すつもりじゃなかったんですが、描いていくうちに愛着がでてきたキャラでした。キャラとしてたってるのはリンなのかなと思いつつ、個人的には嫉妬して人間らしい感情をもつワンに気持ちが寄ってます。

だんだんキャラ性が固まってきた頃
過去を描くとキャラの関係性が想像できて動かしやすくなるなと実感

ひとまずキャラデザ編前編はここまでで、次回はキャラ設定(性格と関係性あたり)を書いていければなと思います。ここまで閲覧ありがとうございました!


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