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「イジメや虐待」vs「あなたとミーム(私たち)」4の4「ミーム」の提言!

☆☆「イジメや虐待」に対する「ミーム」の提言☆☆


今回の「イジメや虐待」VS「あなたとミーム(私たち)」の中では、具体的に誰が、どのようにすることで、「イジメや虐待」に対峙するかということのイメージをきっちりしすることが大切になります。

実際の「イジメや虐待」の被害に、現在遭遇している人に対しては、残念ながらこの記事は、直接伝わることはありませんし、この先この記事を読む機会もほぼ無いかもしれません。

ですから、今からお話しする内容は、


☆今現在、「イジメや虐待」について、心を痛めている人達へ!☆

実際に「イジメや虐待」を身近に感じていて心を痛めている人や、そのうわさを聞いて、どうしようか悩んでいる人達へ! 主に親御さんやご家族の人


☆今まで「イジメや虐待」に加担していた人も含めて、実は、自分を本気で変えたいと思っている人達へ!☆

今まで「イジメや虐待」に加担していた人達に!


☆あなたがこれから出会うであろう次世代のリーダー達に送るメッセージとして!☆

「イジメや虐待」を少しでもなくすために、あなたと一緒に頑張ることができる新しい次世代のリーダーを心から応援しようと心に決めた人達、又は、具体的な支援を既にしている人達へ!



基本的にするべきことは、この3つ!


☆「声にならない声」を見つける。

☆「声にならない声」を届ける。

☆「声にならない声」を大きな力に変える。

時には、「メディア」を利用する。

※この場合、緊急性を考慮した影響力を活用できる「マスメディア」が有効!



この3つを「ミーム」の基本アルゴリズム「複製」「適応」「拡散」のマネージメントを継続することで「イジメや虐待」を無くすことを目的とした話になります。



そして、今から述べることの中から、「自身ができるところから始める」ことです。

この「声にならない声を見つけ、対応してくれる所へ届け、大きな力に変えるきっかけをつくる」中での注意するべき重要な問題とは、


〇毎日の生活の中に、目に見えない精神的な「イジメや虐待」が知らないうちに発生している場合がある。

〇「声にならない声」の被害者は、周りの人に助けを求めても「何とかなる」という意思がなく、自分が我慢してでも、自分の家族や周りに迷惑をかけないでおこうとして、余計に深みにはまる。

〇社会的にみても、自分が助かる、助けられる権利があるということを知らない。

〇仮に、周りが「声にならない声」に気付いても、知らないふりをする人も多く、見て見ぬふりをすることは結果的に「イジメや虐待」に参加していることと同じであるとこに気付いていない為に、どこにも誰にも「イジメと虐待」の事実が届けられることもなく、人為的に消滅させられる。

〇事件や事故のことを「子供間の悪ふざけ」という認識をすることで、ある意味、「事故や事件の洗浄化」につながる場合があり、そのような時には、様々な機関との連携が取れず、「声にならない声」のたくさんの「兆候」があるにもかかわらず、無視され続けてしまう。

酷い場合は、多少のことは「元気の印」とみなすことも少なくない。

〇「イジメや虐待」に対しての、「拷問」や「迫害」と比べて法律的処置や刑事的処罰が躊躇されることが多く、結果的に凶悪な犯罪事件や死亡事故に繋がる原因にもなっている。 


〇再教育制度を低学年からでも実施できるような制度が機能していない。(大きくなると効果が難しくなる。)

〇加害者側の保護者の管理指標や罰則が全くない。(最低でも、義務教育の間は必要)

〇「イジメや虐待」を受けたつらい経験があっても、たくさんの人の愛情とサポートを受けることで、逆に「大きな力」に変えることができることを余り認知されていない。

〇「イジメや虐待」に合っていると告白されているのに「よく我慢したね!」などと、相手のイジメや暴力を無視し続けることが、勇気あることと教える人が多い。

しかし、被害者が、告白している時点で、もう、ギリギリのラインである可能性もあり、その上、他の「イジメや虐待」を見てみないふりをすることに繋がる。

〇当事者意識がないと「イジメや虐待」の問題解決に、本気で取り組めない。(誰かに頼んでも、自分自身も問題に解決するために立ち上がらないと意味がない。)

