見出し画像

9/3 上映会情報

「北本ビタミン B」上映会についての情報をまとめたページです。

上映会

本日、北本団地お祭り広場で開催します!(9/3更新)
【日程】2023年9月3日
【時間】18:30 受付け開始、19:00上映スタート
【会場】北本団地お祭り広場(住所:埼玉県北本市石戸6丁目26)
【雨天時会場】北本市文化センター 第1、第2会議室
(住所:埼玉県北本市本町1-2-1)

【入場料】無料

当日は、喫茶ケルンからドリンク、BEACONからドリンクとお菓子出店いただく予定です。

予告編


この映画について

この映画の対象である「北本ビタミン」は2008年~2013年にかけて、埼玉県北本市で開催されていたアートプロジェクトです。今はプロジェクトを運営していたほとんどの人が北本を離れ、活動もありません。
映画の制作者である私、屋宜は「北本ビタミン」に参加していたわけでなく、この映画の制作を始めるまで北本という地名すら知りませんでした。そんな私と北本を結び付けたのはプロジェクトの終わりに立ち会った経験です。
学部生の時に、運営に関わっていて半分遊び場のような場所だった大学のギャラリーが、予算の都合によりクローズしました。その最後の展覧会の企画を担当したのですが、今でも大切な場所をあっけなく失ったやるせなさと、企画したクローズ展が最後にふさわしかったのか悶々としています。
この経験からプロジェクトが終わること、終わってしまったプロジェクトに関心を持つようになり、縁あって北本にたどり着きました。
「北本ビタミン B」は「北本ビタミン」の関係者に話を聞き、当時の資料を見つめながら「北本ビタミン」がどんなプロジェクトだったのか、どんな人が関わって何を考えていたのか、アートプロジェクトが終わることとは一体何が終わることなのか考察を試みています。

映画の初お披露目となる上映会では、「北本ビタミン」活動停止から10年以上の時を経て、当時起こっていたこと、今だから語れること、少しずつ消えていく記憶を、改めてみつめなおす時間をつくりたいと思います。

「北本ビタミン」について

2008年~2013年にかけ、埼玉県北本市にて展開されていたアートプロジェクト。当時の北本市長・石津賢二氏が「越後妻有(観光客がたくさん来る)のような芸術祭がしたい!」と東京芸術大学教授・熊倉純子氏に相談をもちかけ事業がスタートしました。
2008年にはアート事業の運営担当として専門員が市役所に配置され、2009年には運営を担う団体「キタミン・ラボ舎」が発足しました。最盛期である2010年には北澤潤《リビングルーム》(北本団地商店)、西尾美也《Overall: Sailboat》(荒川河川敷)、wah document《はみ出し探検隊》(北本団地)など多くのプロジェクトが活発に展開されていました。市外から数組若手アーティストが移住したほか、市内の若者たちもキタミン・ラボ舎のスタッフやボランティアスタッフとして協働するなど、かなりのエネルギーが渦巻いていたそうです。

企画/協力

企画:屋宜初音(東京藝術大学国際芸術創造研究科アートプロデュース専攻修士課程*東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科修了要件特定課題研究)
協力:東京藝術大学国際芸術創造研究科、合同会社暮らしの編集室

お問合せ

post.kitamoto(at)gmail.com
(at)を@に置き換えてご送信ください



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?