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【お金の教育💰】歴史的に被害者が後をたたない絶対に知っておくべき詐欺😭

はいこんにちは!ポジティブ先生です🔥
本日も自称大人気シリーズお金の教育をやっていこうと思います!

今回で第六弾!着々とお金の知識が身についているのではないでしょうか。

さて、今回は【お金を守る方法】について勉強していきましょう。
ぜひお子さんが一人立ちされる前に教えてあげてください。

ズバリ歴史的にも超有名な詐欺の手口を教えます。
どの時代もこの詐欺の手口で騙される人が後を絶ちません。

なんという詐欺かというと、それは

「ポンジスキーム」です。

可愛い名前だなと思ったそこのあなた。超恐ろしい詐欺ですよ。

これはポンジという人が実際にやった詐欺の手口で、あまりに上手くできた仕組みかつ警察に捕まりにくいということで、ポンジ意外にもこの手口を使う人が多発しています。

どういう詐欺なのかを物語風に説明します。

〜ポンジスキームに騙されたA君〜

あるところにA君(35歳)がいます。
A君は入社から必死に貯金をして、35歳で貯金が1000万円を超えました。そして100万を何かに投資をしようかなと考えていました。

A君は大学の先輩から、「月に4%の配当金(お金を預けてくれたお礼)がもらえるところがあるんだ!配当金だけで約2年で2倍になるぞ!」と言われました。

A君は少し怪しいなと思いましたが、とりあえず信頼できる大学の先輩が言っているので、言われるがままに100万円を先輩が紹介した会社に預けました。

するとどうでしょう。
次の月に本当に100万円の4%の4万円が振り込まれました。

A君は「すごい!」と思って、次の月もワクワクしていました。
そして次の月も同じように4万円きっちり振り込まれていたのです。

これは、最高の投資だ!!
全財産の1000万円を入れたら、毎月40万円振り込まれるぞ!!

そう思ったA君は、持っていた全財産1000万円を会社に預けました。

すると次の月、お金が振り込まれなくなりました。


あれ、おかしいぞ?
そう思ったA君は、会社に電話をしましたが、繋がりません。

事務所に行ってみると、そこは空き部屋になっており、以前の会社は跡形もなく消え去っていました。

血の気が引いたA君は、大学の先輩に連絡しました。
大学の先輩は「お前も振り込まれなくなったのか!俺もやられた!」
先輩も同じ被害に遭っていたのです。

A君は裁判を起こそうとしましたが、「〇〇会社は破産申請手続きをとっている。きっと詐欺なんだろうけど、見た目上は破産したということで成り立っているから、裁判で勝てるかどうかはかなり怪しいですね。裁判費用も考えると、リスクは非常に大きいです。」

A君はどうすることもできず、絶望の中で佇むしかありませんでした。

〜完〜

いかがだったでしょうか。これがポンジスキームです。

手口としては、儲け話を提示し、最初の期間は実際に契約通りにお金を渡し、信頼を勝ち取る。

そして信頼されて大きなお金を渡された途端、持ち逃げする。

ちなみに、最初に渡していた配当金は、A君から預かった100万円を切り崩して渡しています。
つまり、詐欺師側は本当にノーダメージなのです。

そして、持ち逃げした後の言い訳が「会社が破産した」なので、犯罪かどうかのラインの見極めが難しく、お金が戻ってくる保証は全くありません。

このような詐欺が、お金の額が大きい小さいに関わらず、頻発しています。
大学生も騙されます。

社会人に比べて手持ちのお金は少額かもしれませんが、大学生の方が知識が少なく騙しやすいので、高校卒業後のお子さんは非常に注意しなければいけません。

恐ろしいですね。

最初に実際に配当金を渡すという行為が信頼につながってしまうようです。
騙されないように注意しなければなりません。

さて、最後に騙されないために、重要なことを2つお伝えします。

1つ目は、知識がないのに投資しないということです。

いくら信頼できる大学の先輩とはいえ、投資については初心者かもしれません。
今回は純粋に良いことを教えたつもりでしたが、もしかしたら意図的に騙そうと思っているかもしれません。
人間窮地に立たされたらなんでもやります。

友人だって騙そうとします。

だから、私たちはきちんと知識を身につけなければならない。
自分がよくわからないものには、絶対に投資してはいけません。

よく分からないのに投資しようとしている自分を客観的にみると、儲けることしか考えていない哀れな自分が丸出しになっていると思います。

そういう場合は大抵失敗します。

自分で勉強し、知識をため、本当に信じられるものに投資をするべきです。


そして2つ目は、相場をきちんと知ることです。

配当金や株価の年間の平均リターンは、適正なところで、3,4%、多くて5%です。年間ですよ。

これを知っていれば、違和感に気づきます。
なぜなら、物語で出てきた月4%という数字は、

年間(12ヶ月分)で表すと48%です。

明らかにおかしいですよね。

配当金やリターンが年間10%を超える額を宣伝していたら、明らかに怪しい集団だということを疑いましょう。

Youtubeやフェイスブック、Xの広告やDMで異常なリターンを謳っている会社がたくさんあります。
全部、ポンジスキームのような詐欺か、もしくは高額なテキストを買わせる詐欺ギリギリの情報商材屋さんです。

ちなみに、高額な(数十万)情報商材で得られる知識は、youtubeやnoteの優良な記事を見つければ0円で手に入れることができます。

たとえ払ったとしても1万円以内に収まるような情報ばかりです。

気をつけてください。

しかも恐ろしいのが、

過大広告を謳っている会社が、有名な芸能人を起用しているのです。

この前見た広告では、
先生役としてドラマでブレイクした芸能人が投資の広告をしていましたが、年利20%と言っていました笑

その人が当時の先生役を彷彿とさせる穏やかな口調で喋った後に、アナウンサーみたいな人が年利20%と言っていたので、そのタレントに悪意はないと思いますが(そう信じたい)、一般的に期待できるリターンよりもかなり大きく宣伝しています。

きっと高いテキストを買わせるか、高い受講料で講義をするか、手数料をものすごく取るか、最悪ポンジスキームだなあと思わざるを得ませんでした。

この世の中は、知識がない人ほど騙されます。

自分たちで知識を武装していくしかないのです。

皆さんのお子さんに少しでもお役に立てれば幸いです。

このお金の教育シリーズは、経済格差や教育格差をなくすために全て無料で公開する予定です。
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それではまた来週!






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