見出し画像

【仕事が増え続ける🗒️】公立学校の将来が【不安な理由💣】

はいこんちはッ!!ポジティブ先生です🔥
実は私、X(旧ツイッター)をやっているのですが、昨日あたりにツイートした内容が少々バズりまして、今日はそちらについて詳しく解説させていただこうと思います。

問題のツイートがこちらです。

個人的には過去一のバズリ具合でした。
いろんな方に知ってもらったこともあり、一部の方に久しぶりに罵詈雑言を浴びせられて嬉しかったです。(ドM)

さて、本日はこの内容を少し詳しく解説します。

近年では、これまでにはなかった色々な「大事な」教育が新たに学校現場に盛り込まれるようになりました。

小学校からの英語教育、プログラミング教育、金融教育、キャリア教育などなど、、

これらの重要性を否定するつもりは全くありません。
全て子供たちにとって意義のある教育です。

ただ、私は一つ言いたいことがあります。

教員の負担、考慮してくださってます?

公立の教員は、常に膨大な業務に追われています。
もともと全ての業務を定時内に終わらせることができず、膨大な残業時間に苦しんでいたのに、ここにまた新しい仕事を乗っけられてしまったのです。

ちょっと無理じゃないですか?

すでに業務過多になっているところに新しい業務をどんどんぶちこむ。
これ、教員パンクしますよね。
というか、すでにパンクしています。
側から見たら嫌がらせとしか思えないのが正直なところです。

順序が明らかにおかしいと思います。
現状が業務過多なのだから、

まず業務を減らすことが優先であるべきです。
そうですよね?

そして、業務が減って時間的に余裕ができたら、
新しい大切な教育を盛りこんでいくという流れにしなくてはいけません。

コップに水が入っているのに、何も気にせずに新しい水を追加していったら、もちろん溢れてしまいます。
まずは古くなった水をしっかり捨てましょう。

誰だってわかることを、今の文科省、教育委員会、そして現場の管理職はできていないのです。(多分みんな誰かにやってますアピールしたいから)

そして、無理に新しいものを詰め込みすぎた弊害がすでに生まれてしまっています。

それは、全部中途半端だということ。

そりゃそうです。付け焼き刃で小学校の先生にいきなり
「英語教育よろしく!」といったところでできるわけありません。
たかだか数回の研修で十分と判断してるなら、「どんな教育の提供を望んでいるんだ!」と突っ込みたくなります。

そんな状況下では、
本当の英語力は身につかないと考えた方が良いでしょう。

しかも先生の業務が増えた分だけ、その先生の他の仕事のクオリティは当然落ちます。今までは良かったことも、少しずつ質が落ちていきます。
良いことないのです。

「選択と集中」という言葉が一時期はやりましたが、まさに今、教育現場でもっと叫ばれるべき言葉がこれです。

「新しく盛り込む教育」があるなら従来の「何かを捨てる」。
そうしないと「教員の業務量」とのバランスが取れません。

本当に教員を大切にしているなら、「追加しない」考えを持つか、
予算を割いて新しい教育内容を「外部委託」するべきです。

外部委託すれば、専門の先生が来てくれます。
伸びる子はどんどん伸びていくでしょう。

その時間帯は、先生は他の仕事をこなすことができます。
これは現場の先生にとってかなりありがたいはずです。

お金さえかけるべきところにちゃんとかければ、良い教育になっていきそうです。

これまでの間違った「新教育の盛り込み」を今後どのようにしていくのか。
文科省はじめ、教育関係者の動向に期待します。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?