そこで、このような問題を解決できるような「ミーム」のアルゴリズムの紹介になります。

ここで大切なことは、今からはなす内容を全て今すぐ実行するということではありません。

今すぐ、「出来るところからする」ということです。


その為に、この問題を解決するために、どのような方向性にするのかを次の「ミーム」のアルゴリズムを参考にしていただきたいと思います。


 ☆ ミームのアルゴリズム 「連帯・連結」 ☆


「ミーム」「連帯・連結」のアルゴリズムとは、元々、コミュニティーの形成をしながらサスティナブルな成長を見込める組織やチームを形成して、運営しながら、リーダーを新しく生み出す方法の1つになります。

そして、チームや組織を形成し、運営していくためには、それぞれの「責任」「権利」「平等」「ミーム」化(利用しやすく、伝達しやすく「具現化・代用化」)して、それを「共有・共感」させるということが必要になります。

つまり、「ミーム」のアルゴリズム「連帯・連結」とは、従来の「共有・共感」のアルゴリズムの中に「責任・権利・平等」を「具現化・代用化」しながら「複製」「適応」「拡散」を通して「繰り返す」ということになります。


そして、「複製」「適応」「拡散」を繰り返していくことで、その中に「リーダー」「メンター」を生み出していくということにつなげます。

これからお話しする「アルゴリズム」の中に、うまく「イジメや虐待」の当事者たちを向かい入れることが非常に大切なことになります。

それは、あくまでも物事を変えるためには、「意思や思想を伝達する」だけでなく、実際にのアルゴリズムに合った、「ミーム」「具現化・代用化」を通して、それを「繰り返す」ことが必要になるからです。

つまり、「ミーム」のアルゴリズムを元にしたものを「習慣化」させるということです。


ただし、「共有・共感」のアルゴリズムとは、「時間・空間」「ミーム」を一緒に体感して、その中で起こる意識をお互いの中で尊重しながら、理解し合うということで、大きくて、温かい安定した「心の絆」が徐々に形作られます。

そのようになって初めて、「ミーム」化した組織やチームを作るために、「責任・権利・平等」「具現化・代用化」を始めなければいけません。

その為に、まず、大きな心で、優しい「受け入れ型のコミュニケーション」から始めることで「共有・共感」からの「心の絆」を目指します。

※しかしながら、個人ができるレベルから考えて、まずは、あなたの意志である「イジメや虐待」を無くすために協力してくれる「相棒やチーム」を見つけることから始めなくてはいけません。決して、無理をして一人で始めないようにしましょう。

その上、もし、実際の「イジメや虐待」に関する調査をする時には、自分のことから話すのではなく、話しやすい「空間・時間」や相手の「ミーム」に関する「コミュニケーションの情報となるネタや仕組み」をこちらで用意することが、一番最初の重要な作業になります。

例えば、この場合の「イジメや虐待」の被害者としての対象となる人が、「普段している日常生活」のリズムの中で一緒に、一定の時間、過ごすことから始めるということです。

家族の人も知らない「イジメや虐待」の中にいる彼らの独自の世界がある可能性ももあり、その中では全く違う人になっている可能性があるため。

仮にゲームが好きな人なら、いつも通っている商業施設やゲームセンターを一番最初に体感するのもいいでしょうし、学校帰りに時間をつぶしている公園で一緒に時間をつぶしながらコミュニケーションを取ることでもいいと思います。

つまり、相手の通常の「時間・空間」「ミーム」になりそうなものがあれば、一緒に体感できることで、本当の相手の現在の状態が垣間見え、心の奥を覗くことにつながるからです。

