ポストコロナon-line会議 #15「ポストコロナ時代の文明のパラダイムシフト」
令和2年7月25日(土)「第15回 ピンチをチャンスに大反転ポストコロナon-line会議」を開催いたしました。336名の方にご参加いただき、誠にありがとうございました。
開催報告
開催日時 令和2年7月25日(土) 19:00~21:00
参加者数 336名
#15 「ポストコロナ時代の文明のパラダイムシフト」
1.はじめに
開催趣旨説明
2.COVID-19による世界・日本の現状
世界・日本の感染者増加状況
3.「共同体を作る細胞」
AI 和合クリニック院長長岡美妃先生
4.トークライブ「ポストコロナ時代の文明のパラダイムシフト」
21世紀の悟り人 令和哲学者Noh Jesu先生、長岡美妃先生、平山秀善先生、池田整治先生、池川明先生
5.まとめ
インフォメーション
ナビゲーターの21世紀の悟り人 令和哲学者 Noh Jesu(ノ ジェス)先生、ファシリテーターの風見 雅子(かざみ まさこ)さん、共同発起人のAI 和合クリニック院長 長岡美妃(ながおか みき)先生、ゲストスピーカーの平山 秀善(ひらやま ひでよし)先生、池田 整治(いけだ せいじ)先生、池川 明(いけがわ あきら)先生にご出演いただきました。(以下 敬称略)
今回のテーマは「ポストコロナ時代の文明のパラダイムシフト」。新型コロナウイルス第2波の到来が今、話題となっています。今現在の文明は、パラダイムシフトが起きるタイミングにあります。パラダイムシフトが起きた未来とは、そこへ向けての日本の課題などについて、じっくりと考える会となりました。
1、はじめに
ファシリテーターの風見雅子による、開催趣旨の説明がありました。以下、概要です。
「新型コロナウイルスにより世界がパニックに陥っています。そこに対して、正確な問題の診断・正確な処方を追及し、共有したいという思いでポストコロナon-line会議を発足致しました。私たちは、問題を生み出したモノの見方「現実」から考えるのではなく、それらを一掃した「理想」から考えていきます。そして、体のコロナ(生命破壊)、経済のコロナ(生活破壊)、心のコロナ(尊厳破壊)という3つのコロナを同時に解決する英雄産業を創建し、世界をリードする日本を目指します。そのために、1000人の侍の結集によるコミュニティづくりを通した英雄産業をおこそうと取り組んで参ります。」
2、COVID-19による世界・日本の現状
世界・日本の最先端の状況を共有して理解を深めました。
世界の感染者数:15,567,025人、死者数:633,948人
日本の感染者数:27,956人、死者数:992人
3、「共同体を作る細胞」
長岡 地球生命体のパラダイムシフトを見ていきます。最初のパラダイムシフトは、生命の誕生でした。そこから、単細胞生物→細胞群体→多細胞生物→植物→動物→人間と言うプロセスを経て、次に来るのはいったい何なのかと問われているのが今です。
では、パラダイムシフトはどのように起きたのでしょうか?今、生物学ではエピジェネティクスだと言われています。これは、環境によって遺伝子は変異し、その変異は共有・伝達されるというものです。つまり、環境と細胞の動きは相互作用しながら進化してきたのです。進化とは認識能力を高めることですが、細胞は集団をつくることで認識能力を高めてきました。ただ集団になるだけでなく、各細胞が専門的な役割を持って分業を行う共同体となったのが多細胞生物です。
生物学はダーウィンの進化論からエピジェネティクスへとパラダイムシフトを起こしています。細胞に学び、私たち人間も進化するにはどうすればよいでしょうか?今、個人主義の限界に来て、共同体の大切さを謳いはじめています。1つ1つの細胞が独立し、それらが集まって70兆個の細胞が繋がりあい、1つの生命体を維持しているように、人間も繋がりあってチームプレイをし、1つの生命体のように1つの共同体となることです。
4、トークライブ「ポストコロナ時代の文明のパラダイムシフト」
平山秀善
ノーネス㈱CEO、バクロスTVキャスター、ママエンジェルスチェアマン、作家
池田整治
作家、元陸上自衛大陸将補
池川明
体内記憶の第一人者、産婦人科医
Noh 4人の先生方、今日はよろしくお願いします。まず、現在地からのアプローチではなく、パラダイムシフトが起きて問題が解決してしまった20年後、30年後の未来像をイメージしたところから始まりたいと思います。
