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ポストコロナon-line会議 #17「Beyond everything 日本の決断」

令和2年8月15日(土)「第17回 ピンチをチャンスに大反転ポストコロナon-line会議」を開催いたしました。340名の方にご参加いただき、誠にありがとうございました。

開催報告

開催日時 令和2年8月15日(土) 19:00~21:30
参加者数 340名
#17 「Beyond everything 日本の決断」

1.はじめに

  開催趣旨説明
2.COVID-19による世界・日本の現状
  世界・日本の感染者増加状況
3.「今までの医療・これからの医療」
  AI 和合クリニック院長長岡美妃先生
4.トークライブ「Beyond everything 日本の決断」
  21世紀の悟り人 令和哲学者Noh Jesu先生、長岡美妃先生、6名のゲストの皆さま
5.まとめ
  インフォメーション 

ナビゲーターの21世紀の悟り人 令和哲学者 Noh Jesu(ノ ジェス)先生、ファシリテーターの風見 雅子(かざみ まさこ)さん、共同発起人のAI 和合クリニック院長 長岡美妃(ながおか みき)先生、ゲストスピーカーの平山 秀善(ひらやま ひでよし)先生、池田 整治(いけだ せいじ)先生、池川 明(いけがわ あきら)先生、野村 恭彦(のむら たかひこ)先生、中島 克紀(なかじま かつのり)先生、岡田 耕治(おかだ こうじ)先生にご出演いただきました。(以下 敬称略)

今回のテーマは「Beyond everything 日本の決断」。終戦から75年間が経った8月15日。今までの日本を振り返りながら、これから令和日本がどんな未来を築いていくべきか、どのように成せるのかをじっくりと考える会となりました。

1、はじめに

ファシリテーターの風見雅子による、開催趣旨の説明がありました。以下、概要です。

「新型コロナウイルスにより世界がパニックに陥っています。そこに対して、正確な問題の診断・正確な処方を追及し、共有したいという思いでポストコロナon-line会議を発足致しました。私たちは、問題を生み出したモノの見方「現実」から考えるのではなく、それらを一掃した「理想」から考えていきます。そして、体のコロナ(生命破壊)、経済のコロナ(生活破壊)、心のコロナ(尊厳破壊)という3つのコロナを同時に解決する英雄産業を創建し、世界をリードする日本を目指します。そのために、1000人の侍の結集によるコミュニティづくりを通した英雄産業をおこそうと取り組んで参ります。」

2、COVID-19による世界・日本の現状

世界・日本の最先端の状況を共有し、前回のポストコロナonline会議からわずか2週間でここまで増加していることに対して、危機感を深めました。

世界の感染者数:21,001,437人、死者数:758,071人
日本の感染者数:52,217人、死者数:1,073人

3.「今までの医療・これからの医療」

長岡 今日は、「beyond」なので、今までの医療を振り返りながら、それを超えていくこれからの医療のお話をしていきます。

医療とは人間の生命を扱っていますが、大きく整理すると、以下のようになります。

<現代医療>
世界観:人間とは体、宇宙自然とは空間。ニュートン力学が土台。
特徴:客観的に観察。現象と自分のつながりがわからない。
<伝承医療>
手技療法、同種療法、心理療法、自然療法
世界観:三位一体。量子力学が土台。
特徴:見えない世界を信仰する。現象と自分のつながりが曖昧。

信仰を使ってきた伝承医療と科学を使ってきた現代医療。どちらが正しい・間違っているというわけではありません。これらの医療を超えて、次の未来医療は何を使うことになるのでしょうか?それは。「道」だと思います。現代医療も伝承医療もどちらも対象物があって、それを観察します。未来医療は対象物ではなく、対象物になる道にフォーカスするのです。

現代医療・伝承医療の土台には哲学があります。哲学とは、道の発見・開発です。どのような脈絡なのか、どこに誤りや問題があったのかを観ていくのです。ですから、これからは医療ではなく「医道」になっていきます。現代医療と伝承医療の「間=道」を行くことでもあります。「間」といえば日本です。そして「間」を「0=∞=1」と言う数式に落とし込んだのがnTechです。道の活用、間の活用から新しい医療、新しい文明が始まります。