様々な形式ばった施設や、冷たく、閉鎖された場所では、ボロボロに傷ついた被害者の心の中をのぞくことは、例え、家族の人でも、それ程たやすいことではありません。

この様にして、「声にならない声」を探す事から始めることになります。

そして、ようやく、その被害者に合った「責任・権利・平等」「複製」「適応」「拡散」が必要かどうかを判断することになります。


ここで言うこの「責任・権利・平等」「複製」とは、「イジメや虐待」を受けた人たちのへの「支援」という形で実行できると思います。

「支援」を安定した状況で、安心と一緒に継続的に提供するということになりますが、ここでの「支援」とは、以前、他のブログでも紹介した「安定した衣食住」「高度で専門的な教育」「自由な判断と選択」が中心になります。  ※(ミームから見たジェンダー社会)参照


☆☆「支援」(責任・権利・平等)の内容☆☆


※小さな組織や個人だけでは、できることが限られているので、もし、目の前に「イジメや虐待」の対象者がいる場合は、支援をしてくれるところにあなたが情報を提供することから考えることになります。

又、家族内の話であっても同じで、決して、家族が今の現状から自身の子供たちを救えなくても、それは決して恥ずかしいことでなく、大切なことは、直ぐに一緒に戦うための明確な意思表示をするということです。

その上で、

①安定した衣食住(権利・平等)

一定期間のこの「安定した衣食住」の一定基準をクリアーができていない場合は、保護の対象にして、一時的に預かる為の福祉や様々な機関を利用する。(現在の学校や施設でも代用が可能で、クラブの一環でもよく、一緒に勉強をするという目的でもいいので、心の保護の機会を増やす。)
この「安定した衣食住」「共有・共感」は、結果的に自然と「愛情」「好奇心」「自尊心」をはぐくむことがでる。


②高度な教育(ビジネスに関連した)(権利・平等)


一次的に預かる施設から、高度で専門的な教育まで受けれるようにする。(年齢が早ければ早いほどいい)

保護する対象者の興味に合わせたプランを選べるようにすることと、通常の転校も視野に入れる。

仮に、途中から通常の家や生活に戻るときでも、継続して教育を受けれるシステムにしておく。

※基本学年で決めるのではなく、進行具合で勉強を自由にできる様にして、合わなければクラスの変更も可能にする。


様々な支援学校と協力して、通常の学校とは違う専門的な勉強を選択できるようなシステムは、今までの遅れを精神的にも取り戻し、興味あることを中心に勉強できるきっかけにもなる。

この期間を卒業した後に、改めて進学をしたくてもできる様にする。


③自由な判断と選択および、サポートする人や組織や福祉制度(権利・平等・責任)

この制度で育った人達が、職業や能力に合った条件下の同じような人に積極的に自らの体験を伝えていく責任のこと。(メンター制度の一貫)

子供の人権を保護する仕組みとして、仮に、「一定の年代になるまでは、それぞれの機関が子育てに対して関与できる」ようにし、「メンター制度で教育を受けた人達が、目の前の子供たちの面倒を見れるよう」にしたり、「必要とあれば、少々強引でも、家庭や学校に介入できる」ようにする。


且つ、「同じように育った人が、自分と同じ境遇の人をサポートするシステム」ができたり、「新しい関連の事業や取り組みができるシステム」をつくる。(教育・子育てに関する事業についてはサポートが付くなど)


通常の専門学校と違うところは、「比較的早い時期から集中して勉強できるので卓越した能力が付きやすい」ことと、最終的目標が、「自分から様々なプロジェクトに主導的に参加できることで、権利・平等・責任の具現化されたものを積極的に体感しやすくなる」

小学校の頃からプロスポーツ選手や芸術家を目指してきた、スポーツや文化中心の生活の様に、例えば、ITのエンジニアを目指して幼少から勉強をする機会を積極的に選択できることで、より洗礼されたエンジニアになることができるなど、これからの有望な産業から日本古来の伝統文化などを含めた新しいカリキュラムをつくり、自由に選択できるようにする。

次に、「責任・権利・平等」に対する「適応」とは、「イジメや虐待」を受けた人達が、実際にこれらの「責任・権利・平等」を目的とした「支援」の受け入れを実現していく為の「介入」ということになります。

つまり、どのような「介入」の仕方が適しているのか?

