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いっさいは、カフェインのせいか

アイスコーヒーを飲み過ぎたので眠れない。
自分のSNSで小2の時に書いた日記と父が記録した育児日誌みたいものを発見。また不真実感が来てしまった、自分はそのまま育てられていたというコンテキストはちっとも信じられない。悪過ぎた記憶力のせいか、まるで他人が身の代わりに俺の過去を体験したみたいな気持ちだった。それとも、もしかしてこの世界はもう滅ぼされて、俺たちいまは作り出されたニセモノの記憶の欠片を踏んで想像の中で生きてつつあるかもしれない。わからなくて眠れない。
"いつか君は父さんみたいに強くなり、そして父さんみたいな悪い個性を帯びずにより立派な人間になれますように。"っと16年前にお父さんがSNSの看板で書いといた。 でも自分の性格はだんだん悪くなってゆく。それを知ってる。まるで呪いのように、いつか親のすべての欠点は子供に戻ってくる。
だんだんすれ違った人々も、繰り返しの毎日でも、孤独すぎた生活でも、全てはカフェインのせいか。


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