20代をただただ最高に楽しむか、キャリアの土台を作る時間にするかはあなた次第。
あっという間に歳をとる。
浴びるようにお酒を飲んで吐きまくっていた大学時代を経て、もうすぐ20代が終わる。
そのまま30歳を迎えることにならなくて本当によかったなと心から思っている。
なぜなら、それだけ20代という10年間の時間は価値が大きいからだ。
若いと毎日が楽しい。箸が転げても笑える。
本当何してても頭を使わずに大笑いしてて、そんな毎日の中でも辛い事がたくさんあったけど、アルコールという最高の魔法で全てを忘れさせてもらった。
化粧を落とさなくてもそんなに肌荒れしないし、二日酔いも長引かない。
バイトだってなんとなくやってたらよかったし、とにかく毎日が楽しかった。
ただ、そんな毎日の中で抱いていた違和感。
ワタシ、ホントウニコノママデイイノ・・？
ケッコンシタラホントウニオカネニモコマラズ、シアワセニナレルノ・・？
なんとなく人生、そんな甘いわけないよな・・なんて薄々感じていた私は
男女関係なくゴリゴリに稼げる前職に入社。
仕事柄、人の履歴書を見て品定めする仕事だったので、
なんとリアルに年齢によって価値が変わるんだと言うことを実感した。
その時、
20代の重要さ、やばすぎない？！？！
しかもなんで誰も教えてくれないのよ！！！！
って勝手にムカついていた。
私のムカつきポイントとなるきっかけとなった、「人生は20代で決まる」という本に書いてあった20代の価値については以下。
①重要な出来事の80%は35歳までに決まる
人生に強い影響を与えた経験や出会いは20代に集中している。20代後半からの結婚などのライフイベントがはじまり、30代以降はすでにキャリアが築かれ、家族に対する責任も重く、軌道修正くらいしかできない。
②20代は人生のピークではない
20代は、人生で「もっとも不安定で困難な時期」である。20代で下した決断が残りの人生を形成する。「30-40代はこうありたい」という姿を明確にしたら、辛くとも行動を起こさないといけない。
③最初の10年間で生涯賃金が決まる
20代の仕事は想像以上に今後のキャリアに影響する。故に、生涯賃金の2/3はこの時期どう過ごしたかで決まる。
転職エージェントを経験した私は点が線になったような気がした。
そんなこともあり、年齢毎の転職難易度を記載してみようかなと思う。
【第二新卒：22歳〜25,26歳】
・就活失敗した
・職種が合わなかった
・パワハラがひどい
等の理由から退職する人が多い世代。
第二新卒であれば、ポテンシャルで採用をしてくれる企業が多いので、違和感を感じたり、「もう無理！！！」という状態であれば早めに他の会社を検討して見ても良いかも。ただ、大手などは学歴でスクリーニングをかける事が多い。また、転職歴が多いと書類選考がそもそも通過しなくなる事が多いので、転職を重ねすぎる前に一回相談して欲しいところ。
【油が乗っている華の26〜28歳】
・入社後約3年を経験し、そこそこの事はある程度出来るようになって飽きた
・組織ってこんな感じか・・上が詰まってて上がれないしつまらん
・大手に入れば幸せになれると思ってたのに・・あれ？どうした？
・仕事を夢中になってやれていない自分に嫌気がさす・・
等の理由から退職する人が多い世代。
この年代であれば、そこそこの経験がある即戦力と見なされる事が多いので、企業サイドとしては、今までの経験を活かして転職をして欲しいという要望が多い。少人数のマネジメント経験があれば尚良いが、基本的には、”何が出来るのか”を確実に聞かれる。キャリアチェンジしたいならこの辺りの年代くらいまでにしていけると良き。
【本当のアラサー！29〜32歳】
・迫り来る30代を前にして、自分は本当にこのままでいいのかと考え転職を考える
・結婚を機に、ライフイベントとの兼ね合いに悩む
等の理由から退職する人が多い世代。どうしても今までの経験を武器に戦う必要が出てくる。女性は特に、ライフイベントをどう考えているのか問われやすい。（恐らく面接で聞かれる事はないと思うけれど）マネジメント経験があれば良きだが、ないのであれば何かの専門性があったほうが転職しやすい。未経験からの職種チェンジはほぼ無理ゲー。
てな感じで、20代は1歳、歳を重ねるだけで割とどう見られるかが変わるので、早めに自分の人生と向き合う機会を作る事がオススメです。
ちなみに私は26歳で退職を決意し、目標を立て、27歳で独立しました。理由はシンプルに経営者の父から「事業が軌道に乗るまで恐らく3年は掛かると思うから、早い方がいいぞ」と言われたから。
身近に相談出来る人がいなかったら、
気軽に無料相談にきてくださいまし。
それではまたねん🙃
ありがたやありがたや・・・