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フィリピン、大晦日〜新年の過ごし方

明けましておめでとうございます。2021年幕開けですね!

去年の後半より、少しずつフィリピン料理のレシピを中心に投稿してきたのですが、今年はレシピだけではなく、フィリピン文化についても投稿していこうと思っています。

今回は、フィリピンのお正月の過ごし方について書きます。

フィリピンのお正月は、とにかく賑やか。

大晦日の夜は、花火や爆竹、ブーっと吹いて大きな音を鳴らすラッパなど、とにかく色んな音が鳴り響いています。

毎年大晦日のニュースには、花火で指を失った人の写真などを公開し、子どもを初め皆に注意を呼びかけるほど。

音をいっぱいたてるのは、悪霊を追い払い、賑やかに新しい年を迎えるためです。

そして、もう一つ欠かせないのは、年越しから新年に食べるごちそう。

クリスマス同様、たくさんの品数を用意して、家族やお客さんで食卓を囲みます。

その食卓に欠かせないものは、丸いフルーツ。旦那のおばあちゃんによると、オレンジ、マンゴーやリンゴ、パパイヤにスイカやメロンまで、丸いフルーツならなんでもOKだそうです。

丸いフルーツは幸運をもたらすとされていて、大晦日の食卓に欠かせないものになっています。

その他のメニューは、家庭やその年により異なるけれど、どれもブッフェのようにお大皿に盛って、テーブルに並べるのがよくあるスタイル。

親戚や近所の人が集まってみんなでお喋りしながら囲む食卓や、大人も子供も叫んだりラッパを吹いたりしてワイワイ騒ぐ年越しのカウントダウン。

静かに除夜の鐘をききながら過ごす日本の大晦日もいいけれど,コロナ後のフィリピンで久しぶりに味わいたいなぁ、としみじみ思うのでした。

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