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勤務778日目 鍵付き郵便受けを勝手に解錠する愚かな行為について

時々あるニュース。
ポストの鍵というのはダイヤル式が多いです。これをくるくる回して解錠し、配達する。

局でもこの件に関してきつく言われています。

「鍵がついていなくても、郵便受けを勝手に開けて入れる行為は禁止」

そう指導されています。

で、ぼくはどうしているか。

開けます。

入らないのですから、開けて入れます。ぶっちゃけ門の向こうに回って裏から入れます。
でもこれまで一度もクレームはありません。

もちろん、鍵はあけません。
鍵がかかっていたら差し込み配達も絶対やりません(門が封鎖されていたら侵入もしない)。不在を切ります。

だって、考えてみてください。
郵便受けの口に入らないサイズのものを注文して配達させているのに、鍵をしめているんですよ。

そこに住むのはまともな頭の人ではありません。

実際、大きめの商品をよく注文するのにどう考えても入らない小さな郵便受けしかない(鍵しめてる)(金かかるのが嫌なのか鍵付き置き配バッグを用意しない)家はよくあるのですが、クレーマーが住んでいることがあります。

届ける人が困ることを想像できないような人物が住んでいるのです。
にも拘わらず、そんな家の受け箱の鍵を開けて配達するなど、愚かな行為としかいいようがありません。

ポストをみたらおおよそどの程度、住人の心が広いかどうか想像がつきます。
屋根があるかどうか、ポストの位置、ポストの形状、ポストの風化具合。

屋根の下にポストがあれば差し込みをします。
濡れる可能性があれば入らない物は不在を切ります(その日が快晴なら差し込みます)。
鍵付きでも鍵を開けっぱなしのポストもよくあります。鍵があけば入れます。

鍵がかかってたら絶対差し込みをしないし、無理に入れないし、ちょっとでもはみ出したら不在を切ります。

決して「鍵つけてるとこはダメ人間が住んでる」なんて言っているわけではないのです。
もちろん鍵をかけていないと盗まれる可能性があるのです。

しっかりされている家は、鍵付きの置き配ボックスを設置しています。
あるいは口が大きい郵便受けを設置しています。
置き配バッグをワイヤーで固定して設置しています。

公共のサービスを使う以上、その用意をしていてほしいものです。
金がもったいないから(あるいは面倒だから)置き配ボックス用意したくないけどネット注文便利だから買いまくりだけどポストは極小(鍵付き(笑))はよくない。

そんな家の鍵を開けるのはもっとまずい。

荷物を受ける用意がしっかりできているお宅はガンガンネット注文をしてほしいです。
「配達する人に迷惑かなぁ」なんて思う必要は一切ありません。ぼくはちゃんと荷物が全部入るような家に配達にいくとき、それらすべて入力完了にして一気にぶち込む瞬間が気持ちいいとさえ感じています。
快楽です。

郵便局ってよく利用すると粗品をくれることってありますよね。
もし配達員に、そういう粗品を配るような機会があったら、ぼくはそんな快楽をくれるお宅に粗品を配りにいきます。

たくさん注文してくれてありがとう、それらを不在切ることなくすべてぶち込めるすばらしい大きなポストを用意してくださっていてありがとう。そんな想いをこめて粗品を配るでしょう。

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