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「覚悟とトリガー」最強の爽快感を求めて!

確かに、日本を含め何処の国でも、「記録更新を阻止する行為」なる誠に残念な振る舞いは、ある意味しょうがないことですが、それにしても、少々フォアボール多くないですか?

最近の大谷君!

多分、2刀流は許せても、大リーグのホームラン王にはどうしても許せないようですね。

本日の話題には、「覚悟」というテーマで書かせていただくのですが、その前に、一言、「大リーガーの選手諸君! われらの大谷翔平と勝負してやって頂きたかったですね。」

「戦術」と言えばいたし方がないかとも思いますが、大谷君!これからもずっとあなたの「侍の魂」を楽しみにさせていただきます。

いつも、御世話になります。本日も、少しの間お付き合いください。

又、大切な御時間を割いて頂き、深く感謝いたします。

さて、メジャーリーグのような野球の最高峰という世界のトップレベルで活躍している多くのスポーツ選手や、文化芸術の世界で第一線に君臨している芸術家、個人だけでなくチームを含めて、当然、我々のいるビジネス界でも、先頭を走り続けている多くの成功者やその組織の中には、ある共通したアルゴリズムが必ず存在します。

それは、決してとびぬけた才能でも、頭脳明晰でもなく、普通に我々が誰でも持つことができるのもで、逆にそれがないと、我々が通常認識している「成功」というものには、殆どたどり着けません。

そのアルゴリズムを、「覚悟とトリガー」と呼んでいます。

今回は、私の好きな映画から、「ミーム」「覚悟とトリガー」を感じてもらえる作品を紹介するところから始めたいと思います。

「スティーブン・キング」の中編小説「刑務所のリタ・ヘイワース」をティム・ロビンスと、モーガン・フリーマン主演で映画化した人間ドラマです。

1994年に制作されたこの作品は、非常に多くの映画ファンに現在でも強く支持され、当然、私にとても「何ぜか、辛くてしんどい時」に勇気づけられる作品の1つになります。

その作品とは、「ショーシャンクの空に」です。
この作品は、妻の殺害という濡れ衣を着せられ、計20年もの間、服役することになった「ティム・ロビンス」が演じる「アンディー」と、既に長い間、刑務所暮らしをしていて、一風変わった雰囲気を醸し出しながらも、刑務所内を調達屋として、大きな存在感を放ちながら、「アンディー」を陰で支える「モーガン・フリーマン」扮する「レッド」との友情物語になります。

ただし、この作品にも様々な見方や、意見がありますが、ここではあくまでも「覚悟とトリガー」を元にした私の見解で話を進めます。

当初は、殺伐とした雰囲気の中で、「アンディー」も刑務所の独特の重苦しい雰囲気に精神的にも、肉体的にも苦しめられ、その中には、「アンディー」を性の対象として、付け狙うやからも登場します。

しかし、服役前に腕利きの銀行員であった「アンディー」は、絶望の中でも、刑務所の図書室で働き始めることがきっかけで、物語のストーリーに大きな展開を自ら生み出すことになります。

それは、看守や職員の財務事情のアドバイスや、受刑者に勉強を教えることなどでした。

それにより、刑務所内での、「アンディー」への待遇が大幅に改善されることになったことで、彼の中で、様々な思いが湧き起こるようになり、彼なりの「希望」も抱くことができる様になります。

地獄のような苦しみの中でも、自分の中に力強い光を見つけ、それに大きな希望を抱くのでした。

しかしながら、そんな中、思わぬ情報が彼の耳に入ります。

何と、自分の奥さんを殺した犯人の情報が入ってきたということでした。

しかし、自分の無実の罪が明らかになっても、周りの看守たちから無視をされてしまう事に、「アンディー」は、一次は失念さえお覚えます。

せっかく、自分の冤罪に対する無実の証拠が出てきたのに、誰もその話をきいてくれません。

「アンディー」の様々なアドバイスや、刑務所の中での働きが極めて、看守たちにとって有益な物であったうえに、「アンディー」に、自身の不正蓄財の処理を任せていた「アンディー」が刑務所の外の出ることを阻止するものもいたために、「アンディー」の再三なる再審請求ももみ消されてしまうのです。

彼らの不都合なことを知りすぎた「アンディー」が、かれらの不正を外に漏らすと思っていたからです。

しかしながら、それでも、「アンディー」の極めて強い「覚悟」と、極めて活動的な「行動力」「トリガー」によって、そのような絶望の淵に、何度も落とされても、自分の大きな希望に向かい、実行し続けるなど、服役の期間の20年間という長期に渡り、準備をし続け、計画通りに環境を整え、最後にはチャンスをつかむことになるのです。

