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やついいちろう氏のエッセイ本を読んだ

 2019年6月15日に発行された「それこそ青春というやつなのだろうな」を拝読した。

 やついさんが大学へ入学して体験した青春時代のエッセイ。大学時代の落研の、人数の少なさや入部してもやめて行ってしまう過程、ハラハラしつつ読む。

 秋だからと読書をしてみたかった。いつも聴いてるエレ片のラジオでこの本を知っていたので遅ればせながら手に取った。

 自分以外の人の人生を味あわせてくれる本や漫画は凄く楽しい。やついさんのエッセイもその都度感情を書き出していてくれて、読んでてわかりやすく楽しい。小さなことでもそこから気づき改善出来るのが凄い。

 

落研を辞めて行ってしまう部員が居て寂しい。という事実を受けてやついさんの考えが変わった話。


「面白いやつだけ入ってくれればいい」から「面白くない人間はいない」というスタンスへの変化が自分自身にあった。


という箇所にハッとさせられた。これってどんな状況でも当てはまるんじゃないかな?と。凄く狭い状況に置き換えたら、家庭にも当てはまるかもしれない。考えさせられた。

 

もう一つ刺さったのは


パッと見てわからない自分を、自分は知っているからだ。誰かがくれるチャンスを待つより、自分で自分の使い方を示した方が自分に向いている。


 自分の仕事の仕方は、どんなものが合っているか?そんなこと考えたことも無かった。誰かがくれるチャンスなんてそうそう無い。やついさんは気づいて出来ることを実行している。それって凄いこと。コントライブをずっと続けているっていう事実だけで脱帽。


 真面目な部分を抜き出して書いてみたが、この本の魅力は他にもある。トピックを書き出すと

・やついさんの大学に今立さんが入学してきた

・こまっちゃん、ホネっち先輩など部員の話

・事務所に入る

・ナイツ塙宣之さん入学

・ラーメンズ

・コンビ名は滋賀県生まれ

 興味深々な自分はどのページも楽しく読めた。人間観察が上手で、沢山の人と繋がれるやついさんの人間味が凄い。読んでいる間、楽しい時間を過ごさせて貰った。読書は久々だったけど最後まで読み終えることができた。やついさんありがとう、感謝。

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