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さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0

本書を読む目的ー自分の強みを生かせる職業選択ー

自分の強みを生かせる職業を見つけるために、本書を読むことにしました。

私は理系大学院生であり、研究を進めることが使命です。しかし、大学4年次に研究室配属され、研究を始めてから悩みはじめたことがあります。それは、「自分は将来、研究職で生計を立てているのか」ということです。

実は、1年半の研究活動を振り返っても、やりがいや達成感を感じたことが殆どありません。また、それ故、高いモチべーションを維持するのも難しいです。(社会人であればまだ、対価として給与を貰っているため動機云々の話ではないのですが…)

しかし過去を振り返ると、やりがいを感じて成長・成功したことがあります。例えば体育会運動部の主将として活動していた時は辛いことが9割でしたが、粘り強く取り組み、良い評価を頂いたり成果も残すこともできました。浪人時代や喫茶店でのアルバイトに於いても、同じ理由で真面目に且つ楽しく頑張れました。

こうした経験から、私は自分の強みを生かしてやりがいを感じられる仕事には、たとえ肉体的・精神的に辛い内容でも粘り強く取り組み続けることができ、良い結果を残せるのではないかという考えを持っています。

ストレングスファインダーとは?

ストレングス・ファインダーとは、アメリカのギャラップ社が40年に渡って行っている「人間の強み」に関する研究に基づいた、人間の持つ34の資質を発見するためのツールです。これまでに数百万人の人に使われ、20カ国以上の言語にも翻訳されてきました。

本書は、弱点克服よりも長所伸展の重要性を説いています。理由は以下のとおりです。

自分の得意とすることを行う機会を毎日持てている人は、持てていない人と比べて、
・6倍も意欲的かつ生産的に仕事に打ち込む傾向がある。
・生活の質がとても高い傾向が3倍も高い。

どうやって6倍とか3倍と定量化しているかは気になるところですが、長所を生かして仕事をすることは、”やりがい”を感じながら成功することに繋がりそうです。


私の資質

約30分に及ぶwebアンケートで分かった、私の資質トップ5は以下の通りです。それぞれ資質の特徴、およびそれに対する私の見解を書き記します。

1. 最上志向
2. 未来志向
3. 目標志向
4. 調和性
5. 包含


1. 最上志向
優秀でありたい。平均以下のものを平均にする努力よりも、平均以上のものを最大カする努力にワクワクする。強みを高く評価、または発見してくれる人と一緒に過ごすことを選ぶ。弱みに嘆きながら人生を送りたくはない。

【私の見解】
優秀でありたいのは間違いないです。直近の例ですと、就活支援団体のメンターに褒められたときはこの上なく嬉しく感じ、研究室内においてあまり活躍できないことは非常に憂鬱です。

2. 未来志向
未来に何ができるのかというビジョンが見え、それを心にいだき続ける夢想家。現在が失望感をもたらす環境下では、未来のビジョンを目の前に呼び起こし、元気を出す。

【私の見解】
そもそも私は未来のビジョンが見えていないため、今の環境を変えてしまってよいかも悩み、優柔不断になっています。従って、未来志向ではないように感じます‥

3. 目標志向
「自分はどこへ向かっているのか」と毎日自問を繰り返す。そして、明確な目標を必要とし、これが羅針盤として行動の優先順位を決める。また、特定の行動が目標へ近づくために役立つかを本能的に評価し、役に立たないことを無視する。 
役割が明確かつ主導権の握れる仕事に集中できるときに力を最大限発揮できる。


【私の見解】
現在の私の考えを如実に表しています。研究活動を通して、私は何を得るのか。(論理的思考力、仮説検証力etc‥?)それは、社会人として働きながらでも養えないか。また、自分が将来(まずは30代を想定)なりたい姿を実現する上で研究活動は最善の行動であろうか。毎日自問しています。

私が現在課題であると感じていることは、人生を通じて成し遂げたいことやなりたい人物像、つまり人生の目標を明文化できていないことです。兎に角、自己分析を徹底的に行うことが、「目標志向」の資質をもつ私には必要だと感じました。

4. 調和性
「自分はどこへ向かっているのか」と毎日自問を繰り返す。そして、他人が意見や主張を述べるときは、自分は沈黙を守る。他人がある方向へ動き出すと、喜んで合わせる。

【私の見解】
対立がないためでしょうか、私が滅多にイライラしないのはこのためだと思いました。しかし悪く言えば、意見を言えない「イエスマン」だと思います。 人と対立するセールスや非常に競争的な職場は不向きだそうです。これについては実際に思い当たる節がありますので職種選びの際は気をつけたいです。

5. 包含
「もっと輪を広げよう」という信念を持つ。また、人は宗教や性別に依らず、等しく平等であると考える。常に人とともに働き、交流する職務を選ぶべき。

【私の見解】
より多くの人と仲良くなりたいと思ったり、LINEの友達の数を気にしたりするため、この資質はあると思います。喫茶店のアルバイトが大好きであることは、これが理由の1つでしょうか。


To Do

・強みを活かせる環境へ移動する。

・役割が明確かつ主導権の握れる仕事に集中できる職業を選ぶ。

・人と対立するセールスや非常に競争的な職場は選ばない。

・「イエスマン」になるのを防ぐため、対立を防ぎながら軋轢を解消する術を身につける。

・常に人とともに働き、交流する職務を選ぶ。











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