友達できるかなという呪い
一年生になったら友達100人できるかなという
恐ろしい言葉がつきまとう。
小学校に入学した時に
同じ幼稚園からの子とはクラスが分かれてしまい
私はクラスでポツンと孤立してしまった。
別のクラスに会いに行くのもなぜかその頃ハードルが高かった。
昼休みになると皆教室から出てしまいほぼ誰もいない教室。
何日かそのまま耐えたけど
流石に自分でもマズイと思い、いま思えばはっきりと
クラスの中でも下の方にカテゴライズされてしまうような
大人しいメンツに声を掛けてどうにかした記憶がうっすらあるのだけど。
結局何をその連中としたか覚えていない。
ただ校庭の遊具の隅っこにいたくらい。
しばらくしてその連中は皆引越してしまい
小学校低学年だけの記憶なので今はどうしているか分からない。
初めて友達を作らなければいけないという使命感を
自分でどうにかした瞬間だったことは覚えてる。
しばらくして双子の兄弟が引っ越してきて
家の方向が同じだったので仲良くなった。
2階の部屋の窓から屋根に乗って
おじさんに怒られた記憶もうっすらと。
だんだん友達グループが変わってしまい
この双子とはつるまなくなったのだけど
そういった陽キャラの連中が周りにいたから
本来の陰キャラの私がどうにか周りとやってこれたのかなと。
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