大切なことは、「イジメや虐待」を通報した人が誰かわからないくらいの監視の目を持つということで、社会全員の目で見ているということが大切。


☆☆「介入」(責任・権利・平等)の方法 ☆☆


「イジメや虐待」の防止として、「イジメや虐待」の可能性がある家庭には、それぞれの機関に様々なデータがあるはずで、条件に合う場合は、一定の強制力のある面談ができるようにする。(子育て支援の条件にする等)

〇医療機関

「イジメや虐待」を疑うことができる子供の第一情報からの各機関への情報の共有として、「イジメや虐待」を受けた人は、かなりの確率で既に何らかの理由で医療機関にかかっている可能性があり、できるだけ早い時期に、面会等の介入への対象の情報の共有化をする。

〇学校・教育機関と地方自治

情報が一番最初に上がってくるが、隠蔽の可能性があるので、地方自治体が定期的に学校に「イジメや虐待」のアンケートを出す。(学校側は見てはいけないし、全てのネット環境が整っているとは限らない為、ただし、もう既にやっている可能性があるが、定期的にする。)

この情報は、全国の教育改善や子育て支援の情報の共有としても活用できる。


その他、学校には、給食費や学費の滞納からの「イジメや虐待」の家庭も予測でき、税金の支払いの有無からも読み取れるので、そこからの情報も活用する。


これらの、情報をデータで一元化することで、効率よく「声にならない声」の情報の共有ができるようにする。


〇ボランティア


通常のボランティアと一緒に、以前、「イジメや虐待」に関係していて、現在は、立ち直っていたり、公正している人にも積極的に協力してもらう。


彼らの経験から「声にならない声」を拾える耳を持っている可能性が極めて高く、ボランティアに参加してもらうことで、虐待の被害者と加害者の気持ちを理解することができる為に、事件や事故を前もって防いだり、解決に近づくことができる。

又、この中から、新しいリーダーになるための教育も受けることができる様にする。


「イジメや虐待」を受けてきた人達にとっては、「本当の希望」というものが実感できることで、通常の人より極めて強い意思や行動力を持つ可能性がある。

※その為に、「イジメや虐待」を克服した人で、社会に成功することができた人も多い。


〇警察


「イジメや虐待」が発生する過程には、以前に誰かが警察に関わる事件に遭遇している場合があるので、専門機関やボランティアへ、必要な時には、いつでも調査結果を含めた情報交換ができる状態にしておく。


〇裁判所


様々な訴訟を起こしている場合にも、その背景にも「イジメや虐待」が起きている可能性がある。

※ただし、個人情報を扱うということになるので、情報の取扱いには最大限の注意が必要。


最近は、SNS等の誤った利用や、一部の学校の先生にコンプライアンスに問題がある人がいるので、情報を取り扱える人を厳正し、明確なルール付けをする。

重要なことは、その「イジメや虐待」を受けている人達が心を開け、事件や事故について誰かに話すことで、事件や事故が発覚するまでには、多少の「タイムラグ」が必要になるので、様々な状況証拠をとおして「声にならない声」を見つけるための判断材料にする。

それぞれの案件を一括情報管理して、どの専門機関に引き続き調査するかを判断する為に、ボランティアや地域のボランティア団体にも情報を共有させる。

その中で、各機関の公的な独立した権利を持たせる。

仮に一か所でも「イジメや虐待」の情報のセンサーに引っかかったら、適確な調査や処置が各機関に依頼できるようにし、処置の内容としても、時には、通常の事件や事故として扱えるように厳正にする。

