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公立高校No.1!筑波大学附属駒場中高って??

全国で一番賢い高校は一体どこなのか。

前々回は灘高校、そして前回は開成高校について解説させていただきました。

2つの高校が気になる方は、こちらからご覧ください。

これらの高校は両方とも私立高校です。

そして、公立にも、日本No.1ではないかと言われる高校がありました。

それは、東京都世田谷区にある

筑波大学附属駒場中学校です。
通称「筑駒」と呼ばれています。

知名度は灘と開成がかなり高いので、
教育業界におらず、東京圏で暮らしていない人は知らない人も結構多いです。

しかし、この高校もなかなか最強です。

今日は筑駒に詳しくなりましょう。

0. 筑駒の強み

灘、開成ではなく、「絶対に筑駒!」と言う人は実は結構多いです。
この理由は簡単です。

筑駒は公立(国立)なので、授業料が安いのです。

灘、開成ももちろん教育環境は最高ですが、私立なので費用がたくさんかかってしまいます。

筑駒良い教育環境かつお財布にも優しいと言うのが、強く支持される理由の1つです。

1. 筑駒の偏差値

「みんなの高校情報」によると、

筑駒の偏差値は堂々の77!

開成が77, 灘が75だったので、日本屈指の偏差値の高校ということがわかります。

偏差値は60あればそこそこ、65あればかなり賢い高校であると言えるので、77という数字が常軌を逸しているということは、言うまでもないでしょう。


2. 筑駒の進学実績

さて、続いて筑駒の進学実績です。
東大の進学実績は、開成高校が毎年一位なので、それにどれくらい追随しているのか、非常に気になるところです。

いかに筑駒のHPで発表されている2023年度の進学実績のリンクを貼っています。ご興味ある方はこちらからどうぞ。

灘、開成高校と同様に、現役生の合格者について焦点を当てて見ていきます。

ちなみに、筑駒1学年の生徒数は160人程度です。中学生は120人程度で、高校入試で40人新たに募集します。
結構少数精鋭ですね。

まず、現役の東大合格数は71人!
えぐいですね。。

しかも何がすごいかっていうと、開成は一学年400人、灘高校は200人程度なので、人数が少ない中でこの東大合格実績を残していることです。

半分くらいが東大に合格していることになります。

ちなみに、開成は118人、灘は66人でした。
絶対数では開成が一位であるものの、学年の人数に対する東大合格者の比率でいくと、筑駒が一位です。

この辺りにも、筑駒が熱狂的に支持される理由が垣間見られますね。

ちなみに京都大学の合格者は2人。
地理的な理由から、ほとんど東大狙いということがわかります。

医学部合格者は10人なので、医者を排出するよりも、東大に行く子が多い高校みたいですね。



3. 筑駒の入試倍率

さて、気になる筑駒の入試倍率です。

令和5年度の入試についてのデータをHPから確認すると、
志願者数627名に対して合格者128名なので、倍率は4.90倍でした。

やはり倍率はかなり高いですね。
(受験者は100人程度減るので、実際の倍率はもう少し緩くなります。)

国立で学費が安いと言うこともあり、中学入試の倍率は灘、開成よりも高くなっています。
当たり前ですが、相当勉強しないと入ることは難しいでしょう。

さて、本日は筑駒中高についてまとめさせていただきました。

皆さんのお役に立てれば何よりです。

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