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受験に失敗したら負け組?

はいこんにちは!ポジティブ先生です🔥

本日は、受験に失敗したら負け組?というテーマでお話しさせていただきます。

受験に失敗してしまった子供はとんでもないショックを受けます。

これまで一世一代の大勝負をしたことがない子供が大半なので、本人たちにとっても、受験はめちゃくちゃ大きなイベントです。

成功したらこの上なく嬉しいし、失敗したらとてつもない地獄が待ち受けています。

私は現役時代は大学入試の前期試験に落ちてしまっているので、その気持ちが本当によく分かります。

合格発表の日は、合格かどうかを家や現地で確認した上で、学校や塾に報告に行きます。

その時に、合格した人たちは、ワンランク上の存在のように見えてしまうのです。

合格組はなんかオーラが違うな、と思ってしまいました。

本当は受験に受かったか落ちたかの違いしかないのに、受かったやつは人生の勝ち組で、落ちた奴らは人生の負け組のような錯覚をしてしまうのです。

恐ろしいですね。

タイトルに戻ります。
「受験に失敗したら負け組?」とのことですが、

結論、全く負け組ではないです。

むしろ、人によっては、勝ち組にのしあがるための、人生でも有数の貴重な経験になり変わります。

例えば、国立大学に受かる実力のなかった子が、浪人して、国立大学に行ったとします。

国立大学に行けるかどうかで、王手の企業に就職できるかどうかはかなり変わります。

一年余分に頑張ったことで、給料や雇用形態の良い会社に勤めることができるのです。

これは、国立大学の中でも各偏差値によって同じことが言えます。

地方国立大学しか受かる実力のなかった子が、一年浪人して広島大学や千葉大学といった中堅の国立大学に合格すれば、就職先の選択肢はかなり増えます。

浪人したことによる一年分の差の年収をあっさり埋めてしまうことも容易に考えられます。

加えて、浪人を経験した人の武器となり得るものがもう一つあります。

それは、「とてつもない努力の経験」です。

多分、浪人期は、人生で一番勉強をすることになります。

朝起きてから夜寝るまで、睡眠や食事などの生命の維持に必要なルーティン以外は全て勉強に充てるので、これ以上1つのことに努力する時期というのはなかなかないでしょう。

この経験は、社会に出てからものすごく役に立ちます。

なぜなら、ちょっとした勉強や努力が苦にならないからです。

多少の壁なら難なく乗り越えてしまうメンタルと習慣が出来上がっているのです。

この力は、どんな職業についても役に立ちます。


つまり、受験に失敗したとしても全く負け組などではないということです。

浪人しても切り替えれず、浪人の一年間も全く勉強しなかったというような状況でなければ、多くの人にとっては良い経験になるはずです。

負け組になるか勝ち組になるかは、その後の自分次第なのです。

一度の失敗で潰れてしまわず、努力を続けましょう。

そうすればきっと自分の人生に自信が持てるようになるでしょう。

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