例えば、警察に取り扱ってくれない場合は、その他の機関が医療機関やボランティア団体と協力し合えることで、「イジメや虐待」の情報が埋もれないようにしたり、監視への視野を増やすことで本当の真実を、より理解できるようになる。


早い時期から年代に合わせて、更生プログラムを実施させて、各機関や被害者にも情報の報告をする。

※再教育のプログラムも、従来の少年院のような物でだけでなく、近くの自治体からでもできる様にする。

今お話しした場合の「複製」「適応」「拡散」の対象は、「情報」に関することになる。

「複製」は、情報を集めてデータ化する。

「適応」は、そのデータをつかって、対策も含めてアップデートをする。

「拡散」は、上がってくる情報やデータを各機関とで共有し、早期に対応できるようにしておく。


※実は、ブロックチェーンの様に、各機関で情報を常に管理することで、情報の隠蔽や改ざんがしにくくなり、中に大きなボトルネックが存在していたら、それを優先して回避できることで、多くのコストパフォーマンスにも繋がる。


☆☆「連携」(責任・権利・平等)の方法 ☆☆


実は、先ほど紹介した日本の機関の多くは、単独で見ると、非常に優れた力を発揮する機関であるが、「連携」については非常に弱いということであり、日本の昔からの縦割りがしっかりしているが、横のつながりができていない社会が原因であると見ることもできる。

〇地域のボランティア(元イジメや虐待の経験者)と地域のメンター制度、クラブ活動のような学校の一貫した取り組みを通して、地域のボランティアが、それぞれの機関と連携を取れるようにしながら、その中からから次世代のリーダを生み出し、育てる。

①殆どの人間、特に子供は、「悪い影響」を与えるよりも、「良い影響」を与えたがっているが、やり方を知らなくて、恥ずかしいという意識がある場合が多い。

②クラブ活動と同レベルの扱いにすることで、内申書に活用でき、卒業の時には、地域ボランティアの「メンター」としての認定もできる様にする。(公務員になるための優遇措置も付けるなどの得点も与える。)


〇地域の社会活動を勉強やスポーツと同じ位に重要な価値を持たせ、同時に、リーダーシップやマネージメントの勉強をしたり、起業をする時にこの経験が役に立つようにさせる。


〇定期的に企業や各機関との会合を開くなどをして社会的な勉強にも役立てる。

※学校の勉強が苦手な人に限って、早い段階から地域社会やビジネスの勉強も興味を持たせることはでき、通常の勉強では先に頑張っている人に追い付かないと思っている人も多いので、新しい勉強を始めやすい。


「スウェーデン」などの「メンター制度」のように、低学年層からこのようなシステムを作ることで、「社会的なメンター」を意識するようになり、社会や地域と一緒に成長する機会を増やすことができる。


それが、結果的に、寄り添いあえる社会という「ミーム」から、社会で問題を解決しながら、新しいリーダーをこの地域から生み、世界中に広げる「SWM」に繋がるとみています。


「52ヘルツのクジラたち」は、小さな信号である「声にならない声」の中に隠された「尊い命」をみんなで大切にするということでした。

ただ、今回は、みんなでこの「尊い命」を大切にするだけでなく、「大きな力」にも変化できるということを「ミーム」の視点から伝えたいと思っています。


ですから、「イジメや虐待」に何らかの形でかかわってしまった人たちに、今度はその経験をいかして、これからの「イジメや虐待」を無くすことや、新しい社会的な活動に生かしていけることができて始めて「声にならない声」「新しい希望」という「ミーム」であったり、誰かの「SWM」になるからです。

これも、先日、TVでやっていましたし、私だけでなく、海外からも非常に評価の高い作品になりますが、ただ、この作品は、非常に許されない虐待や暴力を超えた被害を受けてしまった「京都のアニメ―ション制作」の人達が我々の為に残してくれた「ミーム」であり、この中に出てくる数々の彼らのメッセージには、余計心を打たれました。


