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095 拝啓 未来の貴方へ。22歳の彼方より

 およそ一カ月ぶりに、この場所で文字を打つ気になった。

 タイピングの速度が遅くなっていることがものの数秒で感じられる。次の文字を打ち始めるまでの初速も,打ち始めてからも遅い。

 タイピングの手を止めてしまうと静寂が訪れてしまう。

 ラジオや音楽を聴きながら打つことは難しいからと、静かな部屋で画面と向き合っていることが仇となっている。沈黙が続く部屋では、頭の中の言葉は反響を起こすけれども、その沈黙の中から、何かが聞こえてはこないかと無意味に耳を澄ませてしまう。

 昼間にでも書き始めればよかった、か。


22回目の誕生日

 先日、11月26日の良い風呂の日に誕生日を迎えた。

 当日の話やらなんやらは、ラジオで喋ったから割愛させてもらう。

 おめでとう、との言葉をかけてくれてありがとうございました。20歳の誕生日が嬉しさのピークかなと思っていたけれども、祝われることはやっぱり何歳になっても嬉しいし、ありがたいですね。あ、ピークが20歳なことには変わりないです。

 文字には感情を上手く乗せることが難しいから、コンピューターが介入した形で書き起こした文字よりも、直筆や直接会って言葉で伝える方がよっぽど気持ちが伝わる、なんて論を語っているどこぞの馬の骨を見たこともあります。

 たしかに、今まさに打っているこの文字たちの裏で、僕がどんな顔をしているかなんて(未来の自分も含めた)読み手は想像の域でしかないですよね。終始真顔かもしれないし、少しだけ口角が上がっているかもしれない。もしかしたら、ずっと二やついているかも( ̄ー ̄)ニヤリ

 けれど、文字そのものに感情は乗せづらいとしても、その言葉を贈る、ただその行為だけで、暖かな気持ちを届けている確固たる証拠になるんだと思います。

 だから、とても嬉しいです。

 だから、だから、あなたにとっての大切な人にも、たとえ離れてしまったとしても言葉を送り届けていいのかもしません。

 便利な時代ですから、見たいものも、見たくないものも、その指1つでどうにでもできますよね。がんばって。


 相変わらず、休みの日は家で一人で過ごしているんですか?

 どうせ後悔してるんでしょうね。大学時代もっと遊んどけよって。

 そうは言ってもさ、実は、毎日は人と話したくない人なんだ笑
けど、一人の時間が多すぎると、結局人のために何かをしてるんだよね。だから、教育の仕事はやっぱりぴったりだと思うんだけど、違ったかな?

 今考えている、妄想未来ヒストリーいちおう言っとくよ。

25歳 
学問としては教育を学んでいないことを後悔し、大学院へ行くことを決意
26歳
大学院へ入学(ワンチャン海外)
30歳
修士そして博士課程まで修了する(帰国)
31歳
婚活を始めつつ, 大学教授への道を歩み始める

どうかな?とりあえず、3年は会社で頑張ってほしいんだけど、名古屋の人たちと仲良くやれてるか心配だよ。

「平和が一番!笑顔が一番!」の人、近くにいる???


 最近思うんだけどさ、人のために何かをしてあげることが、やっぱり俺にとっての生きがいなんだと思うんだよね。

 いや、たまに嫌になることもあるよ。

 自分一人、自分の為だけに何かお金や時間を使う頻度が少なすぎるんだもん。

 若様も言ってたけどさ、「大型のモールとかに行ったときに、ぜんぜん行きたい店がなかったときに、なんか寂しい気持ちになる、つまんねえ人間だな俺って」って。

 まさにそれなんだけどここ数年。

 街中歩いててもさ、「あ、コダック」Tにあげよーっと。とか思っちゃうんだもん。学期末だし、またお菓子でも(生徒に)買ってあげるかーとか。学相の後輩たちへの差し入れとか、誰かとドライブ行った時の高速代とかさ、大きな出費はたいてい誰かのためなんだよな、ここ数か月。

 素敵だって思う?

 できれば今そう思っててほしくないな。

 もっとさ、世の中のこと知って、自分だけが喜ぶようなことにお金使いな?まじで。
 
 大学時代のクソ暇な生活とはちげえんだよ、こっちは仕事でそれどころじゃないんだわ。とか思いましたよね。想像力が足らないんだまだ。


追記)12月16日

社会人たちの人脈は積極的に作ってください。

メンタイの後、講師の方とのご飯会を断ってしまったこと、同じくサポーターの方と軽く後悔していますよ。ええ。

一歩踏み出せ!

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