4、トークライブ「Beyond everything 日本の決断」

平山 秀善
NONES株式会社CEO、「バクロスTV」プロデューサー兼キャスター、ママエンジェルスチェアマン
池川 明
体内記憶の第一人者、産婦人科医
中島 克紀
スターリーダーシップ代表、立命館大学ビジネススクール講師、FM東京スターラジオパーソナリティ
野村 恭彦
金澤工業大学(KIT)虎ノ門大学院 イノベーションマネジメント研究科教授、SLOW INNOVATION株式会社代表取締役、澁谷をつなげる30人主催
池田 整治
作家、元自衛隊陸将補
岡田 耕治
日本テクノロジーソリューション株式会社代表取締役

令和哲学者Noh Jesuと7人の先生方との活発なトークが繰り広げられました。以下、抜粋してまとめた内容です。

Q:コロナのパンデミックは私たちにとってどんなチャンスになるでしょうか?

今までは、脳を使った理性の世界、体中心の考え方でしたが、これからは死を恐れない、感性の世界、心の世界へといきます。それは本当の美しさを感じる世界でもありますし、SDGsにもつながります。目の前の忙しさに追われるのではなく、意識を拡張させて、「人間とは何か?」「生きるとは何か?」をゆっくり考えるチャンスです。又、人々を結集させるリーダーシップを発揮する時です。世界全体が運命共同体でつながっており、世界全体を愛するビジネス道のモデルを日本から発信しましょう。個人一人ひとりの意識の拡張によって、主体性を持って、愛があふれる大和精神の日本となり、チームプレイが可能になります。アジア主義を叫んだ日本がこのタイミングで西洋中心の理性の教育ではなく、教育革命を起こすと同時に、アジアと西洋の格差がなぜ起きたのかをしっかりと見つめることです。

Q:コロナウイルスのパンデミックで、ヘリコプターマネーと言われるほどお金が発行されましたが、回収の目処がありません。この資本主義の危機をどのような形で超えていけるでしょうか?

資本主義は、お金を道具にして人間の理想や夢を具現化しようとしてきました。けれど、人間一人ひとりの意識が開くと、アイディアやイノベーションが生まれますし、無限大のやる気、無限大の確信、情報発信力を持って、利他主義経済がやりたくてたまらなくなります。又、心の意識の爆発が起きると、生活コストそれほどかからないライフスタイルに自然となるでしょう。今までは、人間一人ひとりの幸せのための政策がありませんでした。とにかく成長、国家競争に走ってきましたが、これからは一人ひとりの幸せを最優先する政策をとることです。人間一人が企業であり、国であり、文明である、そんな個人知識企業家、知恵の企業家にどんどんなっていくこと、お金の問題を突破できます。幸せやアイディア、やる気、利他主義、チームプレイも全ては心を大事にする世界でもあります。お金に依存し、人間の脳に依存しているところから心を大事にするシステムをつくっていけば、今の資本主義を生かしながら経済活性化へといけるのではないでしょうか。

Q:大きな価値観の大転換が必要な今、価値観を統合して、勢力を拡大しようとする時に、多様な組織団体の観点・判断基準の問題が必ず発生します。この問題をどのように解決すればよいのでしょうか?

長岡 これは世界がOne Worldにならない理由でもあります。これは、部分的なNOだから起こる問題であり、All NOをすることが必要です。自分の観点も相手の観点もAll NOしたところから始めていくことです。All NOとは、今までの概念を生み出した根本を否定することです。そこから新しい秩序をつくっていけます。

平山 縄文人は国と言う概念がなく、それで9000年間、平和に争うことなく生きてきました。私たちはその血を受け継いでいます。1つになるというのは大陸の考え方です。バラバラだけど、仲良く統合されている、という共感主義が将来の人類の形になると思います。これから日本がどの程度の規模で結集できるかは時代への影響力がとても大きいです。そのためにも先人達への感謝は忘れないことが大切だと思います。

池田 この文明の欠陥は、全ては1つ、あなたと私は1つだということを教育してこなかったことにあります。量子力学の世界から見れば、全ては繋がっており、こうしたことを生まれた時から教えることが大事なのです。

岡田 ロゴス思考とレンマ思考を以前学びました。ロゴス思考はAかBかで分ける、レンマ思考はジレンマのことでもあり、A and Bの思考です。今までは論理で考え、科学で整理してきたロゴス思考だとしたら、今はレンマ思考に入ったと言えます。AもBも正解で、本質的には1つであり、全てが1つであるということが、多様性を認めることにもなります。

