見出し画像

投資したお金を誰と何に使うのか?

今日は天気が雨模様。
どうやら雪が降る可能性もあるらしいですね。

こういう日はコーヒーを飲みながら、考えごとをするのが楽しい。

断捨離をする中で、物を整理するだけでなく、思考の整理をしています。

いずれ死が近づいてくると、モノは不要になるだろうし、お金も不要になるなとふと思い立ちました。
相続して子供に引き継ぐのでしょうが、まああまり残し過ぎてもどうなのだろうか?と考えたりします。

仕事で相続の事案に携わったこともありますが、対策のために資金と時間を投じる。
なんとも言えない気持ちです。

つまり所有すると言うことだけで、コストがかかると言うこと。

今、投資しているNISA枠の投資信託、株式、自宅や服ですら、いずれ手放す時がくるのだろうと考えると、増やすことばかりに目を向けている場合でもなさそうだと感じます。

妻にも「増やしたお金はいつ使うのか?」と問われて、即答できなかった。

おそらく自分自身の中で、長期投資正義主義に陥っているのでしょう。

勿論、長期投資は非常に大切なことであるものの、手段でしかないです。

まず考えなければならないのは、どうありたいか?何を目指すか?と言うこと。

目的を考えること。その上で目標を立てていくこと。

これは仕事にも言えることかもしれません。

投資はあくまで目的達成のための手段であると言うことに、妻の一言で気付かされました。

そう考えると、入ってくるお金をどうするか。

いつ?
どこで?
誰と?
何に?
なぜ?
どのように?

使うのかと言う5W1Hを考えながら、お金と向き合うことが重要なのかもしれません。

株式投資を始めた頃は、増えるのが楽しくて増やすことが目的になっていました。

そして今も、増やすのが目的になっているかもしれません。

お金が増える=経済的な不安は減る

とも言いますが、逆に

お金を減らす恐怖を抱えることにもなります。

投資をしていく中でこういった不安も若干ながら持つようになりました。

所有すると言うことは手放す怖さと付き合うと言うことなのかもしれません。

そう考えていくと、最近、自分が断捨離に興味を持ちはじめたことの理由は手放す怖さを知るということの警鐘なのかもしれません。

学ぶべきは増やし方よりも手放し方と言うことになりそうです。

手放し方を学ぶにはどうすべきかと考えていくと、

・物理的な量を減らす

・選択肢を減らす

・やらないことを決める

紐解くと、引き算をするということかなと考えております。

書籍を読んでいると大抵が足し算よりも引き算での考え方を提唱しているので、概ね外れてはいないかと。

と考えていくと、まずは少しでも減らすと言うことに重きを置くことになります。

知識に関しても詰め込むよりも減らすことが大切かもしれない。

インプットしすぎのことを知的メタボといったりもするらしい。

それよりもいかに自分自身で考えてアウトプットするかの方が重要ということです。

お金を増やすのも、老後の生活費に充てるとか、子供の教育資金、自己投資のためといった使う目的のために増やすということ。

勿論、単純に増やすのが好きという人もいても良いと思います。

とは言え、増やした先に自分が何を求めているのかを考えることで足るを知ることもできるかもしれません。

最近、FIREしている方がコミュニティを作っているのSNSで見ました。

お金からは自由になったとしても、人間関係は切っても切り離せないのでしょう。

FIREしたい方の目的は人それぞれでしょうが、今の仕事や生活にネガティブな印象を抱いている方もいるように見受けられます。

FIREするために今の生活を我慢しているような方もいるようで、なんとも言えない気持ちになります。

アリとキリギリスで言うところの、アリの実直さや真面目さは非常に大切だとは思います。

しかし、将来のために今を犠牲にするのが果たしてベストなのかと見ることもできます。

勿論、犠牲にするのではなく、将来のための準備期間と考えることもできます。

いろんな視点で考えていくと、答えは簡単ではなさそうです。

時間は誰しも有限ということを考えていくと、増やし過ぎないということはキーワードになるかもしれません。

私自身は自分のために何となく使うことも多かったので、変化させていければ良いなと考えています。

お金は手段でしかない。

使い方にその人の価値観が現れる。

以前にも紹介しましたが、DIE  WITH ZEROは自分を振り返る際に読みたい一冊。

お金よりも大事なことを学ぶには最適かと感じます。

特に資本主義に生きている我々だからこそ、学ぶべきだと感じます。


池上 彰 氏 監修のお金と生き方の教室は子供と一緒に読みたい一冊です。

お金の意味や、インフレ・デフレ、投資等について幅広く学ぶことができます。

学校の授業で小学生の時に学びたかった。。


お金か人生か はFIRE以前に心構えを学ぶ上で、自分自身の価値観を知ることができる一冊。

FIREの話もありますが、自分の中の大事な価値観を考えるきっかけになります。


お金と向き合うとミニマルな考えになっていく不思議。

過去の記事を見ていたら、2年前もミニマルに憧れている。。

どうやら減らすことは進歩していないようです。笑



最近読んでいる本の中で、人生について考えるヒントになった本を最後にご紹介します。


たくさんの方々の一生を研究している幸せな人生とは何か?を考える一冊。

誰とでもいつでもSNSなどを通してつながることができる現代。

たくさんの情報やモノに囲まれていることは幸せなようでそうでもない。

人との関わり方、関係性について省みることができる一冊。

まだ読んでる途中ですが、今後について、今の自分自身に考えるきっかけになっています。

よければ読んでみてください。




この記事が参加している募集

この経験に学べ

お金について考える

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?