Q:パラダイムシフトが起きた未来、そこから見えるパラダイムシフトの実態とは?そして日本はどんな貢献をしているのかをお聞かせ下さい。
長岡 パラダイムシフトとは、1つのクローズ空間の中に新しいものが生まれ、それが定着して反映し、クローズ空間が変化することだと思います。パラダイムシフトを起こすためには場が必要です。そして今、パラダイムシフトが起きる場は日本だと思います。日本は集団で勝負をし、死を通過した国です。だからこの日本からパラダイムシフトが起きるのです。
平山 人間の興味の対象が宇宙空間から次元の方向に変わると思います。最先端科学は、今の科学と全く反対の世界を発見し、それらを融合する技術が生まれ、それを語る哲学が出てきます。それはまさしくNohさんが語っておられることでもあります。さらにNohさん言っておられることを実行に移す集団が生まれるでしょう。そして、人類史上、最も市民が豊かな時代がきます。所有と言う概念も消えて、自然と共有の概念がはぐくまれると思います。
池田 大前提として今は文明のターニングポイントです。滅びの道をまっしぐらに向かっているところから、変わるためには全ては1つであるということを悟った人でないといけません。コロナウイルスは、人間に変わりなさいと言っているのです。自分と他人を分けるのは分子の世界であり、量子力学以上の世界では全て1つに繋がっています。そのことに気づいた人が愛の世界へと行けるのです。
池川 モノから心にシフトする時代です。では、心とは何でしょうか?我の世界で生きていたところから見方が変わることです。日本人は相手を思いやる心をベースに持っていますが、出産から育児の過程で自分の存在自体がかなり傷つけられています。Noh先生がおっしゃるように尊厳が大事なのです。自分が自分で良かったという絶対の信頼、この尊厳を取り戻さない限りは、次のシフトが起きないと思います。自分の我から心の真実に目を向けて、情熱を持ってやれることを見つけた人が世界中にあふれた時、パラダイムシフトが起きるのではないでしょうか。
Noh ありがとうございます。まさしく文明のパラダイムが変わる時です。一人ひとりの尊厳を大事にしながら心が活躍する時代になります。最近、三浦春馬さんの悲しい出来事がありました。彼のような素晴らしい人が自ら命を絶つようなことは二度と起こしてはいけないと思っています。
Q:文明のパラダイムシフトへ向かうにあたり、日本が変化しなければならない一番の課題とは何だとお考えですか?
長岡 根本的に変えなければならない事は教育です。私も現代の教育を受けてきましたが、暗記をして知識量で勝負するものでした。これは適者生存を植え付け、存在欲求を増長されます。結果として孤独になるのです。映画「ジョーカー」にも見られるように、現代は孤独でいっぱいです。三浦春馬くんも孤独だったのではないでしょうか。存在欲求をほどく教育を入れる必要があります。それを実践していたのが武士道であったと思います。もう一度、武士道を蘇らせることです。
平山 私の一家は大学や高校を経営していますが、学校教育には限界を感じています。人々が変わるには、大人の背中が変わることです。その変化には3段階あると考えていて、①市民が主体性を取り戻す ②自分が起こしていることを知り、連帯責任を取り戻す ③市民が結集する というものです。今日のような会をもっと開いて各界のリーダーたちが結集していくことが必要だと思います。
池田 全ては1つだという教育を実施していないことが課題だと考えます。2680年前の大和では、全ては1つだということを体現していましたが、西洋文明になってそれが忘れられているのです。しかし、根源的には忘れていませんし、武士道があります。武士道とは他人のために死すること。戦いを止める道です。日本人が本来の日本人に立ち返ることです。
池川 尊厳が失われてしまっていることです。私は教育は変わらないと思います。ですので、家庭が変わることが必要です。受精した瞬間からお母さんの一挙一投足が子どもに影響を与えていますから、受精した時に、尊厳をもって迎えることです。それくらいお父さんとお母さんの気持ちがしっかりしていれば、夫婦喧嘩をしても電磁波を受けても大丈夫なのです。
Noh 日本は全てを手放す勇気を持っている集団です。コロナウイルスやAIの危機を前に、人類を救済するためなら日本のDNAは燃え上がるでしょう。
Q:人類救済に燃え上がる日本になるためには、何をストップし、スタートすればよいでしょうか?