途中、看守からひどい仕打ちを受けても、それに負けることなく、彼は「覚悟とトリガー」し続けたのです。

そして、映画史上最高といっていいくらいの、驚くほどに爽快で、気持ちのいい、あの「アンディー」が雨に打たれて、自由を噛みしめるシーンに繋がるのです。

私は、このようなヒューマンストーリーで、いまだかつてこのような爽快な感覚を感じたことはありません!!!
「アンディー」の夢と、「レッド」との友情を持って、不遇な運命を悲観するだけでなく、常に強い「覚悟」を持ち、その時に自分のできうることに集中して、直ぐに行動に起こす「トリガー」のおかげで、運命を自らの手に戻すことができるというそんな作品です。



そして、今も、私の身に何か思うことがあると「マットデイモン」「オデッセイ」「ロバート・デニーロ」「マイ・インターン」、そして、この「ショーシャンクの空へ」をよく見ています。


特に、今、コロナ禍で極めて閉鎖的な時代に、特に、見ていただきたい作品になっています。

これらの作品の中には、自分のおかれた状況に前向きに、「覚悟とトリガー」を持って問題を解決するストーリーが非常にうまく取り入れられているからです。

「オデッセイ」の生物学者の「マット・デイモン」演じる「マーク・ワトニー」は、自分一人残された火星で、「もう一度仲間と再会し、必ず地球に帰る」という強い「覚悟」を胸に、同僚の排泄物を肥料として利用し、ジャガイモの栽培を成功させ、食いつなぎ、長い期間を孤独の中、火星を生き延びるという「トリガー」で、地球への生還を試みるといった作品です。


「マイ・インターン」では、自分の子供のような年齢のCEO「アン・ハサウェイ」が演じる「ジュールズ」の元で、最初は全く期待されていなかった「ロバート・デ・ニーロ」演じる「ベン」も、彼の「常に善い行いをする」という信念の元、当初不信感を持たれていた「ジュールズ」とも深い信頼関係を持つことができ、尚且つ、彼女にとっての唯一の「大きな指標」となることができたのです。


もちろん、全てはフィクションであり、物語であるが、もちろん彼らの演技や演出、脚本を含めて、非常に我々の心に深くメッセージが刺さる作品ですし、個々の登場してくる「覚悟とトリガー」は、十分我々の生活の中にも活用できるものであると思います。

ちなみに、最近、マーケティングに携わっている人なら、この「トリガー」という言葉をよく耳にするかもしれません。


元々の意味は、ご存知の様に「拳銃の引き金」という意味で、最近ではシューティングゲームや、サバゲ―などをする人にとっても、ゲーム内の名称としてこの「トリガー」という言葉を使用することがあると思いますが、マーケティングの世界では主に「購買意欲のきっかけ」という意味なのですが、我々は、普通に「覚悟した後の初動」という意味にも使っています。

「覚悟」したものが、最終的に目標を達成するなり、壁を突破するなり、何かのイマジネーションを創造する時の具体的な形にするためには、必ず、大きなエネルギーが必要になります。

しかしながら、この大きなエネルギーには、火をつける行為が必要になりますし、その際の着火の瞬間が非常に大切になります。


それこそが、「トリガー」ということです。

そして、この「トリガー」が非常に大切な役目を持つのは、正確に的や目標に照準を合わせて、その時の状況、例えば、距離、時間、風の強さに、風の向きや、そこの関わる人々などを考え、前もって様々な準備をして放たないといけないからです。

そこには、非常に洗礼された集中力と共に、その時までの訓練やそれに見合う体力や精神力、そして大きな「覚悟」という準備が必要になります。

正に、あらゆる努力が、この「トリガー」の放つ瞬間の為にあるといってよいからです。

今日は、ここまでです。

次回は、この「覚悟とトリガー」をどのように作るか?

成功に生かすには、どうすべきかを述べたいと思ます。

「覚悟とトリガー」「ミーム」のより深い関係!のお話しもします。

POSSVI 東野


今、日本の社会にある様々な歪を改善するための事業や活動をしています。具体的には、あらゆるクリエイターや基礎研究者の支援や起業家が生まれやすくなる社会システムの準備をしています。どうか御支援よろしくお願いいたします。