その作品とは、「聲の形」でです。


殆どの人は、ご存知かもしれませんが、「こえのかたち」とよみます。

ちなみに、この「連携」「複製」「適応」「拡散」「聲の形」を持って、イメージできると見ています。

「複製」とは、「聲の形」を見て、意思の中の「ミーム」を作る。

「適応」とは、この作品を見て感想文を書かせる。
※見るだけでは適応も進化もしない。活動やその時に生まれる習慣を通した取り組みが必要。

「拡散」とは、その作品を誰かに推薦してみるか、その感想文を発表し、「ミーム」「外化・露出」を通して自身の「SWM」化につなげる。

※自分が話をすることで、周りに「良い影響」を与える事ができると感じることで、自身にも大きな自信になる。


「聲の形」の内容は、聴覚の障害によって「イジメ」を受けるようになった少女・硝子と、彼女のいじめの中心人物となったことが原因で周囲に切り捨てられ孤独になっていく少年・将也の2人の触れ合いを中心に展開し、人間の持つ孤独や絶望、純愛や友情などが描かれる話になりますが、ここでの様々なメッセージが多くの心を打つことになります。

この作品には、「自分の嫌いな部分を愛することの大切さ」「他人や誰かの為に生きる事の尊さ」を通して、全ての登場人物には、決して完璧な人は登場せず、そもそも完璧な人間はこの世に存在するものではないという認識が物語のベースにあるようです。

その上、我々が携わる振る舞い全てが、全ての人にとって好ましいわけでもなく、作品の中に出てくる障害者を特別扱いもしなければ、それを持って取ってつけたような一時的な感動の押し売りもするわけではありません。

この様に、現実と真実をみごとにえがくことで、全ての人が、障害者を含めたあらゆる人に対して「君に生きることを手伝ってほしい」って心から言える「絆」とお互いへの「尊厳」を持ちあえる社会を望む様々なメッセージとしての「こえのかたち」が、世界中の人たちに、言葉や習慣を超えて、みんな同じように伝わっていっていることがこの作品の「SWM」としての凄いところです。

正に「ミーム」が、世界中で「京都のアニメ―ション制作」の人達の「SWM」になっている瞬間であり、色々な「思い」をそれぞれの形で表現し、それを色々な環境や状況に合わせて、誰から誰にという問題を超えて、全ての人が寄り添いあえる社会が必要であるということを、この「聲の形」は、我々に教えてくれていると思います。

ですから、「自分の声」を聴いてもらった人は、必ず、誰かの「声にならない声」を聴くこともできるし、「聞くこと」を自分の大きな責任として感じなければいけないということです。

逆に、「他人の声」を聴くことで、「自分の声も伝わる」大きな力になることをこの作品から教えてもらいました。

そんな中、誰もが寄り添い、寄り添える社会の中で、活躍できるリーダーが今求められているのではないでしょうか?


そこで、「4の1」「4の2」「4の3」「4の4」とお話しさせていただきましたが、この様々なプロジェクトを動かせる組織や人を見つけていきたいと思います。

そして、次回は、ミームのアルゴリズムで早いうちに身に着けておきたい、誰にでも身につくミームのアルゴリズムを御紹介したいと思います。

次回「MEME49の編」は、ミームのアルゴリズムの中でも、絶対に必要なリーダーが早期に身に着けるべき資質が身につく方法と、我々が計画している「影響的価値」の創造のプロジェクト"POSSVI計画についても少々ご紹介したいと思います。

本日はここまでです。

長いお時間有難うございました。

POSSVI pene  


今、日本の社会にある様々な歪を改善するための事業や活動をしています。具体的には、あらゆるクリエイターや基礎研究者の支援や起業家が生まれやすくなる社会システムの準備をしています。どうか御支援よろしくお願いいたします。