A10神経とは

同僚に借りたNHKスペシャル「脳と心」のDVD(初回放送1994年)、
一番わかりやすそうな「愛情について」を見ました。
初めて耳にする「A10神経」という言葉。

A10神経とは、、、
・脳内の神経系で、精神系だけを走るもの
・快楽神経とよばれている
・感情の源である情動をつかさどっている
・脳幹⇒視床下部⇒偏桃体⇒前頭葉

愛情のルーツはこのA10神経だそうです。
愛情は脳から生まれる、人間が生まれながらにして持つ本能です。
「偏桃体」というところで特定の相手に対して「好き」か「嫌い」かを一瞬にして判断し、「好き」だと快楽を感じてドーパミンが放出されます。

この「偏桃体」の機能が発達するには、
生まれたときから愛情を与えられている環境で育つ必要があります。
赤ちゃんの脳は生まれてから急激に発達し、
3~4歳までが最も重要です。
ある研究では母親がうつ病だと、赤ちゃんの精神状態にも影響し、
脳波を測ると赤ちゃんもうつ病だったという結果が出ています。
幼児期にどのような愛情を与えられていたかで、
大人になってからの人間関係にも大きな影響を及ぼすそうです。



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