長岡 歴史の解析がない教育をストップして、自分の国に誇りを持てる解析をした歴史の教育をスタートするべきだと思います。自国の歴史を忘れた民族は滅びると言われています。私たちは近代史をもっと知り、日本人としてのアイデンティティを育てるべきです。
平山 6つのストップ・スタートを考え、また一部実践しています。6つとは「①資本主義→共感主義 ②経済圏は企業が中心→市民が中心 ③メディアのスポンサーが企業→市民がスポンサー ④官僚が法律をつくる→市民が発議・市民立法 ⑤学校教育→市民のコミュニティ教育 ⑥ピラミッド型組織→個人を中心とした組織」です。
池田 世界の金融支配体制が問題です。私たちは支配されているのです。イルミナティですね。日本が戦えたのは和の心があったからであり、それはイザヤ書にも書かれています。こうしたことがこれから全て表に出てくるようになります。私たちは日本のミッションに気づくことが必要です。
池川 価値観の転換が必要だと思います。我を超える連帯意識をもつことです。私たちは意識改革の真っ只中にいます。その基準となることは、情熱を持ってやれることを見つけることだと私は提唱したいと思っています。相手を思いやりながら自分も楽しくなる。それが大切ではないでしょうか。
Noh 今は1年間かけて判断することを3分で決定しないと、何も出来ずに理想論で終わってしまう時代です。池田先生がおっしゃるように、世の中には支配する側とされる側があります。では、どんな支配から自由になる必要があるのでしょうか?お金に支配されているとしたら、お金に支配されない人間をどのように育てることができるでしょうか?さらに、100兆円上げると言われても、後1日の命だと言われたら、命をとりますよね。生死にも支配されないようになるにはどうすればよいでしょうか?
日本は集団全体が死に方勝負を実践しました。命以上の価値に燃え上がることが出来た独特な何かがあるんです。それを生かせる教育を完全学問だと私は言っています。西洋が開発した全ての知の世界を大統合できるものです。
日本が命をかけられるものはなんでしょうか?家族のため、日本のため、こうしたことを超えた何かが日本にはあります。そうでなければ、原爆2つ落とされても相手を恨まないという事などありえません。アメリカ、イルミナティ、暗黒勢力などが日本を支配していると、世間では色々と言われていますが、そういってしまったら日本の主体性がなくなります。そうではなく、自分が自分の心に支配されているのです。人間が脳のウイルスにやられている。だから、心の大爆発が必要なのです。
池川先生がおっしゃるように価値観の転換が必要です。時間、空間、存在、エネルギーも無い。唯一無二、すごすぎる1つだけがある!選択不可能な世界。それが夢を見ているのだと理解することです。有るものに価値があったところから、過去のことも全てを切って、イメージ不可能はひとつだけがある、これが完全学問です。その1つだけで数学、物理学、哲学など全ての学問を整理します。完全な学問から完全な経済が生まれます。人間の尊厳を生かすお金の使い方をするようになります。それができる日本となるよう一人ひとりが真理に目覚めていくことです。
5、まとめ
Noh 今日お集まりいただいた4人の先生方はミッションがある方たちです。コロナウイルスに人間の尊厳が破壊されていくままにするのではなく、本当の人間の素晴らしさに目覚め、結集していきましょう。1億3000万人の日本人が、世界75億人が結集するビックチャンスです。明治維新の涙の物語をつないで令和維新を起こしましょう。命以上のものに燃え上がる1000人侍の結集をつくり、美しい歴史を先生方と共につくっていきたいです。本日はありがとうございました。
志ある5名の方たちのトークライブに、zoom、YouTubeからたくさんのコメントをいただきました。「幸せは自分の心が決める」「相対的でなく、絶対的な価値観が必要だと思います」「日本の可能性に感動しました」といった感想をいただき、大盛況の会となりました。
ライブ配信アーカイブ@YouTube
ポストコロナon-line会議
#15 「ポストコロナ時代の文明のパラダイムシフト」
on-line会議後の2つのお楽しみ!
