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【教員の闇シリーズ】其の壱「給特法」

こんにちは!
さて、本日は毎週月曜日恒例の大人気コーナー【教員の闇シリーズ】にて、「給特法」について解説させて頂こうと思います。

教員の大変さが世に知れ渡ることで、
学校関係者の方々にこれまで以上に教員を労って頂き、
教員の処遇改善を健気に願う、
一見ネガティブだが、実はポジティブなシリーズです。

本日は「給特法」です。
こちらの法律、正式名称を「教職員給与特別措置法」と言いまして、教員の残業代に関する法律です。

では、早速法律の内容を見ていきましょう。

第三条 教育職員(校長、副校長及び教頭を除く。以下この条において同じ。)には、その者の給料月額の百分の四に相当する額を基準として、条例で定めるところにより、教職調整額を支給しなければならない。
 教育職員については、時間外勤務手当及び休日勤務手当は、支給しない。

出典:公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法
昭和四十六年法律第七十七号

ん?

、、、、百分の四?
4%?

、、、、、、、、、、、、。

、、、、なんだとぉぉッッ!!!??

4%ということは、給料が月額25万だった場合、
残業代1万円じゃないかぁッッ!!!!

待て待て。
たとえ1万円とはいえ、問題は「残業時間」だろ。
もし残業時間が月に5時間くらいなら、時給2000円だ。
なかなか良いじゃないか。
0時間だったら働いていないのにお金がもらえるというわけだ。
そうだ。そういうカラクリなんだろう?

教員の残業時間

めちゃくちゃ残業してるゥゥッ!!!
この表で考えると中学校では、平日3時間残業して、土日に2時間半残業するので、一週間あたり17時間30分残業すると。
そして一月の4週間に直すと、

72時間!!!?

、、、、、、。

どうしてだよぉぉぉぉxおおおおおおおおおおおおおおお!!!!
めちゃくちゃ残業してるじゃないかよぉぉおおお!!!
時給1000円でも7万2000円入ってくるじゃないかよぉぉぉぉおおおお!!!
6万2000円くれよぉぉぉぉぉぉおお!!!

教員

ワロタ。
こりゃあ単純にいじめじゃねえか。

法律に従っているけど違法。(矛盾)

文科省さんよ。
なんとかならんのかい。
公立の教員って公務員なんだぜ?

公務員が定額働かせホーダイって、この国の未来は明るいと言えるだろうか。
そんな劣悪な環境で勤務している人たちに、
この国の子ども達は教育を施されているのか。

よくない!!!(シンプルに)

だって、過労の人ってまあストレス溜まるじゃないですか。
勤務時間長くなるから睡眠時間短くなるじゃないですか。
そしたら余計ストレス溜まるじゃないですか。
ストレス溜まったら、小さいことにイライラするじゃないですか。
で、人によっては、急にイライラが爆発するじゃないですか。

やだよ。
自分の子どもがそんなことの八つ当たりの対象になるのは。
シンプルに健康的に働いていてある程度余裕のある人に
教育してもらいたい。

だから、先生たちには健康で生き生きと働いていてほしい。
それが僕の願いだ。

わかったかい?文科省さん。

よろしくお願いしますよ。

これは制定当時(昭和46年)、
教員の月の残業時間が大体8時間くらいだったから、4%で良いだろう。
ということになったらしいです。

じゃあ、今の実態を踏まえると、そろそろ変えないといけないですよね。
一刻も早く、処遇改善をしていただけることを願います。
未来ある子どもたちを育てる大切な役割を担っているんですからね。

実は最近、
”自民党の特命委員会は教職調整額を2.5倍の10%以上に引き上げる提言をまとめた。”
というニュースがやっていました。
また、月の残業時間を20〜45時間に抑えるとも言っていました。

少し、希望が見えた気がします。
25万円の給料で残業代2万五千円

月に20時間の残業であれば、時給はなんとか1250円。
決して十分とは言えないけど、これが実現されたら、

”まあまあまあ、なんとか納得しようと思えばまあ十分ではないけど
納得してあげても良いかなあ。心を広くすれば。うん。まあ、なんとか。”

くらいには思えると思います。

私は公立の教員ではないため、正直直接的な関係はありません。

ただ、公立が引き上げとなると、
おそらく私立もそれに追随してあげざるをえなくなると思います。

教育界全体が良くなっていはずです。

”教育は、未来の日本の土台づくり。”

未来ある子ども達のために。

みんなで素敵な日本を作り上げましょう。








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