中島 リーダーシップの視点から一番考えられてきたテーマです。私は、2018年にアメリカで、リーダーシップの最大の秘訣は愛であることを知りました。価値観の対立や色々なものを超えていくのは、愛です。自分を愛し、他社を愛し、組織や自分の製品を愛することです。コロナウイルスによる生死を越えていくにも人間愛が必要です。信じ、尊重し、繋がり、思いやる。リーダーがそうなることで、インクルージョン(包括)の世界になっていきます

野村 なぜ幸せが世の中を引っ張れないのかは、幸せが人によって違うからです。今回のようなパンデミックの危機は、皆が同じものを怖がるから危機は人を動かします。そして、1つの幸せで引っ張ろうとすると、危機シナリオと同じようになってしまいます。では、人それぞれ異なる多様なものでムーブメントを起こすにはどうすればよいのでしょうか?今までは、フィジカルな体の限界がありましたが、私たちはコロナウイルスをきっかけに多様なコミュニティに属するようになりました。オンラインのデジタル革命によって、たくさんのパースペクティブを体験し、1つの観点ではなく、多様な観点で引っ張っていく時代へ向かうヒントがあると思います。

池川 観点・判断基準の違いは素粒子の世界でもあります。1つとして同じ素粒子はないと言われています。では、何を持って調和を取るのか、基準が必要です。私たちは変化を受け入れないこと、そして自分が全て正しいと言う思い込みでジャッジしていることが問題だと考えています。それを外すには、人の役に立つのか、自分がやったらどうなるを考えることだと思います。

Noh 部分NOではなくAll NOの世界はAll YESにもつながります。1つの観点に固定して引っ張るのではなく、無限大の観点を持って引っ張ることは、観点を0にすることでもあります。ですから、他の観点から見て美しいのかを考えることもできますね。無限大の観点を持つことができると、人間一人ひとりが本物のリーダーになっていきます。そして、自分が世界の大統領だと思えば、世界75億人を幸せにしたいと思いますし、そうなるとアイディアが出てきます。自由自在に観点の移動が出来る状態は、全ての境界線が解けて1つになっている状態でもあり、小さい頃からその教育ができたら、バラバラの世界がつながって、かわいらしく見えるでしょう。

Q:21世紀グローバル社会において、今までの日本と令和日本は何が違うのでしょうか?貢献できるポイントがあればそれも合わせて聞かせてください。

長岡 志を立て、二度と戦争を起こさない、世界恒久平和をつくっていくことだと思います。

平山 オーケストラ型の組織からジャズ型の組織へ変わっていくと思います。個人を中心としたチームになります。資本主義は共感主義へ、官僚立法から市民立法へ。コミュニティによって人が育っていくでしょう。

池田 大変革が起きます。宇宙は5次元の愛の世界なので、地球もその方向へ向かいますし、それは日本から起きます。

岡田 西洋は制圧しようとしますが、日本は和を持って仲良くしようとしますし、そうしていきたいです。大人でまだまだ昭和、平成の話をする人もいる危機感も感じます。若い人たちが周りの評価を気にすることなく、自分が熱意を持ってやっていけることが令和日本の理想の状態ではないでしょうか。

中島 デジタルトランスフォーメーションの時代です。リーダーシップの秘訣は愛なので、愛をどう日々の中で具現化させていくのか。それは美しさと感動を反映させていくことです。一人ひとりがスターになって輝き、共に進化していきましょう。

野村 FASTに戻るのではなく、SLOWで生きることに尽きると思います。自分の観点で世界を埋めるのではなく、他の人の観点を覗いてみることですし、それはSLOWだからこそできることです。そして、無限の観点で引っ張るリーダーシップを発揮していきましょう。

池川 受精の瞬間から愛を伝えられたら死を恐れない、愛される子どもになります。胎内記憶を伝えて、出産そのものを変えて、愛想のものの人間を増やしていく、その教育をしていきたいです。

5、まとめ

Noh 私は韓国で生まれ、反日教育を受けてきましたが、25年前に福岡で心の動きと繋がる間の動きを発見し、人類は必ず地球全体が1つになれる時がくる、そして、それをつくる英雄集団は日本からだと無限大の確信があります。本日は8月15日です。8は日本にとって完全数であり、8月6日、9日、15日がある限り、日本は必ず目覚めます。

