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「ギャンブル依存症」と脳内ホルモンの関係

ギャンブルや他の依存症が脳内の神経伝達物質(脳内ホルモン)に関連していることはよく知られています。特に、ドーパミンとノルアドレナリンという脳内ホルモンが重要な役割を果たしています。

ドーパミンは快楽や報酬を感じる際に分泌され、ギャンブルなどの行為で勝利や報酬を得ると、ドーパミンが分泌され、快楽を強く感じます。この快楽を追い求めることで、ギャンブル依存症に陥ってしまうのです。たとえ負けても、「次がある」「次は勝てる」と思うことで刺激を求めてしまいます。

一方、負け続けるとストレスや不安が高まり、ノルアドレナリンが過剰に分泌されます。これにより、不安や恐怖が増大し、ギャンブルによる快楽を求める行動が強化されると同時に、不安や焦燥も増加します。アドレナリンの増加によって、不安や焦燥がさらに助長されます。このような状態が続くと、ギャンブルから抜け出すことが難しくなります。

また、視野も狭くなっているので、ギャンブルに必要な資金や借金についても嘘をつき、場当たり的な対処をすることで周囲の信用を失っていきます。

依存症に陥ると、自らの意志では脳内ホルモンをコントロールすることが難しくなり、心理的なサポートや専門家の指導が必要になります。

ドーパミンは依存症を引き起こし、人生に破滅をもたらす一方で、夢実現の力にもなります。
私たちの行動に密接に関わる脳内ホルモン「ドーパミン」を、破壊ではなく未来を切り開く力に活かしたいですね。

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