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【告知】まつろわぬホモ・ルーデンスたち、 あるいはポスト・フェストゥムのなかのスポーツ(7/24)

ポスト研究会もついに11弾! 出演は今福龍太さん、鵜飼哲さん、山本敦久さん。それぞれの新著をめぐるブックトーク。資本主義に占有されたスポーツと身体の祝祭をポスト・フェストゥムの潜在性として語り直します。

ぽすけん企画 第11弾 ブックトークイベント
まつろわぬホモ・ルーデンスたち、
あるいはポスト・フェストゥムのなかのスポーツ

出演者:今福龍太×鵜飼哲×山本敦久
日時:2020年7月24日(金)19:00~21:00 @Readin' Writin' BOOKSTORE
場所:zoom(参加費500円/音声のみの配信/コチラのPeatixより予約受付中!
※当日のトークイベントは書店「Readin' Writin' BOOKSTORE」より配信いたします。

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鵜飼哲(うかい・さとし)
1955年東京都に生まれる。フランス文学・思想、ポスト植民地文化論。著書に『抵抗への招待』(1997)、『応答する力』(2003) 、『主権のかなたで』(2008)、『ジャッキー・デリダの墓』(2014)、『テロルはどこから到来したか』(2020)など、翻訳にジャン・ジュネ『恋する虜』(共訳、1993)、『アルベルト・ジャコメッティのアトリエ』(1999)、ジャック・デリダ『盲者の記憶』(1998)、『動物を追う、ゆえに私は(動物で)ある』(2014)などがある。

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今福龍太(いまふく・りゅうた)
文化人類学者・批評家。1955年東京に生まれ湘南の海辺で育つ。1980年代初頭よりメキシコ、カリブ海、アメリカ南西部、ブラジルなどに滞在し調査研究に従事。その後、国内外の大学で教鞭をとりつつ、2002年より群島という地勢に遊動的な学び舎を求めて〈奄美自由大学〉を創設し主宰する。奄美・琉球・台湾では吟遊詩人・唄者としても知られる。著書に『クレオール主義』『ミニマ・グラシア』『群島-世界論』『スポーツの汀』『書物変身譚』『ハーフ・ブリード』『ヘンリー・ソロー 野生の学舎』(読売文学賞)『宮沢賢治 デクノボーの叡知』など多数。

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山本敦久(やまもと・あつひさ)
成城大学社会イノベーション学部教員。専門は、スポーツ社会学、カルチュラル・スタディーズ、身体文化論。著書に、『ポスト・スポーツの時代』(岩波書店、2020)、『反東京オリンピック宣言』(小笠原博毅との共編、航思社、2016年)、『やっぱりいらない東京オリンピック』(小笠原博毅との共著、岩波ブックレット、2019年)、『出来事から学ぶカルチュラル・スタディーズ』(田中東子、安藤丈将との共編、2017年、ナカニシヤ出版)など。

【トークテーマ
今回のポスト研究会は、祝賀資本主義の祭典が華々しく開幕するはずだった「7月24日」という日付に、それとは違った別の意味を吹き込み、「ポスト・フェストゥム」のなかのスポーツと新しい身体を構想する言葉を紡いでいきます。出演は、文化人類学者の今福龍太さん、哲学者の鵜飼哲さん、スポーツ社会学者の山本敦久さん。各々が編んだ新著『サッカー批評原論--ブラジルのホモ・ルーデンス』(コトニ社、近刊)、『まつろわぬ者たちの祭り--日本型祝賀資本主義批判』(インパクト出版、2020)、『ポスト・スポーツの時代』(岩波書店、2020)をめぐって語り会いながら、資本主義に占有された身体の祝祭を拒絶し、まつろわぬホモ・ルーデンスたちによる潜在性のユートピアを発見し、現勢化させる身体の旅としてブックトークを行います。

(※出演者プロフィールは近日公開予定です)

記事自体は無料公開ですが、もしサポートがあった場合は今後の研究活動にぜひ役立てさせていただきます。