1)21:10から60分間の参加型交流会やってます!
ポストコロナon-line会議後に、60分間の参加型(Zoom)交流会をご用意しています!出演者と皆さんと一緒に会議の内容をより深めていきたいと考えています。主催者一同、心より皆さまのご参加をお待ちし、交流を楽しみにしています。詳細とお申し込みは、WEBサイトをご覧ください。
2)オンラインコミュニティ場あります!
パーフェクトストーム(COVID-19、経済大恐慌、心の不安)が到来する今、全ての問題を一掃するポストコロナ時代の新職業・新産業・新経済を研究する参加型onlineコミュニティです。今私達にできることは何なのかディスカッションを行い、プロジェクト2つ(未来産業創出研究プロジェクト、日本式ロックダウン研究プロジェクト)を立ち上げ、実際に活動していきます。詳しくは、ポストコロナon-line交流会にて!
ポストコロナon-line会議@WEBサイト
ポストコロナプロジェクト2020@Facebook
インフォメーション
令和哲学チャンネル@YouTube
令和哲学カフェ
月曜日〜金曜日21:00〜22:30
世界基軸教育28日間プログラム
おわりに
当日の会に参加した皆さまから「命以上のものに出会いたいと思いました」「素晴らしい方たちの意見が聞けてとても学びになりました」「日本がパラダイムシフトを引っ張っていく希望を感じました」といった感想が寄せられ、実りのある会となりました。たくさんの方々のご参加ありがとうございます。
出演者
ナビゲーター(代表発起人)
21世紀の悟り人 令和哲学者 Noh Jesu(ノ ジェス)
プレゼンテーター
AI 和合クリニック院長 長岡 美妃(ながおか みき)
ゲストスピーカー
ノーネス㈱CEO 平山 秀善(ひらやま ひでよし)先生
元陸上自衛大陸将補 池田 整治(いけだ せいじ)先生
産婦人科医 池川 明(いけがわ あきら)先生
ファシリテーター
風見 雅子(かざみ まさこ)
グループディスカッション
喜多島 真由美(きたじま まゆみ)
帆足 典洋(ほあし のりひろ)
古川 いずみ(ふるかわ いずみ)
不知 航(ふち わたる)
スタッフ
ディレクター 高橋恵
サブディレクター 高村博子、荒牧明楽、豊川麻子
企画 喜多島真由美、一龍飛
映像ディレクター 目黒秀綺、園田誠一郎
ビデオカメラ 熊倉恵子
配信スイッチャー 吉田純
音声ミキサー 播磨千帆
スチールカメラマン 清水七央子
Zoom操作 山口温子、平井健太、平井まや、小松谷翔、小畑多美子
YouTube配信 中田健一、樋口智美
タイムキーパー 藪内隆憲
資料作成 森貴司
note記事編集 小水 嘉
システム運営 太田 啓之
WEBデザイン・マーケティング 池田 真梨子、三笠 惠美、若林 みき
WEB・Facebook編集 高村 博子、小田原 千草、西尾 佳子、大村 祐子、池田真梨子、三笠 惠美
監修 Noh Jesu(ノ ジェス)