明治の時、日本の侍は、0化する勇気がありました。刀を手放して西洋を受け入れ、世界一の空母までつくりました。そして、死の恐れを超えた明治の精神が全体主義を完成させました。その日本が個人主義のアメリカと衝突した結果が、焼夷弾、原爆です。これは戦争犯罪です。だから日本はこんな汚い西洋のゲームは止めたんです。

全体主義を完成させた日本は個人主義を完成させます。人間の脳を超えた個人の完成は必ず日本から生まれます。世界基軸通貨、神の見えざる手が西洋から、そして、世界基軸教育、神の見えざる目が日本から始まります。ものづくりから心づくり、共同体づくりへ。今日、オピニオンリーダーたちの話を聞きながら、英雄集団日本が令和の幟と共に英雄の勝負をする、一番美しくて偉大な勝負が始まる確信がきました。本日もありがとうございます。

ライブ配信アーカイブ@YouTube

ポストコロナon-line会議
#17 「Beyond everything 日本の決断」

on-line会議後の2つのお楽しみ!

1)21:10から60分間の参加型交流会やってます!
ポストコロナon-line会議後に、60分間の参加型(Zoom)交流会をご用意しています!出演者と皆さんと一緒に会議の内容をより深めていきたいと考えています。主催者一同、心より皆さまのご参加をお待ちし、交流を楽しみにしています。詳細とお申し込みは、WEBサイトをご覧ください。
2)オンラインコミュニティ場あります!
パーフェクトストーム(COVID-19、経済大恐慌、心の不安)が到来する今、全ての問題を一掃するポストコロナ時代の新職業・新産業・新経済を研究する参加型onlineコミュニティです。今私達にできることは何なのかディスカッションを行い、プロジェクト2つ(未来産業創出研究プロジェクト、日本式ロックダウン研究プロジェクト)を立ち上げ、実際に活動していきます。詳しくは、ポストコロナon-line交流会にて!

ポストコロナon-line会議@WEBサイト

ポストコロナプロジェクト2020@Facebook

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インフォメーション

令和哲学チャンネル@YouTube

令和哲学カフェ

月曜日〜金曜日21:00〜22:30

世界基軸教育28日間プログラム

おわりに

当日の会に参加した皆さまから「様々な専門家の方たちのご意見が聞けてよかったです」「未来について考えるとても良い時間となりました」「ここから愛と尊厳が当たり前の時代をつくっていけるのだと思いました」といった感想が寄せられ、実りのある会となりました。たくさんの方々のご参加ありがとうございます。

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出演者

ナビゲーター(代表発起人)
  21世紀の悟り人 令和哲学者 Noh Jesu(ノ ジェス)
プレゼンテーター
  AI 和合クリニック院長 長岡 美妃(ながおか みき)
ゲストスピーカー
  ノーネス㈱CEO 平山 秀善(ひらやま ひでよし)
  元陸上自衛大陸将補 池田 整治(いけだ せいじ)
  産婦人科医 池川 明(いけがわ あきら)
  SLOW INNOVATION株式会社代表取締役 野村 恭彦(のむら たかひこ)
  スターリーダーシップ代表 中島 克紀(なかじま かつのり)
  日本テクノロジーソリューション株式会社代表取締役 岡田 耕治(おかだ こうじ)
ファシリテーター
  風見 雅子(かざみ まさこ)
グループディスカッション 
  喜多島 真由美(きたじま まゆみ)
  帆足 典洋(ほあし のりひろ)
  古川 いずみ(ふるかわ いずみ)
  不知 航(ふち わたる)

スタッフ
ディレクター 高橋恵、池田真梨子
サブディレクター 高村博子
企画 喜多島真由美、一龍飛
ビデオカメラ 島崎信也
配信スイッチャー 吉田純、大川真
音声ミキサー 村上聡美
スチールカメラマン 清水七央子
現場サポート 豊川麻子、中田健一、園田誠一郎
Zoom操作 山口温子、平井まや、小松谷翔、小畑多美子
YouTube操作 中田健一、樋口智美
タイムキーパー 藪内隆憲
資料作成 樋口智美、森貴司
note記事編集 小水 嘉
システム運営 太田 啓之
WEBデザイン・マーケティング 池田 真梨子、三笠 惠美、若林 みき
WEB・Facebook編集 高村 博子、小田原 千草、西尾 佳子、大村 祐子、池田真梨子、三笠 惠美
監修 Noh Jesu(ノ ジェス)


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