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Posse3周年報告会

公開が遅れて申し訳ございません!🙇
おかげさまで、Posseも無事3周年を迎えることができました。
ここまで歩んでこられたのも地域の皆様の支えと、Posseを必要とする中高生のおかげです。本記事では、先日行われた”Posse 3周年報告会”の様子をご紹介します。

3年目を振り替えって

Posse事業代表・村元より、3年目行ってきたことの紹介を行いました。次の見出しより、

①Posseスタッフの取り組み
②Posseの日常の変化
③1年間で実施したイベント

について、"Looking back on the 3rd year"のタイトルのもと、順を追ってご紹介します。

Looking back on the 3rd year① 
~Posseスタッフの取り組み~

2021年9月に1泊2日のPosse合宿を実施し、「自分たちが大切にしたいミッション・バリューの見直し」「現状課題の洗い出し」「新規事業の検討」などをテーマに議論しました。特に、Posseのミッションとバリューについては改めて、次のように設定することとなりました。

Posse ミッション


Posse バリュー

Looking back on the 3rd year② 
~Posseの日常の変化~

2022年の1年間は、のべ183人の中高生に利用して頂きました。
ここで、中高生の利用した感想を一部、ご紹介します。
・”posseに来ると家より勉強に集中出来るところが好きです。
大学や高校についていろいろ教えてくれるのが嬉しいです。”(13歳)
・”気軽に話しかけてくれるのでこちらも話しやすいです。時々、イベントもあり、地域の大人やこどもと関われます。また、そこで出会った人と繋がりができるのも魅力です。それぞれに合った接し方をしてくれます。例えば、ものすごくお話したい人(時)にはたくさん話してくれたり、聞いてくれたりします。そうじゃない人(時)には放っておいてくれます。”(18歳)

3年目の1年間で特に変化があったのは、中高生のPosseに対するニーズでした。これまでは学校の課題やテスト勉強などで、自習のために利用する子が多かったのですが、今年は「大学生とお話しするために来た」という中高生が一定数いました。新型コロナウィルスの感染拡大が次第に収まり、対面でのイベントが世間的にも実施可能になり始めたタイミングで、「人のリアルなつながり」を求める動きが増えたことも背景として考えられるのではないかと思います。しかしながら、Posseが大切にしたいバリューの一つである「居場所」「関係性」という点で価値を感じてくれる中高生が誕生したことは、私たちスタッフとしては嬉しい限りです。

Looking back on the 3rd year③ 
~1年間で実施したイベント~

最後に、1年間で実施したイベントを時系列順にご紹介します。
【8月】 Posseアカデミー集中講義
この2年、コロナ禍のなかで、新たな世界を知り、自分の世界を広げていく経験をしづらい期間が続いてきました。でも、実は身近に、世界を広げるきっかけはたくさんある!ということで、この夏、自分の認識よりも一歩先の世界、「教科書の外側」を深める経験をするため、本企画を実施しました。

【10月】  Posse秋祭り〜〇〇の秋。何で埋めたい?〜
夏祭りを昨年は行いましたが、今年は暑さも考慮して秋祭りとして開催いたしました。
高校生(調理学校に通っている子)がカレー&スムージーを提供したり、東京農工大学のサークル「のたっと」からモルモットなどの小動物が出張してくれ、大いに盛り上がりました。
また寄付について、¥46900も皆さまからいただきました。こちらはPosseの運営に使用させていただきます。いつも応援ありがとうございます!
今年も何かイベントできたら嬉しいな。

【12月~】Posse bar
普段は中高生向けに居場所を提供しているPosseですが、
「地域の方々との関わりを持ちたい」
「大人の方々にももっとPosseを知ってほしい!」
「大学生以上がふらりと立ち寄れて他愛もない話からちょっと真面目な話までできる場もあったらいいよね」
という様々な想いから、毎月大人向けのPosse「Posse Bar」をはじめました!
Posseに来たことがない大人の方々、ぜひ一度遊びに来ていただけると嬉しいです。


地域のみなさんが期待するPosse

Posseとしても、3年目は地域の大人とのつながりを特に深めた一年でした。Posse Barでは多くの大学生や地域の大人に参加頂き、普段のPosse開館日では地域の大人の方にも協力頂き中高生を見守って頂くこともありました。この一年を振り返り、改めて”地域の大人"視点から見たPosseについて話し合いました。とくに意見として多かったのは”中高生への価値提供”についてでした。例として、以下のような意見を頂きました。

もっと中高生の利用が増えて欲しい
誰がPosseの居場所としての価値を感じているのか絞り込みが必要では?
ターゲットを絞り込むことも重要では?
本当に居場所を必要としている中高生にPosseが届いていないのでは?
時間を持てあましている子、潜在的にニーズを抱えている子にPosseが届いているのか?
大学生活の情報、もっと大学のことを知って進路選択ができれば
Posseのおかげで進路選択のきっかけが出来た中高生がたくさん出来れば
(Posseアカデミーをもっと継続していく必要がある)

地域×Posse、まだまだ可能性に秘められています

最後に、地域×Posseで連携して盛り上げるような企画を自由にアイデア出しを行いました。一部、アイデアを紹介します。

職業図鑑
漢字デーで漢字クイズ大会
学生が大人に教える講座
瞑想
大学生体験・職場体験
1か月フラスタ運営してみる
ホットプレートでホットケーキを焼いてみんなで朝食デー
賭けない麻雀
「80'sポップを語る会」みたいなテーマトーク会
小学生にダンスを教わる時間
実際に、コーラにメントスを投入してみる実験

最後に

Posseはもともと”中高生のための居場所”でありましたが、大学生にとっても居場所として感じられる場所でした。そして、今年になり、地域の大人との関わりが増えたことで、大人にとってもPosseが居場所として感じられるようになったのではないかと思います。今後は大人と中高生との関わり方、また新型コロナウィルスの感染拡大が徐々に収まっていく中で、Posseの価値提供の仕方、中高生への関わり方を一度見直していく必要があると感じております。今後も地域でPosseを盛り上げていけるよう、よろしくお願いします。


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